人を待つ心の余裕がない女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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バスや電車、お昼時の飲食店、スーパーのレジ、友人との待ち合わせなど、私たちの生活では「待つ」という行為を余儀なくされることが度々あります。

 

また、家族や恋人、友人からの連絡を待つのもよくあることです。

 

昔から“せっかちな人”はいますが、様々なものが効率良くスピーディーになった現代で、とにかく「待てない!」という人がとても多くなっています。

 

数分待っただけですぐにイライラしたり、人を急かしたりする人、あなたの周りにもいませんか?

もしくはあなたは大丈夫ですか?

 

そこで、今回は「待てない人」に共通する心理や対処法についてお話ししていきます。

 

 

コハク♀コハク♀

「待てない人」は基本的にせっかちで、自分中心の性格な人が多いみたいね。たとえば、沖縄では「ウチナータイム」といって30分や1時間の遅刻は当たり前という例もあるけど、どうして最近は「待てない人」が急増しているんだろう?

リク♂リク♂

「待てない人」が急増しているのは現代社会が原因だと言われているけど、今回はそんな「待てない人」に共通する「5つの心理」や「対象法」が詳しく紹介されているみたいだよ。また、セルフカウンセリングで「待てない心理」を自己分析できるから、気になっている人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!

 


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私たちはどうして待てなくなったのか?

新幹線が高速で日本を駆け抜け、指先だけで相手の手元にメッセージが届く、そんな便利な社会になりましたが、人間の心はそのスピードにいまいち追い付いていないような気がします。

 

人の処理能力を超えるスピードがゆえに、私たちにのしかかってくるストレスは多大なものになりました。

 

そして、効率よく生活できる時間が増えたとはいえ、「待つ」という行為は必ず訪れます。

 

でもそんな時、猛スピードで処理されることに慣れてしまい、待たされることに無性にイライラ感を覚えることも増えてはいませんか?

 

喫茶店でコーヒーを注文したのになかなか来ない、友人の歩きがタラタラと遅い、メッセージを送ったのに返事がすぐに返って来ない…など待つことに対するイライラは探そうと思えばいくらでもあるでしょう。

 

私たちは機械で処理されることに慣れてしまったせいで、人との関わり、人のスピードに苛立ちを感じているのではないでしょうか。

 

機械相手ではなく、人と人との間のゆったりしたスピードにも私たちは今一度慣れていく必要がありそうです。

 

あなたは何かを「待つ」ということが、どのくらいできますか?

 

それでは続いて「待てない人の5つの心理」を紹介していきます。

セルフカウンセリングで自己分析しながら読み進めてみることをオススメします。

 

 

「待てない人」に共通する「5つの心理」とは!?セルフカウンセリングで「待てない心理」を自己分析してみよう!!

待てない人の心理5選

以下に、「待てない人」の心理を5つ説明していきます。

 

この5つの心理をしっかりと読み進めながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

または、待てない誰かを思い出しながら読み進めるのも良いでしょう。

 

【待てない人の心理①】自己中心的

「待つ」という行為は、言い換えれば自分の思い通りに事が進んでいないということです。

 

自分中心でしか物事を考えられない人にとっては、他の誰かや何かに合わせるといったことは頭にありません。

 

自分の望んだペースでないと納得できず、イライラが募ってしまうのです。

 

【待てない人の心理②】完璧主義

何事にも完璧を求めやすい人なので、予想外に「待つ」という行為のせいで自分の予定を狂わされることを嫌います。

 

「待つ」という時間は無駄な時間だという意識が強く、少しでも無駄は省きたいという思いから待っていられません。

 

【待てない人の心理③】心配性

待っている間にマイナスなことや、相手からどう思われているかなどを考えすぎて、不安感が強くなり、長く待っていられません。

 

気持ちを切り替えるのが上手でないので、待つことを諦めてしまったり、自分から行動に出てしまったりします。

 

【待てない人の心理④】厳しい

自分自身が持っている常識が正しく、周囲もそうあるべきだという気持ちが強い人です。

 

そのため、「〇分も待ったのだからもう待てない!」「ここでこんなに待たされるのはおかしい!」などと自分の感覚で決めつけ、イライラ感や怒りが募って自分を待たせる他人や何かを許せません。

 

【待てない人の心理⑤】結果にこだわる人

先の読めない「待つ」という行為に耐えられません。

 

「〇分待つ」ということがわかっていれば、結果が見えているため待てることも多いですが、どのくらい待つのかわからないと焦りや不安でいっぱいになり、待っていられません。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

続いて、「待てない人」たちへの対処法をご紹介します。

 

 

「待てない人」への効果的な対処法とは!?ポイントは事前に「待ってほしい理由」を具体的に伝えておくこと!!

待てない人に待ってもらうには?

待てない人に待ってもらわなければいけない時、注意することはまず、結論から話してあげることです。

 

待てない人というのは、多くの場合がせっかちな人です。

 

待てない人を何の説明もなく待たせていては、相手のイライラが頂点に達し、爆発してしまう恐れもあります。

 

病院や飲食店で長く待たされて大声で文句を言っている人、たまに見かけますよね?

 

そのようなことにならないためには、言い訳や理由をつらつら述べる前に、「待ってほしい」ということを伝えましょう。

 

そして、おおよその待たせる時間がわかるのであれば、そこも伝えましょう。

 

  • 「申し訳ありません、あともう〇分程お待ちいただけますか?」
  • 「ごめんなさい、あと〇分だけ待ってください!」

 

このようにあらかじめ伝えるように心掛けることが大切です。

そして、その後できるだけ具体的に理由を伝えてください。

 

相手にどうして待たねばいけないのかをイメージさせ、できれば「それならしかたない」と思ってもらえるように。

 

それから、相手の時間を奪ってしまうことに対しての謝罪は忘れずに。

ただ「ごめんなさい」「すみません」と謝るのではなく、

 

  • 「○○さんの貴重なお時間をいただいてしまい申し訳ありません」
  • 「大事な時間を使わせてしまってごめんなさい」

 

といったように、具体的に説明するのが良いでしょう。

 

ただし、具体的に説明するのは効果的ですが、ダラダラとまとまりのない話し方ではせっかちで待てない人にとっては逆効果です。

 

説明はわかりやすく、簡潔にしましょう。

 

 

【まとめ】自分が「待てない人」の場合は!?ポイントは「イライラ」を「ドキドキ・ワクワク」に変える「心の豊かさ」を持つこと!!

自分が待てない人だったら…?

自分は「待てない人だ…」と思う人も多くいるでしょう。

 

そのような人は、「待つ」ことに対する考え方を根本から少しずつ変えていく必要があります。

 

もし、あなたが幸せな人生を送りたいと望むのであれば、「待つ」ことを楽しめるようになりましょう。

 

「待つ」ことが無駄だ、もったいない、と思うのはなぜでしょうか。

それは、心に余裕がないからです。

 

余裕がないから、他人に時間を奪われたり、空白の時間ができたりすることがもったいないと思うのです。

 

何かを待つ時間というのは、その人の豊かさをあらわします。

 

その人がどのように待つか、何を思いながら待つか。余裕のない人は、まだかまだかと待たされていることに苛立ち、損をしたとしか思いません。

 

しかし、心に余裕のある人は、その待つ時間で新たな何かを発見しようと、楽しもうとします。

イライラではなく、ドキドキ、ワクワクに変えるのです。

 

「何かを待つ」ということに「愛と感謝の気持ち」を持つ!セルフカウンセリングの自己分析も参考に!!

例えば、待ち合わせで相手が遅刻…道行く人や景色をのんびり観察し、

「あの人のファッションすてきだ、真似したい!」

「前から歩いてくる男女は付き合っているのかな?」

「こんなところにこんな広告が貼ってある!」

なんてくだらないことを考えてみます。

 

他にも、スーパーのレジで…

「前の人のかごの中、豆腐とひき肉…今夜は麻婆豆腐かな?」

「とてもきれいに商品をかごに詰めるレジのお姉さん、きっと家でも収納上手だろう」

なんていうふうにも。

 

目先の時間のことだけにとらわれていると、とても小さい人間になってしまいます。

 

広い心でどんな時も上手に気分を転換させて、楽しい方向に持っていけるようにトレーニングしてみてください。

 

色々なところに目を向けて、心を豊かにする時間ができた、と思うようにしましょう。

同じ出来事が起こっても、考え方で結果は変わります。

 

マイナス思考がクセになってしまっている人は、見方・捉え方を変えて良い考え方ができるように違う角度から物事を見るクセをつけていきましょう。

 

マイナス思考が根強い人は、カウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、マイナス思考から抜け出していきましょう。

 

今回のセルフカウンセリングによる自己分析結果もぜひ参考にしてみてください。

 

 

最後に、

 

  • 「待つ」という行為は、損ではありません。
  • 「待つ」という行為が、人の心を豊かにさせるのです。

 

焦らず、ゆっくり、時間を贅沢に使っていきませんか?

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

コハク♀コハク♀

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リク♂リク♂

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