カウンセラーの杉本もゆるです。
学校に行けない、家から出られない、
そんな悩みを抱えた子どもたちが
年々増加傾向にあります。
子どもたち本人が
辛いのはもちろんのこと、
その親、家族も何が原因なのか、
どうしたら改善できるのかなど、
日々頭を抱えていることと思います。
この不登校の原因、
もしかすると子ども本人の
“心の病気”にあるかもしれないのです。
今回は子どもたちが抱える
心の病気と不登校の関連性について
お話ししていきます。
子どもの不登校は年々増加しているみたいだけど、その原因はいじめや人間関係だけでなく色々と複雑なものが関係しているみたいね。
不登校の真の原因を理解して、きちんとした処置をしてあげることが大切だね。また今回紹介されている「心の病気7タイプ」も参考にして欲しいね。もゆる先生よろしくお願いします!
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あなたが不登校の要因で一番に
思いつくものはなんですか?
多くの方がまず“いじめ”と
答えるのではないでしょうか。
もちろん、
いじめが要因で不登校になる
子どもも一定数います。
しかし、現在の調査ではその数は
それほど多くはないのです。
2018年に文部科学省が公表した
「児童生徒の問題行動・不登校等調査」
によると、
不登校の要因が“いじめ”だと
されている子どもは、
小学生で0.7%、中学生で0.5%にしか
満たないのです。
もちろん、要因が要因なので
周囲や本人がいじめだと言い出せず、
うやむやになってしまうケースも
あると思いますが、
多くの場合は家庭に関わる状況や、
いじめを除く友人関係が
要因になっているのです。
では、
不登校になりやすい子どもと
不登校になりにくい子どもでは
何が違うのでしょうか。
ある調査によると、不登校のうち、
なんらかの発達障害の診断を
受けた人は約25%もいるそうです。
つまり、
4人に1人が発達障害という
ことになります。
しかも、
診断を受ける機会がない
子どもたちの数も加味すると、
それよりももっと多くの子どもたちが
発達障害、ないし目に見えない
心の病気を抱えている可能性があるのです。
子どもの不登校に関連する「心の病気」とは!?原因として考えられる可能性の高い「心の病気7タイプ」をチェック!!
心の病気にはどんなものがある?
先天性の病気である
発達障害をはじめ、
不安やストレスの多い現代で、
子どもたちが
心の病気にかかってしまうことは
珍しいケースではありません。
では、
不登校と深く関連している
可能性のある心の病気を
いくつか見ていきましょう。
無理に学校に通わせるのはNG!?大切なことは子どもが抱える「心の病気」に寄り添って前進していくこと!!
焦りは禁物、病気を正しく理解し、病気に合わせた治療をしていこう!
上記にあげた病気が、
抱えているせいで
生きづらくなっていたり、
思春期の子どもたちが
発症しやすかったりする
心の病気です。
不登校の原因は
外的な場合もあれば、
本人の心にある可能性も
十分にあるのです。
症状や改善・回復への道は
その病気によって様々です。
発達障害であれば
先天性の疾患であるため、
完全に治すことはできません。
しかし、
発達障害であることを
理解することで
新たな対処法が生まれ、
家庭と教育の場で連携を
とることも可能になります。
また、
うつ病や不安症などの
後天性の疾患であれば、
学校に行かせることを
目的とするのではなく、
まず病気の回復を目指し、
その次のステップが学校に
行けるようになることだと思います。
子どもの変化に気づいてあげることが肝心!
上記にあげたもの以外にも、
心の病気はたくさん存在します。
心の病気は決して大人だけが
かかるものではありません。
子どもたちの変化、異常に気づき、
もしかしたら…と思ったら、
精神科や心療内科で一度診断を
受けることをおすすめします。
場合によっては、
本人がいなくとも家族だけで
医師に相談でも良いでしょう。
また、
まだどんな病気かわからない、
どの医療機関にかかれば
いいかわからない、
親は
どう接したらいいかわからない、
などの不安があれば、
詳しいカウンセラーに
相談してみるのも良いでしょう。
本人はもちろんですが、
周りの接し方や家族ならではの
悩みなどもあると思います。
そんな時はカウンセラーから
カウンセリングを受けてみてください。
新しい道が開けるはずです。
焦らずゆっくりで大丈夫です。
一歩ずつ一歩ずつ前進していきましょう。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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