スマホ依存症で悩んでいる女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

「依存症」。

誰しも一度は耳にしたことがあるでしょう。

 

アルコール、ギャンブル、ケータイ、

薬物、買い物、恋愛…などなど。

 

巷には様々な依存症で

あふれかえっています。

 

そして、ストレスを多く抱え込みがちな

現代社会では、依存症になる人が急増しています。

 

あなたの周りには、

依存症の人はいませんか?

 

もしくは、

あなたは大丈夫ですか?

 

今回からは、

この依存症の基本的なところを

お伝えしていきます。

 

知識を身に付けて、

依存症を予防しましょう!

 

 

コタロウ♂コタロウ♂

ストレス社会で依存症になる人が増えているようだけど、「依存」と「依存症」はどんな違いがあるのかな?

サクラ♀サクラ♀

依存症は誰もがなる可能性のある病気だから、どういうものかをきちんと理解しておく必要があるみたいね。もゆる先生よろしくお願いします!


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「依存」と「依存症」実はまったく違う!?日常生活に支障を出さないために知っておくべきこと!

 

そもそも、「依存」と「依存症」、

これらは実は異なるということを

知っていますか?

 

「依存」とは、

“一定のことを繰り返さないと

満足できない状態のこと” を指します。

 

この状態は下のような違う言葉で

言い換えることができます。

    • “趣味”
    • “嗜好”
    • “クセ”

 

ある特定の何かに

深くハマってはいるものの、

自分自身で抑制することが

できるレベルです。

 

これは、

生活に大きな支障はない状態です。

 

むしろ、適度な依存であれば

ストレス解消することもできるので、

それほど問題はないと考えられます。

 

「依存症」とは、

“ある特定の何かにより、日常生活に

支障が出ていること”を指します。

 

また、仮にやめたいと思っていても

やめられず、依存の対象で

頭の中でいっぱいの状態をいいます。

 

 

依存症は紛れもなく「完治しにくい慢性疾患の病気」ということ!その理由は「脳の◯◯」のせい!?

 

依存症は誰もがなる可能性のある

病気ではありますが、その中でも

依存症に陥りやすいタイプの人がいます。

 

  • ストレス発散が上手にできない人。
  • 依存症の人がいる家庭で育った人。
  • 心の病気にかかっている、もしくはかかったことがある人。

 

上記にあてはまる人は要注意です!

 

上記以外の人でも、

依存症は依存の対象となるものに

触れる環境と、なにかしらの

きっかけがあれば誰でも陥る可能性があります。

 

(例)アルコール依存症の場合
お酒を飲める体質 + 飲める環境 + 飲酒量が増えるきっかけ = 発症

 

このように、

依存症は決して悩みが多い人や

心が弱い人がなる特別な病気ではありません。

 

そして、

依存症は非常に再発率の

高い病気としても有名です。

 

脳は依存していた時の快感を

記憶しているので、依存対象に

接触するきっかけがあれば

瞬時にその快感はよみがえってきます。

 

特にアルコールや薬物の依存症は、

自分の生命にダイレクトに

影響があると分かっていても、

「また手を出してしまう…」

というのは脳の記憶(快感の記憶)の

せいなのです。

 

 

大切なのは「ひとりで悩み過ぎない」ということと「誰かに相談する」こと!!

 

もし、

「自分ってもしかしたら、依存症なのかも…」

と思ったのなら、その時があなたの変わる

チャンスの時です。

 

1番恐いのは

依存症に気が付いていない状態、

また気が付いていてもそれを

「なんとかなる」と放置してしまうことです。

 

依存症を

自分だけで改善することは

なかなか困難なのが現状です。

 

まずは医師や専門家に相談したり、

カウンセリングを受けたりして、

プロに話をしてみましょう。

 

大切なのは

「ひとりで悩み過ぎない」ということと

「誰かに相談する」ことです。

 

ストレスが溜まってしまった、

自分では抱えきれない悩みがある、

そんな方は、信頼できる人に相談したり、

カウンセリングを受けるなどしてみましょう。

 

解決の糸口が

見つかるかもしれません。

 

次回も依存症について

お伝えしていきたいと思います。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる