代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに、自分が悪いのに自分は悪くないと言い張る「私は悪くない症候群」と言われる人はいますか?
自分がミスをしたのに、「自分がミスをしたのは〇〇さんのせいだ。」などと何か上手くいかないことがあると、人のせいや世の中のせいにする。
これは心理的に言えば自己防衛の表れですが、問題があります。
それは、きちんと事実を認めることができず、人のせいにすることでトラブルを発生させてしまうことです。
そこで、今回は「私は悪くない症候群」について書かせていただきます。
もしかして、自分がそうだとか、周りにそのような人がいると思われた方はセルフカウンセリングしながら読み進めていただけたらと思います。

たしかに問題を起こしているのに「私のせいではない」と責任逃れをする人が急増しているみたいね。もちろんメンタルを防御するために必要な防衛本能だけど、中には過剰に反応して「私は悪くない症候群」に陥ってしまう人も多いみたい。「超個人主義」という現代の環境が原因だと言われているけど、そんな「私は悪くない症候群」の人にはいったいどんな心理が隠されているのかな?またとても厄介な「超個人主義」を改善する方法はあるのかな?

今回は「私は悪くない症候群」に共通する「5つの心理」や「6つの直し方」などが詳しく紹介されているみたいだよ。またセルフカウンセリングで「私は悪くない症候群の心理」を自己分析できるから、「いつも自分は悪くないと思っている人」や「いつも責任逃れしてしまっている人」には特に参考にして欲しいね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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セルフカウンセリングで見えてくる「私は悪くない症候群の心理」
「私は悪くない症候群」の人を見ると正当な主張をしているようですが、そこに問題があるわけではありません。
では、何が問題になるのか?
その心理にはどのようなものがあるのか?
具体的に探っていこうと思います。
読み進めていく中で自分がどのような状態なのかをチェックしていただけたらと思います。
①指摘されるのが大嫌い
自分がしたことに対して、悪かったと認めたくない人は物の捉え方の価値観が違います。
ですので、指摘される=「非難」と思ってしまいます。
そのために、感情的になりやすくトラブルを起こしやすい。
ちなみに「あおり運転」による悲惨な事件もここにあたります。
②防衛本能が異常に強い
私は悪くないという人は、自己防衛本能がとても強い人です。
人は誰でも自分を守ろうとする本能があります。
しかし、私は悪くないと思っている人は、防衛本能が人よりすごく他人を責めることで自分を守ろうとします。
③責任転嫁
私は悪くないという人は、周りのせいにしたり、世の中のせいにしたりします。
とにかく、自分のせいであることを認めたくないので、誰かのせいにすることで自分を守ろうとします。
④プライドがものすごく高い
人はプライドを傷つけられることを、とても嫌がります。
特に、私は悪くないという人はプライドが異常に高いので、ミスをミスとして受け止めることができません。
自分がミスをするわけないと思ってしまっていますので、それを認めることができないのです。
⑤本当はわかっている
自分がしたことは分かっているものの、人に言われたりするとそれを認めたくないだけで、本当はその事実が分かっている場合もあります。
ただ、認めたくない意識が強いために、人のせいにして逃れようとしてしまいます。
私は悪くない症候群の心理5個を書かせていただきました。
いかがでしたか?
もしかして、あなたもそうであったのではありませんか?
「責任を持つ」「潔く謝罪する」「失敗は人生の財産」!?「私は悪くない症候群」を直す「6つの考え方」を徹底解説!!
人間は完璧じゃなくていいんです
誰でも人は自分のせいとして認めたくないことがあります。
しかし、子どもではないのですから自分のしたことには責任をもって対処していかないといけないと思います。
そこでこれから、私は悪くない症候群をどのようにしたら直せるのかを書かせていただきます。
自分がそうである場合は、すぐに改善をしていかないといけません。
それは周りに迷惑をかけるだけでなく、気づいた時には一人孤立していたなんてことにならないようにするためでもあります。
それでは、私は悪くない症候群の直し方について書かせていただきます。
きちんとセルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。
①自分のしたことに責任を持つ
自分は悪くないといつも思ってしまうのは、自分だけのせいではないと思います。
親や周りの人たちから可愛がられ過ぎたために、自分は他の人と違うと思い込んでしまったのかもしれません。
しかし、今までは今までです。
自分のしたことには責任を持たないといけません。
今は親や周りの人が助けてくれるわけではありません。
あなたが、間違いをしても、きちんと対処すれば問題は解決していきます。
問題が起きた時は、それに立ち向かわないといけません。
逃げていてはいけません。
②きちんと謝罪する
人は失敗する動物です。
失敗したからといってあなたを否定しているわけではありません。
失敗したことに対して指摘を受けたり、注意を受けたりします。
失敗してしまったら、きちんと謝罪するクセをつけて下さい。
逃げていてはいけません。
謝罪することは、次に成功することにもつながります。
③責任をとる
人の上に立つ人は、下の人たちが何か失敗をしたら、その人たちの失敗の尻拭いをしなくてはいけません。
あなたもそういう時がくるかもしれません。
その時に逃げていては責任ある行動とは言えません。
その時の為に、自分の失敗は自分が責任をとらないといけません。
今からが練習と思って責任をとる行動を心がけてほしいと思います。
④失敗は成功のもと
人は失敗をすることで成長するものです。
失敗をしても人のせいにしていたら、同じ失敗をしてしまいます。
それはフィードバックをきちんとしないからです。
失敗を恐れることなく、失敗をしたら潔く認め、次に生かすことが大切になります。
⑤無駄なプライドはいらない
プライドは持たないよりは、持った方がよいですが、無駄なプライドなら持つ必要はありません。
自分がしたことを人のせいにして自分を守るプライドはいりません。
嘘で固めたプライドは捨てて下さい。
みんなが認めるプライドを持ってもらいたいと思います。
⑥人間は完璧でなくてもいい
私は悪くないと言い張る人は、自分は完璧主義でないといけないと勘違いしています。
完璧な人はいません。
あなたは完璧な人でも特別な人でもありません。
あなたは普通な人なのです。
だからミスをするのです。
普通の人だからこそ、きちんと認めてきちんと謝罪し、改善していかないといけません。
自分は普通の人という認識を持ってほしいと思います。
謝罪するクセをつけて下さい。
【まとめ】「私は悪くない症候群」を卒業して誰もが憧れる「魅力的な人」へ!大切なことは自分に起きるすべてが「自分の問題」であるということ!!
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いかがでしたか?
私は悪くない症候群の心理5個と直し方6個を書かせていただきました。
参考になりましたか?
自分が「私は悪くない症候群」だと思った人は、改善していかないといけません。
人は一人では生きていけません。
人間社会で生きている以上は自分に責任を持たなければいけません。
そのためにも、きちんと改善していかないといけないく必要があると思います。
自分で直すことができる人もいると思いますが、自分一人では直すことができない人もいます。
そのような人は専門のカウンセラーに相談してカウンセリングを受けることをオススメします。
カウンセリングで認知行動療法をとり、いつからあなたが自分で責任をとらずに人のせいにしていたのかを指摘してもらい、一緒に改善の手助けをしてもらうのもよいと思います。
また、もしかしてパーソナリティ障害(自己愛性パーソナリティ)かもしれません。
その場合は精神科や心療内科に行ったり、専門のカウンセラーに相談してカウンセリングを受けることをオススメします。
あなたが自分のしたことに責任を持ち、きちんとした人になれるように応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

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