母親であるにも関わらず、自分の子どもを好きになれない、子供嫌いの女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたは子どもが好きですか?

嫌いですか?

 

みんな昔は子どもだったはずなのに、子どもが好きになれない…子どもが苦手…という人は案外多くいます。

 

兄弟の数は減り、親戚付き合いやご近所付き合いも希薄になっている現代では、自分が子どもを作らないとなかなか子どもと関わる機会が少ないのが現状です。

 

子ども嫌いだと言うと良い印象を持たれないこともあるかと思いますが、子ども嫌いな人にはどのような心理が潜んでいるのでしょうか。

 

前回は※子ども好きな人の心理についてお話ししましたが、今回は子ども嫌いな人の心理についてお話ししていきます。

 

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「子ども嫌いな人」って結構たくさんいるみたいだね。たとえば、子どもを2人生み育てている経験がある女性でも「本当は子どもが嫌い」だと言う人もいる。また逆に、子どもを生み育てた経験がない女性でも「本当は子どもが好き」だと言う人もいる。「子ども嫌いな人」にはいったいどんな心理が隠されているのかな?

ベル♀ベル♀

今回は「子ども嫌いな人」に共通する「9つの心理」や「今考えるべきこと」が詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「子ども嫌いな人の心理」を自己分析できるから、「子どもが好きになれない人」「子どもがどうしても苦手な人」には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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なぜか、子どもから好かれる人、嫌われる人がいます。

 

どんな子でも大概仲良くなれてしまう人がいれば、どんな子どもからも相手にされず拒絶されてしまう人もいます。

 

これは、本人が子ども好きか子ども嫌いかは、それほど関係ないようです。

 

もちろん、子ども好きな人は自らすすんで子どもと関わっていこうとするので、好かれる割合は多いかもしれませんが、だからといって子ども嫌いな人全員が子どもから嫌われるわけではありません。

 

本当は子どもが好きでないのに、なぜか子どもたちが集まってくる…という人の話もたびたび耳にします。

 

それはなぜでしょうか。

子どもは私たちが思っているよりも格段に、大人たちの表情や仕草をよく見ています。

 

子どもだからといって高を括った対応をしたりバカにしたりすると、子どもは案外気がつくものです。

 

あからさまでなくとも、そう心に思っていると自然と表情や仕草、言葉にあらわれるのでしょう。

 

子どもたちはそれに気づき、自分を一人の人間として見てくれていない、存在を認めてくれていないと感じて、その大人を拒絶します。

 

これは子どもに限ったことではありません。

大人同士だって同じこと。

 

相手の存在を尊重し、気持ちに寄り添える人はたくさんの人から好かれますし、相手を軽視してマウントをとろうとするような人は誰からも好かれません。

 

子どもだって大人と同じように、むしろ大人よりも敏感に人の気持ちを察知するのです。

 

 

「自己顕示欲が強い」「うらやましい」「傷つきたくない」!?「子ども嫌いな人」に共通する「9つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで考える「子ども嫌いな人の心理」

それでは、子ども嫌いな人の心理を9つ説明していきます。

この9つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

【子ども嫌いな人の心理①】扱い方がわからない

子どもと接することに慣れていないため戸惑ってしまう人です。

だから自分は子どもが嫌いなのかもしれないと思ってしまいます。

 

本当は嫌いなわけではなく抵抗があるだけで、接する機会を増やせば次第に慣れていくでしょう。

 

【子ども嫌いな人の心理②】にぎやかさが苦手

すべての子どもが嫌いというわけではありませんが、落ち着きのないうるさい子どもが苦手です。

 

騒がしさはもちろん、急に大声を出したり突拍子もない行動をとったり、驚かされることに不快感を覚えます。

 

そもそも他人から干渉されるのが嫌いな人です。

 

【子ども嫌いな人の心理③】うらやましい

子どもの自由奔放な姿を見ると、胸が苦しくなる人です。

 

家庭や仕事などで縛られている感覚が強い人ほど、子どもを見てうらやましい、自分も自由になりたい、と心で思っています。

 

【子ども嫌いな人の心理④】神経質

子どもを汚いと思っている人です。

 

小さい子どもならよだれや鼻水などは当たり前ですし、少し大きくなれば色々なところを触ったり泥まみれになったりしているので、接すると汚い、服が汚れるなどと思う潔癖症体質な人です。

 

【子ども嫌いな人の心理⑤】自分が目立ちたい

自分中心な考えの持ち主で、相手が子どもであろうと自分以外の誰かが注目を浴びることを良く思わない人です。

 

自己顕示欲が強く、子どもよりも自分がちやほやされたいと思っていて、子どもに嫉妬したり対抗心を抱いたりします。

 

【子ども嫌いな人の心理⑥】トラウマがある

過去に子どもを傷つけてしまった経験や、傷つけられた経験がある人です。

 

子どものせいで、自分で自分を強く責めたり、他人からひどく責められたりしたことがあるのかもしれません。

 

それがトラウマとなっており、子どもと関わることを恐れています。

 

【子ども嫌いな人の心理⑦】疲れる

接しているだけでも疲れるのに、走り回られたり泣かれたりしたらもっと疲れてしまうから、それが嫌だと感じています。

 

自由奔放な子どもに自分のペースを乱されることが我慢できない人です。

 

【子ども嫌いな人の心理⑧】傷つきたくない

子どものほとんどは遠慮や常識をまだきちんと学んでいません。

時にはデリカシーのない質問や発言で、大人を傷つけることもあります。

 

子どもとの会話で自分が傷つきたくないから、素直で純粋な子どものことを嫌います。

 

【子ども嫌いな人の心理⑨】自分が精神的に未熟

自分が精神的にまだ成長しきっておらず、周囲から子どもと比べられたり子ども扱いされたりすることがあるため、子どもに対して嫌悪感を抱いています。

 

大体が我慢の苦手な人や思いやりに欠けている人などです。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近に当てはまる項目があった人は、子ども嫌いの原因を見つめ直し、子ども嫌いを直すというよりも心にある認知の歪みを改善させていきましょう。

 

そうすることで、子どもだけに限らず様々な人との人間関係が円滑になっていきます。

 

 

【まとめ】「子ども嫌いな人」が今考えるべきことは!?大切なことはどんな相手でも「ひとつの個性(魂)」として尊重する考え方を持つこと!!

子どもも一人の人間として接していこう

子どもが嫌いだという人は、案外多くいます。

これを読んでいるあなたも、その一人かもしれません。

 

しかし、そのような人は少しだけ、考え方を変えてほしいのです。

 

“子ども”とすべて一括りにするのではなく、子ども一人一人を大人と同様に一人の個性を持った人間として見て、関わってほしいのです。

 

子どもだってあなたよりも優れた知識や実力を持っている人はたくさんいますし、子どもだからこその優れた点や柔軟な考え方などはとても魅力的な部分です。

 

子どもが嫌いだという思考はある意味「未熟」、つまり自分がまだ成長しきれていない証拠なのかもしれません。

 

子どもが嫌いだと思うことは、その人の考え方の問題なので悪いことではありませんが、苦手意識を持ち続けるよりも少しずつ慣らして克服していく道をおすすめします。

 

今すぐチェック!あなたの人間関係は良好ですか?

そもそも子どもだけでなく、大人同士の人間関係は問題なく築けていますか?

 

子どもとも大人とも、人間関係を築くなら相手の話を傾聴し共感することには変わりありません。

 

積極的にコミュニケーションセミナーに参加するなどして、コミュニケーション能力を向上させていきましょう。

 

また、心の安定が取れておらず人と関わることに臆病になっている人や、過去のトラウマにとらわれている人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて、心の状態を健康な方にもっていきましょう。

 

みんな昔は子どもでした。

その頃を思い出してみてください。

 

自分に優しく、時に厳しく、よくしてくれた大人はいませんでしたか?

自分も子どもたちに、そんなふうに記憶に残る大人になってみたいと思いませんか?

 

子どもだからと一括りに考えるのではなく、一人一人を尊重し、大人子ども関係なく良い関係を築ける人になれるといいですね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

ムック♂ムック♂

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