引きこもりになり学校を休学している女子大生の女の子

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに家から、もしくは

部屋から出ることができずに

いる人はいますか?

 

社会問題にもなっている

「引きこもり」。

 

いまや10代や20代だけではありません。

 

会社員や主婦など、大人になっても

何かしらのきっかけで、

引きこもりになってしまう人が

多くいるのです。

 

もし、

家族や身近な人に引きこもり、

もしくは引きこもりになりそうな

人がいるならば、ぜひあなたがそっと、

その人の新しい一歩を踏み出すための

お手伝いをしてあげてください。

 

今回は、「引きこもり」について

お話ししていきます。

 

 

チャチャマル♂チャチャマル♂

「引きこもり」っていう言葉をよく聞くけど、最近は10代、20代だけでなく30代~50代以上の人でも引きこもりが急増しているみたいだね。

リン♀リン♀

今回は「引きこもり」になってしまった場合の考え方や改善方法、さらに「引きこもり」になりやすいタイプも紹介しているからぜひ参考にしたわね。もゆる先生よろしくお願いします!


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いったいどうなったら引きこもりなのか?定義は?

そもそも、引きこもりの定義を

知っていますか?

 

引きこもりとは、

「仕事や学校に行かず、

かつ家族以外とほとんど交流せずに、

6ヶ月以上自宅や自室に

引きこもっている状態」

をいいます。

 

内閣府が発表している

「子供・若者白書」では、

データ・分析を行っており、

 

2015年の調査結果

(現時点では最新)では、

広い意味での引きこもりは

54.1万人もいると報告しています。

 

ちなみにこの広い意味での引きこもりとは、

 

  1. 自室からほとんど出ない。
  2. 自室からは出るが、自宅からは出ない。
  3. 普段は自宅にいるが、近所のコンビニなどには出かける。
  4. 普段は家に居るが、自分の趣味に関する用事の時だけ外出する。

 

という内容です。

 

狭い意味での引きこもりになると、

1~3までを指します。

 

理由はそれぞれ様々ですが、

ともかく何らかのきっかけで

社会生活を送れなくなって

しまった人は、この日本に

54万人以上いるということです。

 

また、この調査は

15~39歳が対象となっているため、

40歳以上の人は含まれていません。

 

それに加えて、“引きこもりがち”に

なっている人も含めれば、

相当な人数になってしまうことでしょう。

 

引きこもりは、

本当に深刻な社会問題なのです。

 

 

「引きこもり」になりやすいタイプとは!?メインキーワードは「自己開示」「感情表現」「ストレス耐性」の3つ!!

 

引きこもりの原因は?どんな人がなる?

引きこもりになってしまうきっかけは

多種多様ですが、大きく見ていくと

何らかの人生の大きな転機を迎えたとき、

もしくは迎えようとしていた時に

起こったケースが多いようです。

 

また、本人の性格として、

自己開示や感情表現が苦手であったり、

ストレス耐性が低かったりする人が

圧倒的に多いのです。

 

大きな転機とは、例えば

入学、進学、就職、転職、リストラ、結婚、出産、病気

 

などです。

 

これらもしくはその他の転機が

うまく進まなかった時に、

引きこもりに陥ることがあります。

 

また、

自分を素直に表現することが

不得意な人は、些細なきっかけでも

引きこもりに陥るケースが

あるということです。

 

つまり、

引きこもりとは決して特別な人や

劣っている人がなるわけではなく、

どんな人でもなる可能性のある

状況なのです。

 

自分は絶対ならない、

我が家の家族は心配ない、

などと安心は禁物ということです。

 

 

「引きこもり」は社会復帰するための「リハビリ期間」と理解することが大切!専門カウンセリングを受けるのもおすすめ!!

 

もし、家族が引きこもりになってしまったら…

まず大前提として

考えてもらいたいのは、

引きこもりになってしまった状況下で

一番苦しんでいるのは本人なはずです。

 

もちろん、

家族も様々な辛い思いを

余儀なくされていると思いますが、

本人は常に不安感や劣等感、

罪悪感に苛(さいな)まれています。

 

他の人よりも怠けている、

甘えているという風に

見えてしまうかもしれませんが、

そうではありません。

 

本人は本人でもがき、

あがいているのです。

 

そして、道を見出すことが

できないでいるのです。

 

引きこもりから

抜け出させようとするのならば、

絶対に焦りは禁物です。

 

また、改善するために

無理に外に連れ出そうとすることも、

本人の精神的負担になるので

ほどほどにしましょう。

 

ありのままを受け入れ、認め、許し、愛してあげること

引きこもりになるのは、

必ず何かしらのきっかけがあったはずです。

 

まずは

そこが何だったのかを見つけ出し、

その原因を根本から見直すことが大切です。

 

そして、

先ほども記述しましたが、本人は

家族にもわからないほどの不安感、

劣等感、そして罪悪感を抱えています。

 

そこを少しでも緩和させてあげるよう

心掛けてください。

 

引きこもりであろうとなんであろうと、

ありのままのその人を認め、許し、

愛してあげてください。

 

そうすることにより、

本人も安心し、その愛情に

こたえようと何かにチャレンジする

そぶりを見せてくれるかもしれません。

 

家庭の中で本人の精神的居場所を

作ってあげるのです。

 

ただし、

焦りや期待はしてはいけません。

 

本人との接し方に困ったら、

専門家に聞いてみるのもよいでしょう。

 

また、本人でなく

家族がカウンセリングを受けるのも、

接し方を学べるので十分に効果があります。

 

決して諦めずに、本人と一緒に

前向きに進んでいきましょう。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

チャチャマル♂チャチャマル♂

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!

リン♀リン♀

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