カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにメモをとらない人はいませんか?
またはあなた自身、メモをとらない人ではありませんか?
仕事や勉強などで人から何かを教わる際、メモをとる人は多いと思います。
それは後から見直すためだったり忘れないためだったりと理由がありますね。
社会人として当たり前の行動としている人も少なくないでしょう。
ところが、中には周りの方が不安になるほど、メモをとる気配のない人に遭遇することもあります。
この差は一体何なのでしょうか。
メモをとらない人にはどのような心理が潜んでいるのか、気になりませんか?
今回は、メモをとらない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、仕事や学業の中で必要なワード、重要な情報などに対して常に頭の中だけで整理しようとするような「メモをとらない人」って男女を問わずたくさん存在しているわよね。もちろん自分の頭の中だけですべて整理できるなら問題ないのかもしれないけど、中にはメモをとらないことでミスや失敗、また誰かの助けを借りる羽目になったり、最終的には人間関係を悪化させてしまうケースも多いみたい。そんな「メモをとらない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「メモをとらない自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「メモをとらない人」に共通する「8つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「メモをとらない人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分はメモをとらないことが多い(メモする行為がムダでしかない、記憶力には自信がある、今の自分を何とか改善したい)」という人や、「身近に、メモをとらない人がいる(迷惑行為発信者でストレスの原因でしかない、自信過剰過ぎて相手にするのもバカバカしい、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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「頭の中で整理できるから問題なし」「自分の能力を低く見られたくない」「何とかなるという過去の成功体験」!?なぜ人は「メモをとらない人」になってしまうのか!?
周りをイライラさせているかも?あなたは「メモをとらない人」ではありませんか?
初めてのことを教わる時や大事な伝達事項を伝えられた時など、人はメモをとると思います。
最近ではスマホやPCを使って記録に残す人もいますが、どちらにせよ文字を書いたり絵を描いたりして後々確認できるようにする人が多いでしょう。
ところが、中には「メモをとらなくて大丈夫…?」と周りが不安になるようなメモをとらない人もいます。
当カウンセリングルームにも、そんな相談は寄せられています。
- 「部下が指摘してもいつもメモをとろうとしない。そのくせ後から何度も聞いてきてイライラする。」
- 「新人で入ってきた子がメモを全然とらない。メモをとらなくても頭に入っているからと言っているが大体ミスをするので迷惑だ。」
など、メモをとらない人のせいで疲れさせられている人も多いです。
一体なぜ、そのような人はメモをとらないのでしょうか。
以下に詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「大事なことだと思っていない」「また聞けばいいと思っている」「面倒くさい」!?「メモをとらない人」に共通する「8つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「メモをとらない人の心理」
それでは、メモをとらない人の心理を8つ説明していきます。
この8つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①自信がある
メモをとらなくてもできる、覚えていられる自信を持っている人です。
本当に記憶力が良くてメモをとらなくても大丈夫な人もいますし、自意識過剰で結局忘れてしまっている人もいます。
または簡単な内容だと高をくくって、このくらいならメモをとらなくてもできると思い込んでいる場合もあります。
本当に覚えていられるパターンの人でない場合は、プライドの高い自分の能力を過信している人です。
②同時にできない
人の話を聞きながらメモをとるという同時進行の作業が苦手な人です。
聞くか書くかのどちらかしか集中してできないため、聞く方に専念してしまいます。
メモをとろうとすると大事な部分を聞き逃してしまったり、聞きながらだとうなくまとめられなかったりするので、真剣に聞いていた方が結果として上手くいくだろうと思っています。
頭の回転が速くなく器用でないので、一つ一つ丁寧に地道にこなす作業なら向いています。
③大事なことだと思っていない
話の内容が大した内容だとは思っていない人です。
本人の中で重要視されていないので、メモをとるほどのことではないだろうと思っています。
本人が本当に大事なことだと認識したことはメモをとりますが、そうは思っていないのでメモをとろうとしません。
色々と自分の思い込みで行動しやすいタイプで、勘違いもしやすい人です。
後になって困って後悔することがよくあります。
④また聞けばいいと思っている
その場で覚えたりメモをとったりしなくても、その時になったら周りの人にまた聞けばいいと思っている人です。
困った時には誰かが助けてくれると思っている他力本願な性格で、責任感がありません。
早く一人前になりたいとか、人に迷惑をかけないようにしたいといった気持ちはあまりなく、むしろ聞くことで人とコミュニケーションがとれると思っているようなところもあります。
⑤反発している
相手が教えてくれている内容をあえてメモにとらないという行動をすることで、相手に対して反発心をあらわしている人です。
その相手のことを尊敬していなかったり、嫌いだったりする感情からそのような行動をとっています。
自分の与えられている役割と私的な感情を分けて考えたり行動したりすることのできない、少々子どもっぽい思考の持ち主です。
⑥聞いていない
メモをとるとらない以前に、話を大して聞いていない人です。
話を聞いていないのでメモもとれません。
責任感のなさから聞いていない場合もありますし、集中力がなく注意散漫で聞けていない場合もあります。
聞こうとは思っているものの、他のことが気になってしまって意識がこちらに向かず気づいたら聞けていないというパターンがよくあります。
⑦どうせ後で読まない
メモをとったところでどうせ後で読まないと思っているため、メモをとろうとしません。
忘れっぽいところを自覚していたり、メモをとってもできないと思ったりとあきらめ感の強い部分があるため、メモをとって頑張ろうという意欲がありません。
復讐をしたり確認をしたりする習慣もないので、自分の中でメモをとっても意味がないと思っています。
⑧面倒くさい
単純にメモをとることが面倒くさいと思っている人です。
後から人に聞くことで時間がかかったり迷惑をかけたりするかもしれないのですが、それよりも今メモをとるという作業に面倒くささを感じているので行動に移しません。
責任感や意欲がなく、ケセラセラでのらりくらりと生きている人です。
怒られることに慣れてしまっている可能性もあります。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、まずはメモをとるという姿勢が大事であることや、自分が他人の時間を奪ってしまっているという自覚を持ちましょう。
また、メモをとらない人がどのような理由でメモをとらないのかを理解し、それに応じた対処ができるようになるといいでしょう。
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「メモをとらない人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、メモをとらない人のための改善方法を3つ説明していきます。
①復習するくせをつける
勉強においてもそうですが、何事も覚えるためには復習の作業が重要です。
復讐する習慣がないからメモをとらなくても困らない状態なのかもしれません。
学んだことは復習するという習慣をつけましょう。
そうすれば、メモをとることが大事な作業であると理解できるはずです。
面倒だと思っても、その後のパフォーマンスに大きな違いが出ます。
結果的に効率よく進みますから、それが実感できればメモをとること、復習することも習慣になるでしょう。
②ゆっくりの説明をお願いする
聞きながらメモをとるのが大変だったり集中し続けるのが難しかったりするようなら、相手の説明の仕方をゆっくりにしてもらったり少し待ってもらったりするなど、お願いをしてください。
真摯な姿勢があれば、相手もあなたに合わせてくれるはずです。
また、メモのとり方を人から教えてもらうのも、様々な上達に繋がります。
③カウンセリングを受ける
過剰な自信、強いあきらめ感、やる気が出ない、集中が続かない、反発したくなるなどの意識がある人、また人から怒られることが多い、上司との関係性が悪いなどの悩みがある人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
感情のコントロールや認知の歪みなど、カウンセラーが問題となる部分をカウンセリングの中で分析し、あなたのメモをとらない理由をあなたの気づけていないところまで教えてくれるでしょう。
また、人間関係においても上手くいかない理由や上手くいく対処法などを、その人の環境・性格に応じて教えてくれます。
中には発達障害のある場合もありますから、状況に応じてより良いアドバイスをくれるはずです。
【まとめ】「メモをとらない人」から「メモを活かすことができる人」へ!大切なことは「過信の意識を捨てる」ことと「良き習慣を身に付ける」こと!!
脳の記憶は消えることがあるがメモに書いた文字は消えない!あなたの大切な人生にメモを有効活用してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
メモをとるという作業は、あなたが想像しているよりももっと大きな影響があります。
私たちの脳は賢いですが、すべてを覚えられて整理できるほど有能でもありません。
ですから、メモをとって外部記憶として残したり、改めて考え直したりする必要があります。
脳の機能をうまく使って、仕事も役割も人間関係も今より円滑に円満に進めていきましょう。
わからないことは聞けばいいではなく、自分で思い出し考えることも必要です。
過信せず、コツコツ地道に誠実に物事に取り組んでください。
その様を周りの人は見て認めてくれるはずです。
すると、良い人間関係が生まれます。
努力を惜しまず、成長を続けていってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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