発達障害が発症し引きこもりになってしまった若い女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

全国に54万人以上いるとされている

引きこもり。

 

若年層だけでなく、40歳以上でも

引きこもりになってしまっている

人々がいます。

 

彼らは様々なきっかけで

引きこもりになってしまったのだと

思いますが、

 

そこには多くの引きこもりで

悩んでいる人が当てはまる

共通点があります。

 

それは、発達障害です。

 

発達障害は子どもだけの

障害ではありません。

 

大人になってから発達障害が原因で

悩んでいる方が多くいるのです。

 

今回は

引きこもりと発達障害の関連性と、

発達障害の早期発見の

重要性についてお話ししていきます。

 

 

モモ♀モモ♀

発達障害は生きにくさを感じる人が多いと言われているけど、本人や家族、周囲の人がよく理解して日常生活を工夫していくことが大切なことね。それにしても発達障害と引きこもりにはどんな関連性があるのかな?

ソラ♂ソラ♂

今回は引きこもりと発達障害の関連性と早期発見や治療法などについても紹介されているからぜひ参考にしたいね。もゆる先生よろしくお願いします!


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発達障害と聞くと、

“子どもの障害”というイメージを

持っている人が多いと思います。

 

しかし、

実は大人になってからも

発達障害で生きづらい人生を

送っている人がたくさんいるのです。

 

なぜ、

本人や周囲が発達障害であることに

気づけないことが多いのかというと、

 

家族や周囲の発達障害に対する

知識不足と発達障害への誤解が

あるからだと思われます。

 

発達障害=“知能の遅れがあって、

勉強ができない子ども”という誤解を

している人が多いですが、

これは大きな間違いです。

 

発達障害にも様々なタイプがあり、

アスペルガー症候群

ADHDなどの発達障害の場合は

 

知能の遅れがないため、

学業に遅れがない、

もしくは平均より優れていることも

ざらにあるのです。

 

学校での成績が良いと、

性格や日常生活に少し変わった点や

問題点があっても、親や先生は

目をつぶりがちです。

 

そのために、

本人の発達障害は気づかれず大人になり、

高校や大学までは卒業できても、

社会生活を余儀なくされた時に、

壁にぶつかってしまうのです。

 

その結果、

引きこもりになってしまう、

ということです。

 

 

引きこもりの70%は男性!?早く気づいてあげて欲しい引きこもりと発達障害の関連性!!

 

現段階では

引きこもりになっている人の

約7割は男性であるといわれています。

 

これは、

発達障害の男女比率も

関係していると思われます。

 

例えば、

アスペルガー症候群であれば、

男性は女性の3倍程度だと

されています。

 

他の発達障害でも、

概ね男性の方が割合として多いのです。

 

発達障害を持っている大人は、

日常の生活習慣を自己管理するのが

苦手であったり、

 

人間関係やコミュニケーションが

苦手であったり、

感情のコントロールが

うまくできなかったりします。

 

これらはあくまで一例ですが、

上記のようなことが重なって

社会のストレスに耐えられなくなり、

引きこもりを引き起こすことが

多くあります。

 

完全なる引きこもりになる前に、

家族や周囲が本人の精神状態、

そして発達障害に気づいて

あげることが肝心なのです。

 

 

引きこもりになる前に!大切なことは「発達障害を疑うこと」と「適切な治療」を受けること!!

 

子どもも大人も、

既に治療するには遅い、、、

なんてことはありません。

 

自分の子どもや家族は発達障害かも、、、

または引きこもりがちになってきた、、、

 

という方は、

まず本人が発達障害かどうかを

チェックしてください。

 

もちろん、

発達障害であっても、

充実した人生を楽しく

送っている人はたくさんいます。

 

自分が発達障害だということを

知らずに生活した方が、

スムーズに過ごせる人もいます。

 

しかし、

本人も周囲も発達障害であることに

気づけず、苦しみ続けている方々が

非常に多いのです。

 

ですから、専門家から

カウンセリングを受けてみたり、

発達障害について調べてみたり、

 

最近では「発達障害外来」という

診療科のある医療機関もあるので、

本人あるいは家族と一緒に、

 

場合によっては家族だけでも、

診察されてみるのも

良いかと思います。

 

引きこもりも発達障害も

早めの適切な支援やサポートを

受けることが大切です。

 

しっかりと治療を受けて、

不安な気持ちから解放されましょう。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

モモ♀モモ♀

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!

ソラ♂ソラ♂

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