自分の非を認められない女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに、自分のミスや間違いを認められない人はいますか?

 

職場や家庭、その他でも周囲にそのような人がいると、なかなかやりづらさを感じることが多いと思います。

 

相手が非を認めないせいで、どうすれば理解させられるかと頭を悩ませたり、謝らせようとついムキになってしまったりと、認めない本人も対応する側もストレスを感じることがあるでしょう。

 

そこで今回は、自分の非を認められない人の心理と、そのような人との上手な付き合い方を中心にお話ししていきます。

 

 

サクラ♀サクラ♀

「自分の非を認められない人」って結構身近にいると思いけど、そもそもミスや間違いをしておきながら「認めない」というのには、いったいどんな心理が隠されているのかしら?

コタロウ♂コタロウ♂

今回は「自分の非を認められない人」に共通した「5つの心理」や、セルフカウンセリングで自己分析もできるみたいだよ。また「自分の非を認められない人」への対処方法も詳しく紹介されているみたいだから、気になっている人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!

 


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の人はなぜ認められないのだろうか!?

誰しもミスや間違いを起こしてしまった時、「なかったことにできれば…」とか「どうにか隠せないものか…」などと考えたことが、少なくとも一度や二度はあると思います。

 

しかし、どうしようもないことや、素直になった方が早く終わるとわかっていれば、自分の責任であることを認め、他者に謝るのが普通でしょう。

 

そのような人たちは、隠すよりも素直に謝罪した方が早く解決できて、相手からの信頼も得られることを知っているからです。

 

ただ、世の中には明らかに自分の非であるのに、謝ることを頑なに拒絶する人や、屁理屈ばかり述べて謝罪を先延ばしにしようとする人がいます。

 

このような人たちが同じ空間、特に同じ職場などにいるととてもやっかいです。

 

それでは次に、そんなやっかいな存在でもある「自分の非を認められない人」に共通した「5つの心理」を紹介していきます。

 

 

「自分の非を認められない人」に共通した「5つの心理」とは!?セルフカウンセリングで「認められない心理」を自己分析してみよう!!

自分の非を認められない人の心理5選

それでは以下に、自分の非を認められない人の心理を5つ説明していきます。

 

この「5つの心理」をしっかりと読み進めながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

「自己分析なんて苦手だし、嫌だなぁ…」という方ももちろんいると思います。

 

でもここまで読みたどり着いたのもなにかの縁です。笑

素直な気持ちになって自己分析にトライしてみましょう!

 

【自分の非を認められない心理①】プライドが高い

 

プライドが高い人は、自分のミス、特に初歩的なミスを認めることが苦手です。

 

人から指摘されたり注意を受けたりすると、プライドを傷つけられたと感じ、感情的で頑固になります。

 

【自分の非を認められない心理②】防衛心が強い

 

人は他人の攻撃から自分を守ろうとする本能があります。

その本能が極端に強い人だといえます。

 

ミスをしたり指摘されたりしても、自分がその非を認めてしまうと不利になると感じ、認めることを嫌います。

 

【自分の非を認められない心理③】謝り方を知らない

 

何かの間違いをしたり他人を傷つけてしまったりした時に、その対処の仕方を知らない人です。

 

謝れば済むことも、どのように謝ればいいのかわからず、相手からすると非を認めているのか認めていないのかわかりません。

 

認めていいのか、言い訳や弁解をした方がいいのかわからず、行動できないでいます。

 

【自分の非を認められない心理④】他の人が悪いと思っている

 

自分だけが悪いのではないという意識が強く、100%自分が悪くなければ非を認めようとしません。

 

「あの人が~したから」「~と言われたから」などと、自分の責任を少しでも減らそうとして、他人に罪をなすり付けようとします。

 

【自分の非を認められない心理⑤】自己愛が強い

 

はたから見ればその人に非があるとしても、本人は自分が悪いとは思っておらず、どうしてそんなことを認めたり謝ったりしなければならないのかと考えます。

 

自分が可愛いので、不利になったりへりくだったりすることを嫌います。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

続いて、これらの「非を認められない人への対応の仕方」をご紹介します。

 

 

「自分の非を認められない人」への上手な対処法とは!?知っていると必ず役に立つ「5つの対処法」を徹底解説!!

真正面からぶつかっても絶対にダメ!?

自分の非を認められない人とモメると、とても面倒なことになります。

 

相手をどうにかねじ伏せるか、こちらが泣く泣く折れるか、そんなこともあるでしょう。

 

しかし、それらは上手な対応の仕方ではありません。

非を認めたがらない人には、以下のような対処をしましょう。

 

【自分の非を認められない人の対処法①】信頼関係を築いておく

 

自分の非を認めたがらない人は、人のことを敵・味方で区別しがちです。

 

そのため、そんな人には“私はあなたの味方だよ”というアピールを日頃からしておきましょう。

 

自分を攻撃してくる人を極度に嫌うため、味方だと思わせておくことで話を理解しようとしてくれ、相手も円満な解決を望んでくれることが多くなります。

 

【自分の非を認められない人の対処法②】否定はせず、出来事の事実だけを伝える

 

相手がしたことに対して否定ばかりしていると、相手は言い訳を始めたり感情的になったりして話が終わりません。

 

否定はせずに出来事の流れのみを冷静に伝えることで、相手に事実を理解してもらいます。

 

その人の性格や態度にはあえて触れず、起こった出来事のみを伝えることで、プライドを傷つけられた、自分自身を否定されたと感じることがなくなるので、非を認めやすくなります。

 

【自分の非を認められない人の対処法③】人前ではなく、二人きりになって話し合う

 

人前で指摘されると、周囲の目を気にして非を認められなくなる可能性が高いです。

 

プライドや自尊心を傷つけないように、他の人には聞こえないよう配慮してあげることが大切です。

 

二人きりで冷静に話し合えば、理解してもらいやすくなります。

 

【自分の非を認められない人の対処法④】話を十分聞いてあげる

 

「自分だけが悪いわけではない」とか「~の理由でこうなった」などと理由を伝えて、自分のことを理解してほしいと思う人は多いです。

 

言い訳だったとしても話を最後まで聞いて、理解を示してあげることで相手は満足し、非を認めてくれることもあります。

 

【自分の非を認められない人の対処法⑤】非を認められない原因を一緒に見つめ直す

 

非を認めたがらないのには、何か理由があるのかもしれません。

 

言いづらいことがあったり、プライベートで何か問題を抱えていたり、本人も実は非を認められないことで悩んでいたりするかもしれません。

 

起こった出来事だけにとらわれず、全体を見据え、その人の背景を見てあげてください。

 

ミスが多かったり、頑なになったりするのは、心の病気や大きな悩みが原因であることもあり得ます。

 

 

非を認めさせることよりも、原因を改善させることの方が先決な場合もあります。

 

自分たちだけで解決できないことなら、精神科や心療内科を受診することをうながしたり、一度カウンセラーに相談、またはカウンセリングを受けたりすることをすすめてみてください。

 

 

【まとめ】「非を認められない性格」はデメリットだらけ!大切なことは「相手への感謝と思いやり」の気持ちを持つこと!!

非を認められない性格はデメリットがたくさん!

どんなことでもすぐに謝ったり、自己犠牲をしたりすることは良くないことです。

 

反対に謝れない、非を認められないという性格も大きなデメリットがあります。

まずは人間関係でトラブルをとても起こしやすいといえます。

 

素直に謝れない人や理屈が多い人は、周囲から面倒な人だと思われて敬遠されてしまいがちです。

 

自分が良い関係を保ちたいと考える相手には、ある程度の妥協を覚悟した方が良いでしょう。

 

突っ張っていても得にはなりません。

夫婦や家族ならなおさらです。

 

認める・認めさせるよりも、お互い冷静に話し合いをし、着地点に辿り着けるよう心がけましょう。

 

また、非を認められない人は、社会的にも精神的にも成長しづらいといえます。

 

なぜなら、相手の意見や指摘を受け容れられないので、いつまでも自分の認識の範囲から出ることができないからです。

 

上司や部下から呆れられたり、重要な仕事を任せてもらえなくなったりすることもあるでしょう。

 

勇気を出して社会的に生きづらい性格を変えていく!セルフカウンセリングの自己分析結果も参考に!!

 

そして、人間関係や自分自身との葛藤のせいでストレスを抱えやすいこともデメリットとして挙げられます。

 

人間関係でトラブルを起こせば必然的にストレスは大なり小なりかかります。

 

また、認めたいのに認められない自分、人に理解してもらいたいのに理解してもらえない自分、つい感情的になってしまう自分などに対して心の葛藤が生まれ、大きなストレスとなります。

 

このように、非を認められない性格というのは、社会的に生きづらい性格だといえます。

 

もし、自分もそのようなところがある…と感じた人は、素直になれるように変わっていった方が今よりも生きやすい人生を送っていけるでしょう。

 

感謝と謝罪を適切にできるよう、日頃から気を配ったり、カウンセラーからカウンセリングを受けたりして、今の生きづらい性格の自分から変わっていきましょう。

 

今回の、セルフカウンセリングによる自己分析結果もぜひ参考にしてくださいね。

 

いくつになっても、もう遅いなんてことはありません。

気づいた時が変わるチャンスなのです。

 

勇気を出して一歩、踏み出してみてください。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

サクラ♀サクラ♀

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コタロウ♂コタロウ♂

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