カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに謝っても許してくれない人はいませんか?
またはあなた自身、謝っても許してくれない人ではありませんか?
謝罪する側はきちんと謝っているのに、なぜか相手がなかなか許してくれなくて困った…という経験、誰しもあるのではないでしょうか。
その多くは、夫婦やカップル間で起こっていると思われます。
謝る気持ちはあるのに、すれ違ってしまうのは悲しいことです。
これがきっかけでお別れになる可能性だってあります。
そうならないために、謝っても許してくれない人の心理を学びましょう。
今回は、謝っても許してくれない人の心理や対処法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、きちんと謝っているのに「謝っても許してくれない人」っているよね。もちろん謝られる側からすれば「謝罪されるのと許すのは別の話」という考えになっているケースが多いみたいだけど、そんな「謝っても許してくれない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?実際に「謝っても許してくれない人」が目の前にいたとしたら、どんな対応をすれば良いのかな?
今回は「謝っても許してくれない人」に共通する「6つの心理」や「3つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「謝っても許してくれない人の心理」を自己分析できるから、「自分は謝られても許さない人だ(他人を許すことができない人だ)」という人や、「身近に謝っても許してくれない人がいる(困っている、対処法を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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家族や恋人、友人など、大切な人とトラブルになって、謝ったのになかなか許してもらえないと、不安になったり逆ギレしてしまったりすることがあるかもしれません。
喧嘩しても上手に仲直りできればむしろ絆も深まりますが、それがうまくいかないとお互いに不信感を抱くなどして、関係も悪化してしまいます。
しかし、許してもらえない側はどうにも対処の仕方に困ってしまいますよね。
関係が破綻してしまう前に相手の心理や対処法を学び、良好な関係を継続させていきましょう。
「もっと誠実に謝ってほしい」「謝ってほしいことが違う」「折れるタイミングを失っている」!?「謝っても許してくれない人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「謝っても許してくれない人の心理」
それでは、謝っても許してくれない人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①もっと誠実に謝ってほしい
今のような謝られ方ではなく、もっときちんとした姿勢で謝ってほしいと思っています。
ヘラヘラしていたりよそ見をしたりしながら謝ってこられても、誠実さや反省が伝わってこないので許したくないのです。
②謝ってほしいことが違う
相手が謝ってくれている内容と、謝ってほしい内容に相違があるため、謝られても許せません。
内容が違うということを相手に伝えれば済む話でもありますが、あえて伝えなくても気づいてもらいたいという思いがあります。
または、本人は許せない理由を伝えているのに、相手が理解しきれていないからなのかもしれません。
③何度も繰り返されている
今までも同じことを何度もしてきては謝られて許す、という流れを繰り返しているため、もう許せないと思っています。
今回許してもまたどうせ同じことをすると思われているので、本人は今までと違った対応をしています。
④絶対に許せないことだった
その出来事が本人からすると到底許しがたいことだったため、許したくても許せなくなっています。
例えば、激しく自尊心を傷つけられる言動をされた、マナーの悪い非常識な行為をした、危険な行動をした、などが挙げられます。
本人にとっては、そう簡単には許せないレベルの出来事だったということです。
⑤折れるタイミングを失っている
本当はもう許してもいいと思っていたり、大したことではなかったと思っていたりしているのに、許すタイミングを失って言い出せなくなってしまっています。
強がりなところがあるので、一度突っ張ってしまうと引くに引けなくなり、うまく許してあげられないのです。
⑥色々積み重なっていた
今回謝られたことだけでなく、それ以外にも許しがたいことが多々あったため、とうとう我慢できず爆発してしまったのでしょう。
不満を相手にあまり伝えずに自分の中にとどめておくタイプなので、いっぱいになると収まりがつかなくなってしまうのです。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、謝罪の心、そして許す心をきちんと持った人になれるよう努めていきましょう。
そして、大事なのは謝罪と許しだけでなく、話し合いであることを理解しましょう。
「謝っても許してくれない人」にはどう対応すれば良い!?人間関係を円滑にするコミュニケーションスキルも身に付く「3つの対処法」を徹底解説!!
「謝っても許してくれない人」へ誠心誠意伝えるべき「3つの対処法」とは!?
それでは続いて、謝っても許してくれない人への3つの対処法について説明していきます。
①気持ちに寄り添う
謝っても許してくれない人には、出来事についてだけでなく、その人の心の変化に意識を向けてあげましょう。
特に女性には効果的です。
出来事への謝罪に加えて、「嫌な気持ちにさせてごめんなさい」「あなたの気持ちを考えられてなくてごめんね」などの言葉を加えてあげましょう。
感受性が強く、共感してほしい気持ちの強い人にはとても有効です。
②解決策・改善策を伝える
謝っても許してくれない人には、ただ謝るだけでなく、その出来事がもう起こらないようにするための解決策や改善策を伝えましょう。
特に男性には効果的です。
謝ったとしても、また同じことを繰り返してしまうのでは意味がありません。
同じことを繰り返さないためにも、きちんと反省をして今後について考え、解決策・改善策を提示することで、相手も安心することができます。
論理的思考な人にはとても有効です。
③謝る姿勢を変える
現状の謝り方で許してもらえないのは、あなたの謝る姿勢に問題がある可能性があります。
心から向き合う姿勢を持ち、身体を相手の方へ向け、目を見て、場に合った言葉を使ってきちんと謝りましょう。
謝り方にもある程度のコミュニケーションスキルが必要なので、コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするのもおすすめです。
【まとめ】謝罪するべき時は「誠心誠意」を忘れずに!大切なことは「誠実であること」「相手に共感すること」「具体的解決策」を伝えること!!
本当の愛とは「信じること」と「許すこと」
いかがでしたか?
今後、あなたに謝るべきタイミングがあった時には、上記のことを意識してきちんと相手に謝罪をしてください。
上記のテクニックを使えば、案外すんなり許してもらえるかもしれません。
また、トラブルが絶えなかったり許してもらえないことが多かったりする場合は、夫婦カウンセリングやカップルカウンセリングを受けるなどして、専門のカウンセラーに協力してもらうという手段もあります。
お互いが抱えている心のわだかまりをカウンセラーと一緒に解消することで、スッキリした気持ちで相手と関係を再構築できるようになるでしょう。
夫婦やカップルでのカウンセリングが難しい場合は、まず一人でカウンセリングを受けるだけでも意識の向け方や認知の歪みを改善できるので、とても効果があります。
謝る、そして許す、ということは人間関係においてとても大切なことですが、それだけでなく忘れてはいけないのが、とにかくたくさん話し合うこと。
お互いが何を感じ、何を思い、何を抱えているのか、きちんと理解し合うことです。
それにより、多くのトラブルは未然に防ぐことができます。
日頃からのコミュニケーションがとても重要ということです。
あなたの人間関係が、円満でありますことを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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