カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたは子どもが好きですか?
そこに理由はありますか?
無条件に理由なく子どもが好きだという人もいれば、何かの心理が根底にあって子どもを好きだと言っている人もいます。
また、自分の子どもは愛しているけれど、他人の子どもは好きになれないという人もいるでしょう。
子どもを好きでない人は冷たい人だと思われることがありますが、では反対に、子ども好きな人はどんな心理が働いているのでしょうか。
そこには、純粋な母性本能だけでは説明しがたい心理が隠されているかもしれません。
今回は、子ども好きな人の心理や隠れた心の傷についてお話ししていきます。

たしかに「子ども好きな人」って聞くだけで、「優しい」「結婚向き」「家庭が上手くいく」といったような良いイメージがあるけど、世の中には「子ども好きじゃない人」もたくさんいるよね。じゃあ「子ども好きな人」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「子ども好きな人」になったのは、ひょっとして何か特別な理由があるのかな?

今回は「子ども好きな人」に共通する「7つの心理」やその原因・ルーツなどについて詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「子ども好きな人の心理」も自己分析できるから、「子ども好きな人」だけでなく「子どもが好きじゃない人」にもぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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母性本能の強い女性の方がモテる!?
生涯独身を貫く男女が増えたり、結婚後も子どもを作らない夫婦が増えたりと、生活スタイルは年々変化しています。
現代では、かつてある意味当たり前のように思われていた、「大人になったら子どもを産み、育てる」という固定観念が薄れつつあり、歳を重ねても子どもと触れ合う機会のない大人が増えました。
それでもなのか、だからこそなのか、「子ども好き」という性格は、包容力や家庭的な一面を想像させ、異性から好感度を持たれるポイントとなっています。
そのため、本当は子どもを好きではないのに、周りの目を気にして好きだと言わざるを得なかったり、好きになろうと無理に努力したりする人もいると思います。
しかし、全国の20代~60代の女性に尋ねた、母性本能が自分にあると思うかという調査では、20代~50代の女性のそれぞれ30%~40%近くが、自分は母性本能がない方だと思うと回答しています。
※参考サイト「母性本能がないと悩む女性たち(exciteニュース)」
表向きではどのように答えているのかわかりませんが、実は母性本能がないと感じていたり、子どもがあまり好きでないと思っていたりする人は案外いるようです。
ですから、子どもを好きでないとおかしいとは思わなくても大丈夫ですし、もしそのような考えを持っているとしたら、偏った考え方になりますので改善させていきましょう。
「順応性がある」「一緒に楽しむ」「異性にアピール」!?「子ども好きな人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで自己分析「子ども好きな人の心理」
それでは、子ども好きな人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①順応性がある
子どもだけに限らず、誰にでも自分を合わせることができる人です。
人と同じ立場になってコミュニケーションをとることができるので、どんな子どもに対しても苦手意識などなく、大人と接するのと同じような感覚で子どもと関わることができます。
②かわいいと思っている
子どものことをかわいい、守るべき存在として見ています。
自分が持っていなかったり忘れてしまったりした素直さや純粋さなどを感じ、懐かしく、あるいは羨ましくも思っている人です。
③一緒に楽しんでいる
良い意味で、自分自身が子ども心を忘れていない人です。
子どもと同じ目線になって遊ぶことができ、一緒に楽しむことができる、数少ないピュアな心の持ち主だと言えます。
④大らかな性格
予測不能なことや非常識なことも、大らかな性格なため大抵許せてしまう人です。
子どもがしたことだけに限らず、他人がしたことに対しても広い心で受け容れることができます。
⑤頼られるのが好き
日頃、人から頼りにされたり責任を与えられたりすることが、少ない人なのかもしれません。
子どもが頼ってくれたり子供の面倒をお願いされたりすることで、自分が必要な存在だと感じられ、自己肯定感を高めています。
⑥異性にアピールしている
家庭的であったり包容力があったりする一面を、異性にアピールして好かれようとしています。
本心から子どもが好きなわけではなく、子どもを利用して自分を良く見てもらおうとしています。
⑦過去を思い出している
幼い頃、自分が親からかまってもらえなかったり愛情を十分にもらえなかったりしたせいで、子どもを見ると自分が大人からしてもらいたかったように、かわいがろうとします。
過去の自分をその子どもに投影して、過去の自分を癒そうとしています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近に当てはまる項目があった人は、自分が子どもと接する時にどのような心理をもって関わっているのかを再確認し、日頃隠されている心の闇を見つけてあげましょう。
ひょっとして過去の経験やトラウマが原因かも!?あなたが「子ども好きな人」である理由を考えてみよう!!
自分の幼い頃を思い出して、心の傷がないか考えてみよう
子どもが好きだということは良いことです。
自分の子どもはもちろん、他人の子どもにも愛情を注げることは誰もができることではありません。
また、子どもと関わることで新たな気づきや忍耐力、順応性が身に付きます。
身近に子どもと関われる機会がある人は、臆せずにすすんで接していきましょう。
自らの成長に繋がります。
そして、考えてもらいたいことがあります。
それは、あなたの子ども好きな性格には、隠された他の理由がないかということです。
人から良く思われたいがために、子どもを利用してはいないでしょうか。
もし、心の底から子どもを好きなわけではないのに、子ども好きなキャラクターを演じているのだとしたら、それは良い傾向だとは言えません。
ふとした時の表情や行動で、見る人が見れば演技だということはバレてしまいますし、自分を偽ることでストレスを感じてしまうでしょう。
他人からの評価を気にしすぎず、自分に正直に生きましょう。
無理して子どもと多く関わろうとするよりも、正直な気持ちで子どもと接した方が、案外子どもの方も心を開いてくれるかもしれません。
インナーチャイルドの可能性も疑ってみる
また、過去の自分の体験やトラウマが影響していないかについても、考えてみてください。
幼い頃に受けた心の傷や、寂しかった、辛かった思い出が影響するせいで、子どもと関わりたいと思っていませんか?
その場合は、自分自身のまだ癒えていない心を解放させてあげる必要があります。
過去の嫌な記憶を思い出したり、親を恨んだりはしていませんか?
あなたの心の中に、今でも残っている幼い頃に受けた心の傷、インナーチャイルドが眠っているかもしれません。
このインナーチャイルドのせいで、現在も生きづらい人生を送っている人は数多くいます。
子どもを素直な気持ちで、幼い頃の自分を投影せずにかわいがるために、自分の中にあるインナーチャイルドを見つけ、癒してあげましょう。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受け、少しずつ心のわだかまりを溶かしていってください。
【まとめ】子どもが苦手なら「子ども好きな人」にならなくていい!大切なことは「固定観念」を持たずに純粋な心で接すること!!
すべての子どもを好きにならなくてもいい
子ども好きでなければ、人としておかしいなんてことはまったくありません。
子どもが苦手だから、愛情や人間味が欠けているという結果にも繋がりません。
そもそも、子どもにだって性格がそれぞれあるのですから、相性の合う・合わないがあるのは当たり前なこと。
すべての子どもを一括りに好きになる必要はないのです。
大切なことは、あなたがあなたらしく、愛を持って純粋な心で人生を歩き続けることです。
ただし、すべての子どもを一括りにして嫌い・苦手だと言うのも、実のところおかしな話です。
勝手に自分の中で固定観念を持って、決めつけてしまってはもったいない。
自分の中にある認知の歪みは、カウンセリングを受けるなどしてきちんと改善させていきましょう。
そして、子どもたちのことを見る目を、色眼鏡でなく透き通った目で見られるようになるといいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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