カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにメモをとるだけの人はいませんか?
またはあなた自身、メモをとるだけの人ではありませんか?
仕事や作業などで人から何かを教わったり資料をチェックしたりする中で、メモをとる習慣のある人は多いと思います。
記憶力の良い人も悪い人も完璧ではないので、忘れないため、見返すためにメモをとります。
ただ、中にはメモをとっているだけな人もいます。
何も身についておらず何のためにメモをとっていたのか、周りからすると不思議です。
そんなメモをとるだけの人には、どんな心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、メモをとるだけの人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、仕事や勉強などどんなことでも書き留めているのに、そのメモを十分に活用できていない「メモをとるだけの人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん必要なことや重要な情報、忘れてはいけないことなど、メモをとることは日々の生活全般において有効な手段だと思うけど、「メモはとるけど、その後一切見ない」「その時だけのただのメモ魔」「メモすることで安心」という考えで、メモを十分に活用できていないケースも多いみたい。そんな「メモをとるだけの人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「メモをとるだけの自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「メモをとるだけの人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「メモをとるだけの人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分はメモをとるだけのパターンが多い(メモをとらないと気持ち悪い、自称ヒューマンレコーダー、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、メモをとるだけの人がいる(好きでやっているのだから勝手にどうぞ、仕事できない人が多いイメージ、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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メモをとる本当の意味とは?あなたは「メモをとるだけの人」ではありませんか?
大事な内容を忘れないようにするため、後で見返すため、覚えるためなどの理由で、メモをとる習慣のある人は多いと思います。
もちろん、その目的はメモをとること自体にあるわけではなく、その後の仕事や作業、勉強に活かすためです。
しかし、中にはメモをとるだけでその行為が役に立っていない人もいます。
周りからすると、
- 「この前メモをとっていたはずなのに」
- 「メモに書いていないの?」
と思ったりもします。
一体何のためにメモをとっていたの…?とあきれてしまうこともあるでしょう。
本人も、
- 「メモをとっていたはずなのに」
- 「メモに書いてあるけれど内容の意味が分からない」
などと悩むことの多い人がいると思います。
当カウンセリングルームにも、
- 「後輩がメモはとるけれど、何度も同じことを聞いてきて疲れる」
- 「メモを書いているはずなのに、一向に仕事が覚えられない」
などという悩みの相談が寄せられています。
メモをとるという姿勢は認めることができますが、メモをとるだけになっているのならあまり意味がありません。
そんな人たちは一体、どんな心理なのでしょうか。
詳しくチェックしていきましょう。
「みんながしているから」「忘れないため」「後で言い訳の材料にする」!?「メモをとるだけの人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「メモをとるだけの人の心理」
それでは、メモをとるだけの人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【メモをとるだけの人の心理①】みんながしているから
周りの人たちがメモをとっているから、自分も同じようにメモをとった方がいいのだろうと思ってメモをとっている人です。
主体性がなく、周りに合わせて同じ行動をとっているだけなので、メモした内容は頭に入っていません。
とりあえずメモをとっているだけです。
【メモをとるだけの人の心理②】言われたから
メモをとるように指示されたから、それに従っている人です。
指示には従いますが、指示の意味までは理解していません。
そのため、言われた内容をただメモしているだけです。
自分で考えて動くことが苦手で、言われたことしかできない人です。
【メモをとるだけの人の心理③】忘れないため
内容を忘れないためにメモをとっています。
ただ、元々忘れっぽい性格なのか重要視していないのか、メモをとっても内容やメモをとった行為自体を忘れてしまっていることがよくあります。
その場の意欲はあるのですが、その意欲はその場限りで少し時間が経つとすぐに忘れてしまいます。
【メモをとるだけの人の心理④】アピールしている
メモをとっている様を周りに見せることで、良い評価を得ようとしている人です。
真面目さや勉強ができることなどをアピールしようとしています。
ただし、本来の目的がズレているため、メモした内容が頭に入っているわけではありません。
承認欲求の強い人です。
【メモをとるだけの人の心理⑤】怒られないため
メモをとらないことで、「なぜメモをとらないんだ」「真面目に聞きなさい」などと怒らせるのを防ぐためにメモをとっている人です。
表面上の見せかけでメモをとっているだけなので、その後見返すことはありませんし、内容も頭に入っていません。
【メモをとるだけの人の心理⑥】後で言い訳の材料にする
メモをとってそれを活かそうとしているわけではなく、後で何か言われたりできなかったりした際に言い訳できるようにメモをとっています。
「メモはとったんですけど」などと言い訳として使えると思ってメモをとっているだけです。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、メモをとることの意味や活用の仕方をきちんと理解しましょう。
また、メモをとるという行為が承認欲求を満たすためになっているのだとしたら、考えを改めて自分のための行為になるように変えていってください。
「メモをとるだけの自分」を卒業するにはどうすれば良い!?傾聴スキルを身に付けメモを効果的に活用できる「4つの改善方法」を徹底解説!!
「メモをとるだけの人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、メモをとるだけの人のための改善方法を4つ説明していきます。
【メモをとるだけの人の改善方法①】効果的なメモのとり方を学ぶ
先輩や勉強のできる人などから、効果的で見やすいメモのとり方を教わりましょう。
自分のメモのどこが良くなくて、どのように変えればよいのか、アドバイスをもらうとよいでしょう。
ただ言われたことを全部書いているのではあまり意味があるとは言えません。
スピーディーにポイントを押さえて、見やすいメモをとれるように学んでいってください。
【メモをとるだけの人の改善方法②】後で見返し、まとめる
メモをとっただけで満足してしまうのは、仕事ができない人の典型的なパターンです。
とったメモをきちんと見返し、復習する必要があります。
余裕があればまとめるのもよいでしょう。
そして、メモの内容について改めて考える時間を作り、疑問点や聞きそびれた点が見つかったら、メモを持ってまた聞きに行ってください。
そうやって自分のメモを育てていくのです。
【メモをとるだけの人の改善方法③】話をよく聞く
メモをとるだけの人にありがちなのが、人の話をよく聞いていないパターンです。
メモをとることばかりに意識が向いて、人の話を大して聞いておらず理解もしていません。
理解していないから、後で見返してもよくわからないメモになってしまうのです。
ですから、人の話を聞く力を養っていきましょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。
【メモをとるだけの人の改善方法④】カウンセリングを受ける
メモをとるだけになっていて、人から指摘されたり怒られたりした経験のある人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
カウンセリングを通じて、仕事などへの姿勢を見直したり、なぜメモの通りにできないのかを考えたりしていきます。
強いこだわりや認知の歪みがあったり、中には発達障害を抱えていたりする可能性もあります。
カウンセラーと話し合い、自分自身の根底から改善を図っていくと、メモに関してだけでなくその他の仕事や生活においても、良い方向へ進んでいくことと思います。
【まとめ】「メモをとるだけの人」から「メモを有効に活用できる人」へ!大切なことは「小さな成功を積み重ね自信を構築する」ことと「適切なサポートを受ける」こと!!
自信の構築、コミュ力向上、メンタルヘルスケア、自己効力感を高めることがポイントです!
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
メモをとるという行為は、これからも続けていった方がよいことです。
しかし、メモをとるだけでそれを活かせていないのなら、その行為に意味がなくなってしまいます。
周りからの目を気にする理由でメモをとるのではなく、自分の成長のためにメモをとってもらいたいところです。
人から教わった大事なことを逃さず身に着けられるように、メモのとり方や活用の仕方を学んでいってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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