仕事中に深いため息をつく女性社員

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りによくため息をつく人はいませんか?

またはあなた自身、よくため息をつく人ではありませんか?

 

油断していると自分もついつい出してしまうため息ではありますが、そばに居る人に聞こえる大きさでため息をつかれると、こちらまで気が滅入ってしまいます。

 

まったく他人のことを気にしていないのか、それともあえて聞こえるようにやっているのか、気になりますよね。

 

ため息をつく人には一体、どのような心理が潜んでいるのでしょうか。

 

今回は、ため息をつく人の心理やため息をついてしまう人のための改善方法についてお話ししていきます。

 

ルーク♂ルーク♂

たしかに世の中には「はぁ~」と深いため息をつく人がたくさんいるよね。たとえば仕事中の職場や、クラブチームでスポーツをしている時などに、誰かが「はぁ~」と深いため息をすると一瞬にしてその場の雰囲気が悪化してしまうケースがあるよね。そしてとても残念なのが、ため息をついている人のほとんどが無意識でやっているということ。そんな「ため息をつく人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?ため息をつく人を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

シェリ♀シェリ♀

今回は「ため息をつく人」に共通する「10の心理」や「4つの改善策」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「ため息をつく人の心理」を自己分析できるから、「無意識にため息をついてしまうことがある(周囲の人に指摘された)」という人や、「身近にいつもため息をついている人がいる(モチベーションが下がるので困っている)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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「ストレスや緊張」「心配事や不安」「精神的な防衛反応」!?なぜ人は「ため息」をついてしまうのか!?

ため息は良いの?悪いの?ため息ばかりしていませんか?

ため息をつくと幸せが逃げる、、、という言葉を聞いたことがあると思います。

 

そのくらい、ため息はマイナスなイメージが強いものですが、実は体には悪くないそうです。

酸素を体に取り入れることができ、心身をリフレッシュする効果があるのだとか。

 

しかしながら、他人からするとため息を聞かされるのは結構苦痛です。

多くの人がため息をつくとストレスを感じます。

 

ため息をつくことで、他人の気分を害したり雰囲気を壊したりするのは間違いありません。

 

もしため息をつくのなら、せめて一人の時にしましょう。

あなたの心身には良いかもしれませんが、周りの人の心身には良くないものなのです。

 

 

「自分を責めている」「我慢している」「心配してほしい」!?「ため息をつく人」に共通する「10の心理」とは!?

セルフカウンセリングで分かる「ため息をつく人の心理」

それでは、ため息をつく人の心理を10個説明していきます。

この10の説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

【ため息をつく人の心理①】自分を責めている

自分の思うように物事が進まなかったり失敗したりした時に、自分を責めてため息をついてしまう人です。

 

反省や自己嫌悪などの意識から、ため息が出てしまいます。

 

【ため息をつく人の心理②】呆れている

他人に対して“呆れた”と感じた際に、ため息をつく人です。

 

相手が同じ失敗をしたり自分を不機嫌にさせたりした時に、自分の呆れた気持ちを察してもらいたくてため息をつきます。

 

【ため息をつく人の心理③】めんどうくさい

面倒なことをお願いされたり、自分がやりたくないことをやらねばならなかったりする時に、ため息をつく人です。

 

面倒に感じる気持ちを抑えきれず、ため息として出てしまっています。

 

【ため息をつく人の心理④】悩んでいる

何かの選択を迫られている時や、どうにもならない時など、悩みを抱えている際にため息をついてしまう人です。

 

自分の持つ器よりも大きな悩みを抱えてしまっている時に、出てしまいがちです。

 

【ため息をつく人の心理⑤】我慢している

日常生活において何か大きな我慢をしている時に耐えきれず、ため息をついてしまう人です。

 

我慢しなければいけないとわかってはいるものの苦痛を感じていて、無意識に外に吐き出そうとしています。

 

【ため息をつく人の心理⑥】緊張している

何かに緊張していたりプレッシャーを感じていたりする際に、ため息をついてしまう人です。

 

本人としてはため息というより深呼吸のようなもので、緊張から酸素不足になっている状態をため息で緩和しています。

 

【ため息をつく人の心理⑦】感動している

何かに魅了されたり感慨にふけったりした際に、ため息をつく人です。

マイナスなため息ではなく、心を揺さぶられるなどした感動の証です。

 

【ため息をつく人の心理⑧】達成感を味わっている

何かをやり遂げたり一段落したりした際にため息をつく人です。

 

「終わった!」というサインを自分に送ったり、「よく頑張った!」という合図を自分に送ったりしています。

 

【ため息をつく人の心理⑨】労わってほしい

大きなため息をつくことで、頑張った自分、疲れた自分を周りの人に労わってもらおうとしています。

 

承認欲求が強く、褒めてもらうことが大好きな人です。

「すごいね!」「よく頑張ったね!」などの言葉を待っています。

 

【ため息をつく人の心理⑩】心配してほしい

大きなため息をつくことで、他人から「どうしたの?」「大丈夫?」「何かあった?」などと心配して声をかけてもらおうとしています。

 

人から注目を浴びることが大好きで、承認欲求の強い人です。

かまってちゃん体質で、精神的に幼さの残っている人です。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、マイナスなため息が他人に与えるダメージをもっと理解し、他人のため息に左右されない心、そしてため息をつかない意識を身に付けましょう。

 

 

精神面からくる「無意識のため息」をしていたら要注意!「心が疲れているかも?」と感じた時にチャレンジして欲しい「4つの改善策」を徹底解説!!

ため息をついてしまう人のための4つの改善策とは!?

それでは続いて、自分がため息をついてしまう人だという人のための改善方法についてお話ししていきます。

 

【ため息をつく人の改善策①】ため息を意識化する

まずはこの、意識化するということがとても大切です。

ため息は無意識にクセで出してしまっていることが多いです。

 

自分は大丈夫、と思っていても案外出てしまっていることもあります。

一日にどのくらいため息をついてしまっているか、意識して数えてみましょう。

 

まずはそこからです。

そして、人前ではため息をつかないようにするなど、徐々に減らしていきましょう。

 

【ため息をつく人の改善策②】ため息から深呼吸へ変換する

人は緊張や不安感などから身体が酸欠状態になり、あくびやため息が出てしまうことがあります。

そのような時は、ため息が出る前に深呼吸をしましょう。

 

“緊張や不安を感じたら深呼吸”という流れをクセ付けることで、緊張や不安感も緩和させられるので一石二鳥です。

 

また、深呼吸をする際には吸ってから吐くよりも、既に入っている空気を一度吐き出してから吸うと、より効果的です。

 

【ため息をつく人の改善策③】悩みを打ち明ける

悩みや不安を抱えていてため息が出てしまうのであれば、信頼できる誰かに相談しましょう。

 

一人で溜め込んでいるよりも、他人に打ち明けることで心が浄化(カタルシス)される効果が心理的にありますし、良いアドバイスがもらえるかもしれません。

 

家族や友人に限らず、専門のカウンセラーに相談することでカタルシス効果は一層増し、良いアドバイスをもらえる可能性も高くなるでしょう。

 

【ため息をつく人の改善策④】かまってちゃんを卒業する

人から労わってほしい、心配してほしい、という理由からため息をつく人は早急に改善が必要です。

 

初めのうちは周りが優しく対応してくれるかもしれませんが、それがいつまでも続くと、周りも呆れて味方を失うことになります。

 

強すぎる承認欲求、かまってちゃんを卒業するために、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。

 

インナーチャイルドや認知行動療法などを活用したカウンセリングで、あなたの心を大人へと導いてくれることでしょう。

 

 

【まとめ】「ため息をつく人」から「メンタルの安定した人」へ!大切なことは「意識してため息をしない」ことと「ストレスを抱えない工夫をする」こと!!

改善が難しい場合は「ため息をしてしまう自分と向き合うこと」も必要

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

一気にゼロにしようとすると、どうしても精神的に負荷がかかってしまいますので、クセは徐々に減らしていくことをおすすめします。

 

また、ため息だけに注目するのではなく、そこを取り巻く状況や悩みなどを紐解き改善させていく必要もあるでしょう。

 

難しい、悩ましい問題があるようなら、カウンセラーに相談してみると問題が明瞭化されるかもしれません。

 

ため息ばかりの人は、人間関係を悪くしてしまいます。

大切な人を失う前に、そのクセを改善させていきましょう。

 

あなたがため息をつかなくても、気持ちよく生活できるようになることを願っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

ルーク♂ルーク♂

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シェリ♀シェリ♀

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