上司からパワハラやモラハラを受けている女性社員

 

代表カウンセラーの遠藤まなみです。

▶ 遠藤まなみのプロフィール

 

「あなた、いい加減に

給料分の仕事しなさいよ」

 

「ノルマ達成できないのなら

辞めてくれないかな?」

 

「鈍くていいわね、

私ならとっくに会社辞めているわ」

 

このように、

繰り返し浴びせかけられる

上司からの暴言や嫌がらせの数々。

 

パワハラで悩み、

毎日を憂うつに過ごされている人は

多いと思います。

 

また、

妬みなどから陰口をたたかれたり

無視されたりと、職場でのモラハラも

大きな問題になっています。

 

我が事務所でも、

パワハラとモラハラで

カウンセリングを受けている人が

多くいます。

 

そこで今回は

「職場パワハラとモラハラの違い」

そして「対処法」を書かせて

いただこうと思います。

 

 

ハナ♀ハナ♀

パワハラとモラハラは同じようなイメージがあるけど、いったいどんな違いが隠されているのかしら?

チョコ♂チョコ♂

パワハラやモラハラを受け精神的にカウンセリングを受ける人が急増しているみたい。ストレス社会の大きな問題にもなっているようだね。まなみ先生よろしくおねがいします!


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「パワハラ」と「モラハラ」の違いと特徴とは!?まずは理解しておきたいパワハラの6タイプ!!

 

まずは

知っている人もいると思いますが、

パワハラとモラハラは基本的には

同じハラスメント、

つまり「嫌がらせ」です。

 

ではこれから、

パワハラとモラハラの違いと

特徴を挙げていきます。

 

まずパワハラとは、

パワーハラスメントのことで

主に職場内で起こります。

 

地位や人間関係、

優位性などを背景に

加害者が被害者を精神的・身体的に

参らせる行為のことをいいます。

 

一般的には上司が加害者で

部下が被害者というケースが

圧倒的です。

 

また、

女性の場合はボス的な女性社員が

加害者で、優しく弱そうな人間が

被害者になります。

 

被害者にとってだけでなく

会社にとっても

不利益になることが多く、

本来は会社全体で取り組むべき

問題と言えます。

 

ただ、現実は会社全体が

パワハラの温床になっているようです。

 

そして、

具体的なパワハラは

6つに分類されます。

 

1 精神的な攻撃
人目のあるところで罵倒される、叱咤される、恥をかかさせるなどの攻撃のことです。
2 身体的な攻撃
蹴る、叩く、殴るなどの文字通りの攻撃のことです。雑誌で顔を叩く、頭を叩くなども入ります。
3 人間関係からの切り離し
一人だけ孤立した席にさせる、送別会や会議に出席させない攻撃。
4 過大な要求
なれない仕事をおしつけられる、無理とわかっていることを依頼されるなどの攻撃。
5 過少な要求
事務職なのに掃除だけやらせる、営業なのにコピー取りだけやらせるなどの攻撃。
6 個の侵害
配偶者について悪口を言われる、恋人について執拗に質問されるなどの攻撃。

 

 

パワハラの7つの特徴とは!?他人の揚げ足を取り優越感に浸ってはいませんか?

 

1 ターゲットは一人
一人だけをターゲットにして、そのターゲットにだけ違う態度をとり続ける。上司は優越感を感じているため、終わることはありません。
2 ストレス解消のターゲット
日ごろのうっぷんを部下にぶつける上司もいます。ストレス解消のはけ口です。日によっても違うため対処が難しいです。
3 解雇をにおわす
主に派遣社員などの立場が弱い人間に対して行います。いつでも取り替え自由解雇できるなどと発言するのが特徴です。
4 揚げ足を取る
ターゲットとなる部下の揚げ足を常に取るタイプです。狙われており快楽になっているので、ターゲットには非常に厳しい態度をとります。
5 早出出勤を強要する
30分や1時間の早出出勤を強要します。上司自身はいいかげんな出勤であることも多いです。周りでターゲットだけが早出出勤なら立派なパワハラです。
6 無理難題な業務を押し付ける
ターゲットにのみ無理な仕事を強要します。できないと人前で叱咤します。
7 陰で噂話を流す
悪意がありターゲットを陥れるために陰で噂話を流します。ターゲットの前ではにこやかな顔をし裏と表、二枚舌の典型です。

 

 

モラハラとは!?自分が加害者ならないために理解しておきたいこと!!

 

モラハラとは、

モラルハラスメントのことです。

 

簡単に言うと物理的な暴言を

伴わない精神的な暴力、

嫌がらせのことになります。

 

加害者と被害者が存在し、

加害者は被害者の非難しやすい

ポイントをみつけ、ねちねちと

攻撃し精神的に追い詰めていきます。

 

加害者の目的は、

被害者の価値を下げることであり、

加害者は被害者を見下すことで

優越感を得ます。

 

他人を攻撃することによって、

加害者は自分の自尊心を穴埋め

しているとも言われています。

 

加害者は常に同じことを

繰り返す傾向があり、被害者が

何かを譲歩したからといって

加害者を止めることはできません。

 

 

モラハラをする人の特徴5タイプとは!?マウントを取るコミュニケーションが多くありませんか?

 

1 自己中心的である
モラハラする人は自分が世界の中心であり自分の要望や願いは何でも叶えられるべきだという、子どものような考え方をしてします。相手も自分と同じ価値感を持っている思い、合わせることができないので人間関係でトラブルの原因になります。
2 他人を見下した言動をする
モラハラをする人は他人を見下す言動や行動をとるという特徴があります。   モラハラをする人にとっては自分以外の他人は感情のある人ではなくモノであり自分の欲望を叶えるための道具として見ています。敬意を払わないので失礼な行動をとって反感をかってしまいます。
3 他人をコントロールする・利用しようとする
モラハラをする人は被害者となる人を人間と見ておらず物、道具、おもちゃのような自分の意のままに操れる存在であると考えています。そのため、相手の意見を尊重せず、時に脅しや恫喝のような手段を使って自分のわがままを突き通すような言動をします。モラハラ加害者はコントロールをすることで自分の身に起きた面倒な事や上手くいかない事があると被害者に対して八つ当たりをしてしまいます。
4 自分の思い通りにならないと不機嫌になる
モラハラをする人は他人を道具のように思い自分の思い通りに動くことに喜びや快感を覚えます。思い通りにならない時は脅したり不機嫌になったり自分の思い通りになるまでモラハラを続けます。
5 マウントを取るコミュニケーションが多い
モラハラする人は「どうすればマウントを取れて自分の思い通りに相手を動かせるか」というコミュニケーションの方法を人生の中で学んできたので、相手を支配するために繰り返します。

 

 

パワハラやモラハラは改善できる!?ポイントは1人で悩まず「第三者への相談」もしくは「認知カウンセリング」が効果大!!

 

パワハラやモラハラは

改善することができます。

 

ただ、一人で悩み苦しんでいては

解決になりません。

 

第三者に相談するのも良いですし、

認知カウンセリングを受けて

問題解決ができるような方法を

探さなくてはいけません。

 

一日も早く穏やかな平和な日々を

取り戻して下さい。

 

次回はパワハラ、モラハラの

チェックカウンセリングを含めた

対処法を書かせていただきます。

 

遠藤まなみでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ