心の扉メンタルカウンセリング横浜、カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

あなたの家族や恋人、身近な人に、少し異常とも思えるような心の不安定さ、相手への束縛をする人はいませんか?

 

近頃、日常的に使われる言葉、メンヘラのような…でも少し行き過ぎているような…。

そんな人のことを、ただの「メンヘラ」という言葉だけで片付けてしまってはいませんか?

 

もしかすると、それは心の病気かもしれないのです。

病名は「境界性パーソナリティ障害」

 

今回はメンヘラと境界性パーソナリティ障害の共通点、そして、境界性パーソナリティ障害の特徴や治療法についてお話ししていきます。

 

 

モモ♀モモ♀

「境界性パーソナリティ障害」は「情緒不安定-人格障害」のひとつとされているけど、たしかに最近は単純に「メンヘラだから…」で片付けてしまっているケースが多いみたいね。

ソラ♂ソラ♂

「メンヘラだから…」で終わりにしないで、きちんとした治療をしていくことが大切だね。今回は「境界性パーソナリティ障害」の特徴や治療法が詳しく紹介されているから、気になっている人にはぜひ参考にしてほしいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!

 

そもそも「境界性パーソナリティ障害」って何?心の病気?原因は?遺伝なの?

 

まずは、境界性パーソナリティ障害とはどんな病気なのか、というところからお話ししていきます。

 

境界性パーソナリティ障害とは、れっきとした心の病気で、生まれた時からのものではなく、後天的に発症する病気です。

身体に表立ってあらわせる症状はありませんが、人間関係などの外部からの刺激に対して、異常なほどの反応を示す病気です。

 

感情のコントロールがうまくできず、さっき笑っていたと思ったら突然怒りだしたり泣き出したり。

束縛心や執着心が病的に強かったり、人を惹きつけるために自傷行為をしたりすることがあります。

 

それは脳に異常があるわけではなく、その人の固有の物事の考え方・受け止め方が関係しています。

何が原因でこの病気になるかというと、1つはその人のもともとの性格が関係しているといわれています。

 

ストレスや不安などの感情に過敏である場合、この病気を引き起こす可能性があります。

この場合、性格の遺伝傾向もみられているため、両親が感情のコントロールが苦手な人や、ストレス耐性の弱い人、うつ病などの精神疾患を患ったことがある人ならば、境界性パーソナリティ障害を発症する可能性があると思われます。

 

また、幼少期の育成者、特に母親との関係性が大きく関わっています。

この頃に無条件の愛情をもらえなかったり、自信をつけることのできないような環境下で育ったりすると、境界性パーソナリティ障害になる可能性があります。

 

 

メンヘラと境界性パーソナリティ障害は似ている?理解しておきたい「共通点」とは!?

 

メンヘラと境界性パーソナリティ障害は似ています。

「メンヘラ」という言葉に特定の定義がないため、人によってこの言葉の捉え方は多少異なりますが、感情の起伏が激しい、人や物事に依存しやすい、などの点は共通している点だといえるでしょう。

 

メンヘラにも境界性パーソナリティ障害にも共通して言えることは、「見捨てられ不安」からその感情や行動が来ているということです。

家族や恋人、友人などから見捨てられてしまうのでは…という不安です。

 

幼い時の育ち方のせいで、自分に自信がなく、理由もなく自分は価値のない人間だと潜在的に思い込んでしまっています。

そのため、なんとかして人を惹きつけようとして、心の寂しさを埋めようとするのです。

 

 

「メンヘラだから…」の考え方はNG!?このような行動があったらメンヘラでは済まされない!

 

「あの子はメンヘラだから…」とその言葉だけで片付けてしまってはいませんか?

ただ単に感情の起伏が激しいだけなら命には関係ありませんが、それらが行動にあらわれることがあります。

 

例えば、リストカット。

リストカットというと手首や腕というイメージがありますが、中には他人には目立たないようにするために、太ももや肩などを傷つける人もいます。

 

そして、大量服薬も多い行動の一つです。

市販薬や処方された薬を大量に飲んで自殺を図ろうとします。

 

自傷行為や大量服薬などは多くの場合は周囲に気付いてもらうためにおこなうもので、本当に自殺しようと思ってしているわけではありません。

自分が苦しんでいるということを周囲に理解してもらいたいのです。

 

そして、周囲の慌てふためいたところを見て、安心感を得るのです。

本当に自殺したいわけではなくとも、このように自傷行為や大量服薬などをしている人の場合、ただのメンヘラだけで片付けていてはとても危険です。

その場合には早急に適切な対処が必要です。

 

また、健康を損なうほど痩せていたり、ダイエットしたりしている人も、ただの美意識が高い人ではなく、摂食障害を伴った境界性パーソナリティ障害の可能性があります。

痩せてキレイになることにより、周囲から注目を浴びることができ褒めてもらえるため、行動に拍車がかかります。

 

過度なダイエットも身を亡ぼす危険性がある為、早急に心のケアをする必要があります。

 

 

メンヘラの改善、そして境界性パーソナリティ障害を治すには!?やはり専門家のカウンセリングが絶対的におすすめ!!

 

これらの心の不安定さを治すためには、本人がこの状態に気づき、現状を把握し、治そうと決意しなければいけません。

本人がこの意志を持っていない限り、周囲が努力してもそうそう変わることはありません。

 

医療機関で処方された薬を飲んでいても、一時の気休めにすぎません。

この病気は、その人の固有の考え方や受け止め方が強く関係しています。

この部分を変えていかないと、根本から治したことにはなりません。

 

それは境界性パーソナリティ障害でなくとも、いわゆるメンヘラと呼ばれる人たちも同様です。

その人たちの見捨てられ不安をなくし、自尊心を高めてあげることが重要なのです。

 

そのために、親身になってくれる専門家やカウンセラーなどから認知行動療法などのカウンセリングを受け、生活の仕方や考え方のひとつひとつから見直していく必要があります。

 

本人にとっては普通であることも、“認知の歪み”が潜んでいることが多々あります。

それらを周囲、そしてカウンセラーと共に見つけ出し、少しずつ改善していくのです。

 

これらは、すぐには治らないでしょう。

ある程度の時間をかけて、その人その人に合ったペースでカウンセリングを行っていきます。

急いでも負担となり、本人がやる気を失ってしまうこともあります。

 

今まで数十年、その性格、やり方で生きてきたのです。

それを変えていくことは容易な事ではありません。

しかし、改善することはできます。

諦めずに、心の不安と闘いましょう。

 

自分との闘いなのです。

それに打ち勝つことができれば本人も周囲も、今より何倍も何十倍も幸せになれるはずです。

一歩、踏み出してみてください。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

モモ♀モモ♀

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!

ソラ♂ソラ♂

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