カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに露骨に嫌悪感を出す人はいませんか?
またはあなた自身、露骨に嫌悪感を出す人ではありませんか?
仲の悪い人と隣の席になったり、自分の苦手な話をされたりしても、私たちは大人ですからその気持ちを外に出さず周りに合わせて対応することができると思います。
しかし、中には露骨に嫌な顔をしたり、「私、嫌いなんだよね」などと言ったりして場の空気を凍らせてしまう人もいます。
自己開示と言えば聞こえはいいですが、わがままとも言えます。
そんな露骨に嫌悪感を出す人には、どんな心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、露骨に嫌悪感を出す人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、学校や職場などで周りに伝わるように嫌な顔をしたり、不機嫌な雰囲気を出したり、スマホをいじり始めるなど、感じ悪い行為を自然な形で表現する「露骨に嫌悪感を出す人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん本人の気分や機嫌が悪いのが原因でそうなっているのかも知れないけど、それをわざわざ他人に分かるようにアピールすることは場の雰囲気も悪くなるし、人間関係を悪化させてしまうケースも多いみたい。そんな「露骨に嫌悪感を出す人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「露骨に嫌悪感を出してしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「露骨に嫌悪感を出す人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「露骨に嫌悪感を出す人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は露骨に嫌悪感を出すことが多い(嫌なものは嫌だし出てしまうものは仕方がない、他人に指摘されたことがある、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、露骨に嫌悪感を出す人がいる(幼稚過ぎてこちらが恥ずかしくなる、どんな場面でも一切関わりたくない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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相手を困らす大人げない人たち!あなたは「露骨に嫌悪感を出す人」ではありませんか?
人間ですから誰だって苦手な人の一人や二人はいると思います。
そんな人と近くの席になったり、話さないといけなくなったりしたら、「嫌だなぁ」と心の中で思うでしょう。
また、疲れている時や眠たい時などに話しかけられたり集団の中にいたりするのは、苦痛に感じるかもしれません。
しかし、私たちは大人ですから嫌な表情や態度は出さないようにしようと心がけるでしょうし、わざわざアピールしようともしないでしょう。
ただ、中には嫌悪感を露骨に出す人もいます。
嫌いな人に対してあえて冷たい態度をとったり、飲み会の最中にダルそうな顔をする、構わず寝る、つまらないアピールをするなどしたりと、大人げない言動をする人です。
当カウンセリングルームでも、そのような人が関わる悩みの相談はあります。
- 「同僚に仲の悪い二人がいて、お互いあからさまに避ける態度をとっていて仕事がしづらい」
- 「飲み会に参加するくせに、つまらなくなるとその場で寝たり勝手に帰ったりする人がいる」
- 「夫にお金の話をするといつも露骨に嫌な顔をされるせいで相談できない」
など、状況も関係も様々。
露骨に嫌悪感を出す人は、いったい何を考えているのでしょうか。
どのような心理があるか、詳しくチェックしていきましょう。
「自分を守りたい」「賞賛されたい」「精神年齢が幼い」!?「露骨に嫌悪感を出す人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで判明する「露骨に嫌悪感を出す人の心理」
それでは、露骨に嫌悪感を出す人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①自分を守りたい
嫌悪感を露骨に出すことで、自分を守ろうとしている人です。
相手にそれ以上関わって来ないでほしいというアピールをしています。
強がってはいますが、本当は心の弱い人です。
“弱い犬ほどよく吠える”ということわざにピッタリ当てはまるように、虚勢を張っているのです。
②自分をアピールしたい
嫌悪感を露骨に出すことで、自分は強いのだ、主張ができるのだ、とアピールしています。
気持ちをストレートに表現した方がいいと思っているので、包み隠さず気持ちを外に出します。
嫌悪感をはじめとする感情を、外に大げさにアピールすることで目立とうとしているところがあります。
③負けたくない
嫌悪感を露骨に出すことで、嫌いな相手や周りの人に勝とうとしています。
自分は嫌悪感を隠さず外に出せるのだから、相手より上の立場である、優れていると優越感を得ようとしています。
劣等感が強いので、人との関係を上か下かで判断しがちなところがあります。
④賞賛されたい
嫌悪感を露骨に出すことで、周囲からすごいと思われようとしている人です。
他の人が出しにくい感情も自由に出して影響を与えられるのだから、周りはすごいと思ってくれるだろうと考えています。
「さすが」「かっこいい」などと思ってもらいたいので、あえて露骨な表現をします。
⑤気づいていない
本人は露骨に嫌悪感を出している自覚がありません。
不快な気持ちが本人のコントロールを越えて出てしまっています。
緊張していたり強く意識していたりするうちは制御できますが、少しでも気が抜けると表情や態度に出てしまいます。
本人に悪気はなく、アピールしているつもりもありません。
⑥精神年齢が幼い
露骨に嫌悪感を出すことで周りの雰囲気がどうなるか、自分がどう思われるかなどを理解できていない人です。
嫌なことはそのままストレートに表現して、オブラートに包んだり隠そうとしたりすることはできません。
思考や行動に子どもっぽいところが目立つ人です。
いつも自分優先な思考を持っています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、自分の感情に自分がいち早く気付けているかどうか考えてみましょう。
何でもかんでも正直に表現するのが良いとは限りません。
嫌いな人とも、つまらない空間でも、ある程度大人の対応ができるようになりましょう。
「露骨に嫌悪感を出してしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?エモーショナルレギュレーションスキルを身に付け冷静な自分を手に入れる「4つの改善方法」を徹底解説
「露骨に嫌悪感を出す人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、露骨に嫌悪感を出す人のための改善方法を4つ説明していきます。
①人の気持ちを考える
今よりも、人の気持ちを考えられる人になりましょう。
つまり、共感力を磨くということです。
こういう顔をしたら相手はどう思うかな、これを言ったら相手は傷つくだろうな、などと言動に起こす前に相手の気持ちを考えてください。
人から「空気が読めない」「もう少し人の気持ちを考えて」などと指摘された経験のある人は、コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするとよいでしょう。
②周りからどう見られているか考える
露骨に嫌悪感を出すと、その場自分は心地が良いかもしれませんが、周りからは印象が悪くなります。
決して自分のプラスには働きません。
その場で感じる優越感よりも、周りからの信頼やつながりの方が重要です。
自分が周りからどう思われるかをもう少し考える必要があります。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするとよいでしょう。
③相手を認める
人は性格も環境も様々です。ですから、あなたと違う価値観の人がいて当たり前です。
しかし、自分の物差しでばかり物事の良し悪しを測っていると、価値観の異なる相手とは衝突してしまいます。
自分と異なる相手を避けたり排除したりしようとするのではなく、違いを認め受け入れてください。
それはあなた自身の成長にもつながります。
嫌悪感でアピールしても何も変わりません。
自分の見方やとらえ方を変える必要があるのです。
④カウンセリングを受ける
露骨に嫌悪感を出してしまう自覚があったり、何度か人から指摘されたりしたことのある人は、人が離れていってしまう前に早急に改善が必要です。
そのため、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
カウンセリングを受けることで、認知の歪みを改善したり感情のコントロールができるようになったり、人との上手な関わり方を学んだりすることができます。
普段関わっている人たちが指摘してくれないようなことを、専門のカウンセラーなら指摘してくれるので、今まで気づかなかった自分の言動のクセにも気付けるでしょう。
【まとめ】「露骨に嫌悪感を出す人」から「素敵な笑顔で信頼される人」へ!大切なことは「相手を尊重し感謝する」ことと「感情コントロールを身に付ける」こと!!
笑顔は世界最高の愛のメッセージ!いつも周りに笑顔を与えられる生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人からの信頼、失ってから気づくのでは遅いのです。
嫌いな人の一人や二人、誰でもいるでしょう。
つまらないと感じたり、不愉快な場面になったりすることもあるでしょう。
しかし、社会の中で生きていくためには多少の我慢が必要です。
もしくは、角が立たないような言い回しで伝えるなどの工夫が必要です。
露骨に嫌悪感を出しても、あなたに得はありません。
まずそのことに気付いてください。
人への思いやりを忘れずに、空気の読める人になってください。
嫌いな人、苦手な人ともとらえ方や関わり方次第で、いくらでも状況は変わります。
人から愛される、優しい人でいてください。
笑顔でいた方が、あなた自身も幸せでいられるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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