代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたは「みんながやっているから…」という理由で、赤信号なのに横断歩道を渡ってしまったり、お店の中で携帯電話がなり、移動せずにその場で話をしてしまったり…。
そんな経験はありませんか?
多くの人は多分「ある、ある」と答えると思います。
もちろん私も大きな声では言えませんが何回もあります。
しかし「みんなもやっているから…」とその行動をしてきたことは、とても恥ずかしい行動だったと反省しています。
本来、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的な考えは間違っています。
いけないことは、みんながやっていても、いけないのです。
今回は「みんながやっているから」という心理について書かせていただきます。
セルフカウンセリングしながら自己分析してみて下さい。
もし、あなたが自分もそうだと思うなら、確認しながら読み進めて下さい。
「みんながやっているから」というのは集団心理なのかも知れないけど、その考え方はとても恐ろしい考え方で、様々な問題やトラブルを発生させる可能性があるよね。どうすれば「みんながやっているから」という考え方を卒業できるのかな?
今回は「みんながやっているから」という行動心理「バンドワゴン効果」のことやよくある実例も紹介されているみたい。またセルフカウンセリングで自己分析もできるから、周りの人に流されやすいと感じている人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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「みんながやっているから」は「バンドワゴン効果」が原因!?セルフカウンセリングで「バンドワゴン効果」を自己分析してみよう!!
ではなぜ多くの人に「みんながやっているから」という心理が働くのでしょうか?
多くの人は「みんなと同じ」と感じた時に安心します。
「みんなも、やっているから私もやる…」だから悪くはない。
「みんなと同じだから大丈夫」という心理を「バンドワゴン効果」と言います。
※参考文献「バンドワゴン効果とは|ビジネス心理学」
バンドワゴン効果とは!?
パレードなどの行列の先頭を行う楽隊車のことを指し、「ハンドワゴンに乗る」というと時流に乗る・多勢に与する・勝ち馬に乗るといった意味になります。
流行好きの日本人は、この「バンドワゴン効果」の心理が常に働いていると思います。
「みんなと同じ」「みんなが持っている」という安心感などがこれに当てはまります。
それでは続いて、あなたにも経験があるかも知れない「みんながやっているから」の実例を3つ紹介します。
3つの実例をじっくりと読み進めながら、セルフカウンセリングで自己分析してみることをオススメします。
①何のために進学するのか理由を言えますか?
あなたが大学に進学する理由は!?
まずは1つ目の実例です。
たとえば高校を卒業後、大学や専門学校に進学する割合はおよそ7割強だと言われています。
その7割のうち、やりたいことがあって進学する人がどの位いるのでしょう。
日本人は何かを決める時に人の流れを見て決めることが多いと思います。
「みんな受験しているから…」「この学部が流行だから…」みんなと同じものを選べば間違いない…と考えてしまうのは自分の決断に自信がない証拠です。
「みんながやっているから」を理由にすれば、安心感は得られますが自分で考え、行動することができないというのは判断能力がないということになります。
②流行っているという現状に流されていませんか?
日本人は流行に弱い!
続いて2つ目の実例を紹介します。
たとえば、昨日、事務所の近くでお祭りがありました。
沢山の屋台が出ていました。
同じたこ焼き屋さんでも片方のお店は行列、もう1つのお店はガラガラだとしたら多くの人は「行列ができているお店のほうが美味しい」と判断します。
食べてないのに…おかしいですよね。
私もその一人で並んで買いました。
結果は美味しくなかったです。笑
他にも「あのチーズハットグ、最近これ流行っている」と週刊誌やネットにあがると「自分も食べてみよう…」という心理が働き、食べたことがないのにお店に並んで食べてみます。
恥ずかしながら、実は私もその一人です。笑
他の国の人々に比べると、日本人は特に流行に弱いんですね。
- みんながやっている=それなら安心だ
- みんなが持っている=自分も持ってないと恥ずかしい
と考える傾向が強いと言われています。
③バスで子連れの妊婦さんにに席を譲っていますか?
心から「この席、どうぞ」と言えますか?
最後に3つ目の実例を紹介します。
バスに子連れの妊婦さんが乗って来た時、直ぐに席を譲る人って意外と少ないですよね。
大変そうだな?と思っていても、周りの人がやってないから自分がやるのは…。
そうなんです。
みんながやっていないことだと不安に感じ、譲りたいと思っていても声をなかなかかけれないのです。
でも、周りに座っている人たちが全員「この席、どうぞ」と立ち始めたら逆にあなたも負けないように席を譲ろうと考えるはずです。
これもバンドワゴン効果の一つです。
- 周りの人が持っている物を持っていないと不安になる。
- 自分だけ恋人ができない、結婚できないと焦る。
- 会社に就職して定年まで働くことが人生の安定だと考える。
- 平均以下は悪いことだという考え方を持っている。
今ここに挙げた例についても、すべてバンドワゴン効果の一つです。
セルフカウンセリングによる自己分析の結果はいかがでしたか?
すぐに改善することは難しいかも知れませんが、セルフカウンセリングによる自己分析の結果を自分で認識することが、「みんながやっているから」という考え方を卒業するきっかけになるはずです。
それでは続いて「みんながやっているから」が口癖になっている人の性格について紹介していきます。
自分で考えて行動するのが苦手かも!!「みんながやっているから」が口癖の人の性格とは!?
みんながやっていないことをするのは間違いなのか!?
「みんながやっている」が口癖の人の性格とは、この口癖の人はみんなと同調していれば〇で、みんなと違えば×であるという考え方の持ち主です。
集団に対する同調心理が強い人なので、みんながやっていたら悪くないと考えてしまうのです。
このタイプの人は自分の意見を主張することができず、自分で考え、自分で行動するのが苦手な人です。
どちらかというと日本人に多いタイプの人と言えます。
また、責任を取りたがらず他者に責任転嫁する弱い心を持った人が多いようです。
みんなと同じでいると安心できるし安全を感じられるので、いつもみんなと同調しようとする性格を持った人です。
逆を言えば、いつも不安を感じていて、みんなから除け者にされたり仲間はずれにされたりすることを極端に嫌う、小心なところがある人とも言えるでしょう。
「みんながやっているから」という考え方の問題点とは!?暴力や過剰な行動に走る集団心理!!
みんながやっているから悪くないと言って開き直ることが多く反省しないことです。
集団が大きくなると集団心理が働いて、暴力や過剰な行動に走ることがあります。
この集団心理に影響を受けやすいのも「みんながやっている」という口癖を持っている人たちです。
- みんなが歩きタバコをすれば、自分も歩きタバコをする。
- みんながポイ捨てをすれば自分もポイ捨てをする。
また、悪いことをしても「みんながやっている」と言って、自分のやったことを認めず反省もしません。
ですので「みんながやっている」が口癖の人が、集団に参加した時は注意が必要となります。
もしあなたが「みんながやっているから」と言われたら!?そのままにしておくと重大な問題に!!
「みんながやっているから」という恐ろしい考え方
もし、自分の子どもが「みんながやっている」と言い出したら、きちんと話をしてあげる必要があります。
「みんながやっている、みんながいいことをしているなら、あなたも真似してやってみようね…」
悪いことをしているのなら、真似るのではなく自分はやらないという判断をしないといけないことをしっかりと話して聞かせる必要があります。
これは自分の子どもケースだけでなく、家族や恋人、友人に対しても同じことです。
でないとその考え方が、取り返しのつかない重大な問題に発展する可能性があります。
たとえば、阪神が優勝したからと喜び、みんなで川に飛び込んだりする人がいますが、この行為により死亡している人が何人もいます。
また、ハロウィンの時に渋谷で車をひっくり返す事件もありました。
みんながやっているから大丈夫だ、という考えは違うということを、問題が起きる前にきちんと話をするべきだと思います。
特に小さい時から教えていれば「みんながやっている」からには流されないと思います。
【まとめ】「みんながやっているから」を卒業するには!?大切なことは「自己肯定感」を高め「自分に自信を持つ」こと!!
「みんながやっているから」の対処法
まずは自分に自信を持つことです。
あなたはダメな人ではありません。
自分の肯定感を高め、一人でも正義を貫き通す力を身に着けて下さい。
人間は弱いものです。
でも、自分の人生です。人に振り回されることなく自分の意見をしっかりと持ち、自己開示できるようにしましょう。
それは、自分が本当に欲しい物なのか?
自分がやっていることは、自分が本当にやりたいことなのか?
少しでも疑問に思ったのなら、本当はどうしたいのか?
もう一度フィードバックして考えてみて下さい。
もし、自分では難しいと思うのであれば専門のカウンセラーに相談し、メンタルトレーニングやカウンセリングを受けてみるのもよいかもしれません。
きっと、あなたに合った対処法を教えてくれると思います。
周りに流されない自分と「NO」と言える勇気を手に入れる!セルフカウンセリングの自己分析も参考に!!
いかがでしたか?
「みんながやっているから」心理や性格を書かせていただきました。
参考になりましたか?
「みんながやっているから」を他人に押し付けるような人は、残念ながらそこで思考が停止してしまっている人だと思います。
みんなと違う人もいてもよいのではないか?
「みんながやっているから」が当たり前になっている環境から、抜け出すことも一つの選択肢なのではないかと思います。
「NO」と言える勇気を持ってもらいたいと願います。
セルフカウンセリングの自己分析も参考にしてくださいね。
幸せな人生を送るために、「みんながやっているから」は卒業し、魅力的でカッコイイ人間になっていただきたいと思います。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
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