代表カウンセラーの遠藤まなみです。
もうすぐ人事異動や、プライベートでも仕事でも変化の多い季節になります。
そうなるとストレスがたまり、つい仕事に向かう足取りが重たくなってしまう人も多いのではないでしょうか?
我がカウンセリング事務所にも「会社に行きたくない」「会社に行こうと思うと気分が悪くなる」というような相談が多くなりカウンセリングを受ける方が増えます。
「会社に行きたくないなぁ」とため息が出てしまいそうになった時に、そのまま自分の気持ちに反してしまうと「うつ病」などになってしまったり取り返しのつかないことになる場合もあります。
今回は、そうなる前に始めたい「必ず役に立つ10の習慣」をお伝えしたいと思います。
シェリ・人間が生きていく上での様々なイベント(進学、就職、転職、人事異動、結婚、離婚など)にストレスを感じることは多いけど、最近では仕事に影響が出てしまってカウンセリングを受ける人が急増しているみたいね。
ルーク・もちろんカウンセラーに相談してカウンセリングを受けるのはとても効果的だけど、まずは今回紹介されている「必ず役に立つ10の習慣」を参考にしてほしいね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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①「仕事に行きたくない理由を自分に問いかける」
まずは何よりも仕事に行きたくない理由をじっくりと自分に問いかけてみて下さい。
- 「お天気が悪いから」
- 「苦手な上司や同僚と顔を合わせたくないから」
- 「仕事でミスしたから会社に行きたくない」
- 「遊んでいたいから」
- 「仕事がつまらないから」
- 「朝起きられないから」
- 「やる気が起きないから」
仕事に行きたくない理由は様々です。
その理由によって対処法も違いますのでまずは自分の心の声に耳を澄まして聞いてみて下さい。
②「簡単なことからはじめ、とにかく家を出る」
「家を出る前までは、本当に気が重たく行きたくないと思っていたがいざ、家を出て会社に向かってしまえばどうってことなくなった」というようなことは誰でも一度や二度はあると思います。
居心地のよい布団から出て身支度を始めるのはとても面倒くさいものですが、顔を洗い、パジャマを着替え…とゆっくり身支度を始めていくと、あっという間に身支度が終わり、自然と足が会社に向かおうとします。
どんなに会社に行くのが億劫でも、ずる休みをしてしまうことはオススメしません。
嘘をついて休んでしまうと後ろめたさも残り、今日できなかった仕事のことを考えると翌日会社に行くことがさらに億劫になってしまい悪循環になります。
とにかく一度出社して、それでも「どうしても今日は無理」と感じるようであれば早退させてもらえばいいのです。
③「通勤時間を楽しむ」
- 「遠くて通勤時間が大変」
- 「毎日の満員電車が憂鬱」
このような会社までの道のりが遠いからといって、直ぐに引っ越しを考えるのもあまり現実的ではありません。
何より仕事の為だけに引っ越しするということは、仕事中心の生活に陥る考え方にもなりかねません。
これはオススメできません。
通勤時間がネックだという方は、まず通勤時間を趣味や教養を楽しむ時間に変える方法を考えてみてほしいと思います。
オススメは定番の読書や音楽鑑賞ですが、自分でお気に入りを見つけ通勤時間を楽しんで下さい。
④「会社帰りに楽しみを作る」
会社帰りにスポーツジムに通ったり、気になっているお店に立ち寄ったり、仲の良い友達や家族と食事やお酒を飲んだり、定期的に会社帰りのルート上に楽しみを作ることをオススメします。
会社、自宅、立ちよりたいスポットが離れていると、面倒に感じてしまい続かないので、通勤ルート間にお愉しみスポットを設けるのがポイントです。
会社帰りの楽しみの事を考えると、朝家をでるのも楽しくなると思います。
⑤「おしゃれをする」
特にこれといった仕事の悩み事がなくても、休み明けや天気の悪い日は会社に向かう足取りが重たくなります。
そんな時女性ならはいつもと違ったメイクやヘアスタイルをためしたり、お気に入りの服や小物を身に着けてお洒落を楽しんでみるのも良いと思います。
男性なら、ネクタイを替えてみたり、靴を替えてみたり気分が変われば心も弾みます。
ここでオススメなのが、できたら暗めの色より、イエローやオレンジなどの明るめの色を選ぶとさらに効果大です。
⑥「自分にご褒美を用意する」
- 「今日は会社帰りにマッサージに行こう」
- 「1週間頑張ったからパチンコに行こう」
- 「もう少し頑張ったら美味しい物を食べよう」
- 「もう少し頑張ってGWに旅行をしよう」
⑦「自分を成長させてくれる糧(かて)だと思う」
仕事をただの生活の手段と考えるのでなく、自分を成長させてくれる糧(かて)だと考えてみませんか?
どんな事でも毎日楽しいことばかりではありませんよね。
厳しい上司や難しい人間関係に悩んだり、仕事のミスに対する𠮟責や批判に落ち込んだり辛い仕事に心が折れそうになったり…これらのネガティブな出来事は自分をビジネスマンとしてだけでなく、ひとりの人間として成長させてくれる糧だと捉えてみましょう。
そしてそれに対処するため正しい行動をとることができれば、何事もポジティブなものとなり間違いなくあなたの人生の糧となるはずです。
⑧「たまには手抜きする」
体調が悪い、なんとなくやる気がでない…そんな時は上手に手抜きしてみましょう。
いつもお弁当を持って行っている人はランチを食べに行ったり、通勤にバスを使っている人は、たまにはタクシーを使ってみたり、緊急性がない仕事は後回しにしたり何もかも完璧にこなそうと思うとこころが疲れきってしまいます。
疲れた時は、優先順位をつけて今やるべきことだけをきっちりこなすだけで十分です。
⑨「いつでも辞められると思う」
毎日のように「仕事に行きたくない」と思っている人は、仕事中も仕事の後も「辞めたいけれど辞めたら生活が…」と悶々(もんもん)と四六時中悩んでいると思います。
「この仕事を辞めたら生活が出来ない」と考えると自分を追い詰める一方です。
仕事が嫌だからと日々いい加減な気持ちでこなしていては、周囲からの信頼や期待もおちる一方でますます仕事が嫌になるだけです。
決して自分を追い詰めずに「本当に辞めたくなったら辞めよう」と自分にアドバイスし、「とりあえず1週間頑張ってみよう」「あと1ヶ月頑張ってみよう」という風に、自分の中で小さな期限を設け今できる目の前の仕事に全力で取り組んでみて下さい。
そうしている間に「期限」はあっという間に何度も乗り越え、あなたがコツコツと取り組んできた努力の小さな芽が沢山出ているはずです。
それに思いがけないステップアップや転職に繋がる可能性だってあるかもしれません。
本当にいつか辞めたいと考えているのであれば、その思いをバネに次のステップに向かって進めるように、勤務時間などもうまく活用して、自分のスキルアップのために日々着々と準備を進めておきましょう。
⑩「働く為に休むのではなく、休みの為に働く」
あなたにとって休日とは何ですか?
「平日の仕事のつかれを癒(いや)す日」こう答えたあなたは、仕事が人生の中心となっているようです。
もちろん、そう答えた方の中には「仕事が生き甲斐」という天職に恵まれた方もいると思いますが、特に今の仕事が好きでないのにこう答えた方は少し考え方を変えてみましょう。
「休みの日」オフタイムに思いきり好きなことを楽しむために仕事をする。
仕事はそのための手段のひとつです。
働くために休むのをやめ、休みの日は思い切り楽しむために働いて下さい。
海外では休みになるとカウンセリングを受けるという人が多いと聞いています。
カウンセリングを受けてリラックスするのも一つの方法かもしれません。
【今回のまとめ】あなたの人生の主導権は会社や仕事ではなく「あなた自身」!!大切なことはネガティブではなくポジティブに考えるクセを付けること!!
いかがでしたか?
「仕事に行きたくないなぁ~」と思った時に、あなたを救ってくれる「必ず役に立つ10の習慣」を下記にまとめたのでもう一度サクッと復習してみましょう!
- 仕事に行きたくない理由を自分に問いかける。
- 簡単なことからはじめ、とにかく家を出る。
- 通勤時間を楽しむ。
- 会社帰りに楽しみを作る。
- おしゃれをする。
- 自分にご褒美を用意する。
- 自分を成長させてくれる糧(かて)だと思う。
- たまには手抜きする。
- いつでも辞められると思う。
- 働く為に休むのではなく、休みの為に働く。
「行かなくてはいけないのはわかっているが、どうしても仕事にいきたくない」
「仕事をしている意味がわからなくなってきた」
そう感じているあなたは、自分の人生の主導権を見失っているのではありませんか?
「自分が働かなくては…」
「自分が休むと人に迷惑がかかるから」
確かに誰かの為に働くのは素晴らしいことです。
ですが「家族が困るから」「同僚に迷惑がかかるから」ではなく「自分が家族を大切にしたいから…」「自分が同僚と一緒に頑張りたいから…」このように自分の意志を大切にしていただきたいと思います。
人生の主導権を握るのは、会社でも仕事でも他人でもありません。
あなた自身ということを覚えておいて下さい。
そうは言っても人は弱い者です。
そんな時はカウンセリングをうけて、心の引っかかりをとってもらうのも良いかと思います。
一人で悩まず考えず、周りの信用できる人間に相談することをオススメします。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
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