色彩心理学を学んでいる女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

夏真最中のこの季節。

 

夏バテ気味だったり、やる気や体力も

失われ気味だったりしていませんか?

 

もちろん、暑さやエアコンなどの

影響もありますが、

実はあなたの部屋の色彩に

大きな落とし穴があるかもしれません。

 

部屋の色のせいで、

家でリラックスできなかったり、

やる気が起きなかったりする

可能性があるんです!

 

今回は、

あなたのお部屋でも活用できる、

カウンセリングルームでも

用いられる色彩心理学をご紹介していきます。

 

 

チョコ♂チョコ♂

お部屋のインテリアの色彩の選び方によって、心理学的に色々と影響があるみたいだね。

ハナ♀ハナ♀

色彩心理学を上手に活用することで、心にも体にもいい刺激をもたらしてくれるみたいよ。もゆる先生よろしくお願いします!


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あなたの身に付けている衣服やアクセサリーからも!色彩がなぜ体に影響を及ぼすのか!?

 

「色」は目だけに影響を与えている

わけではありません。

 

「色」というのは「波長」であり、

レントゲンで使われているX線や

電波などと同様のものなのです。

 

私たちの目には見えませんが、

色と同じように身近にあるのが

「赤外線」や「紫外線」です。

 

最近では、赤外線で人体を暖める

ヒーターがあります。

 

また、紫外線は日焼けや、

シミ・ソバカスの原因となる

メラニンを生成させます。

 

このように、

赤外線や紫外線が人体に影響を

与えることは周知の事実ですが、

目に見える色が人の体に

影響を与えることは、

あまり知られていません。

 

実は私たちの体は、

皮膚からも色を感じとっており、

気づかぬうちに影響を受けているのです。

 

普段何気なく身に付けている

衣服やアクセサリー、

部屋のインテリアの色からも、

体を温めたり冷やしたり、

 

気持ちを興奮させたり

憂鬱にさせたりと、

色彩から様々な影響を

受けているのです。

 

 

あなたのお部屋、カラフル過ぎていませんか?情緒不安定なのはその部屋の色彩のせいかも!?

 

あなたのお部屋は、約何種類の色で

コーディネートされていますか?

 

カラフル過ぎるお部屋に住んでいると、

色への感度が鈍くなり、

情緒不安定になりやすく

なってしまいます。

 

自分の部屋を見渡してみて、

たくさんの色で溢れていたら、

部屋の中に見える「色の数」を

減らしていきましょう。

 

特に赤や黄色などの目立つ色や、

黒などの重たい色の割合が多い場合は、

それを取り除いたり、

日頃は目につかないように

収納したりしてみましょう。

 

ただし、一色だけにしたり、

同じ系統の色だけで揃えたりする

コーディネートはあまりおすすめしません。

 

一色だけに偏ると圧迫感が生まれ、

その色のネガティブな効果が

出やすいといわれているからです。

 

家具やカーテン、壁や扉の色も含め、

大きい面積のものは3~4色程度で

まとめるのがおすすめです。

 

 

変わりたいと思ってはいるけど、やる気が起きない…そんな時は部屋に「白」を増やしましょう!

 

今の自分から変わりたい、

そう思っていても家に帰ると

「まあ、いっか。」とやる気が

失せてしまうことはありませんか?

 

そんな人のお部屋には、

茶色が多く見えているのかも

しれません。

 

例えば、

壁や扉やインテリアに

“木材”が多く使われているなど。

 

茶色は保守的な意味合いが非常に強く、

安定や安心感を促す効果が抜群なのです。

 

精神的に不安定な時や苦しい時には

助けてくれる良い色なのですが、

心機一転したい時、

新たな挑戦をしたい時には

不向きな色です。

 

変わりたい!と思った時に、

その気持ちを後押ししてくれる色は

「白」です。

 

白にはリセットや

浄化の意味があります。

 

茶色は少し遠ざけ、

部屋に白いものをプラスして、

今の自分から抜け出しましょう!

 

 

夏バテ気味のあなたへ!暑い夏を切り抜けるための「涼」の色は??

 

夏におすすめの色は、ズバリ、

青系の色です。

 

青っぽい色を身につけると、

体温や心拍数が低下するという

研究データがあります。

 

また青には、

神経伝達物質の一つである

セロトニンを分泌させる

作用があるので、

気持ちを落ち着かせてくれます。

 

寝具をブルー系にしてみると、

いつもより涼しく、

またリラックスして眠れるかもしれません。

 

 

「色彩心理学の効果」を上手に活用すれば人生バラ色に!?色の意味をたくさん知って、自分に生かそう!!

 

人の体と色は、

私たちが想像している以上に

関連しています。

 

私のカウンセリングルームでも、

クライアントの潜在的な心を探ったり、

安心・安定させたりするために

色を多用しています。

 

日頃生活する部屋のコーディネートで

気分を保つのはもちろん、

ここぞという時には、

洋服やアクセサリー、

小物の色などにも気を配ってみると、

なりたい自分に近づけるかもしれません。

 

ぜひ、あなたも

色の効果を活用してみてください!

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる