カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに病院嫌いな人はいませんか?
またあなた自身、病院嫌いな人ではありませんか?
もちろん、多くの人はできることなら病院には行きたくないと思っているでしょうが、怪我をしたり不調を感じたりした際には病院に行くことと思います。
しかし、病院嫌いな人は大きな怪我や明らかな病気をしても、病院に行くことを嫌がります。
中には、頑なに病院に行くことを拒み続ける人もいます。
そこには一体、どのような心理が隠れているのでしょうか。
今回は、病院嫌いな人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに「病院が嫌いな人」ってたくさんいるよね。それには色々な理由があるとは思うけど、やっぱり体調に違和感を感じたり具合が悪くなったりしたら、病院を受診して適切な治療を受ける必要があるよね。それにしても「病院が嫌いな人」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?大切な命を守るために、必要なケアを受けられる病院への苦手意識を改善するにはどうすればいいのかな?

今回は「病院嫌いな人」に共通する「8つの心理」や「5つの改善方法」が詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「病院嫌いな人の心理」を自己分析できるから、「病院に苦手意識があってあまり好きなイメージを持っていない人」や「身近に病院嫌いな人がいる」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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本来であれば、できることなら病気や怪我は無縁でありたいものです。
ですから、病院だって行かなくて済むなら行きたくないと思うのが当たり前かもしれません。
しかし、きちんと現状を呑み込める冷静さや判断能力があれば、「おかしいな…」と思った段階で病院へ足を運ぶことでしょう。
ただ、なかには“めんどくさい”“忙しいから”などを理由にして病院で診察を受けたり治療してもらったりすることを避ける人もいます。
気持ちとしてはとても分かるのですが、落ち着いて考えれば早めに見てもらい受診することで、何度も通院したり入院したりせずに済むので、時間も手間も痛みもかかるお金も軽減されます。
また、家族や職場にも大きな負担をかけずに済むでしょう。
甘く見て後々後悔するパターンとして多いのは、歯医者さんなどですね。
違和感はあるけれどなあなあにしていると、とうとう痛みが大きくなって頬が腫れてしまった…。
慌てて病院に行った頃には、虫歯だらけで何本も歯を抜くことになってしまった…。
そんな話をよく聞きます。
このような人は、自分は大丈夫という根拠のない妙な自信があったり、逃げ癖があったりする人です。
なかには発達障害を持っている人もいますが、この過剰な自信と逃げ癖は改善していく必要があるでしょう。
以下に、病院嫌いな人の心理について詳しく説明していきますので、一つ一つチェックしていきましょう。
「病院が怖い」「医師や看護師を信用していない」「お金をかけたくない」!?「病院嫌いな人」に共通する「8つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「病院嫌いな人の心理」
それでは、病院嫌いな人の心理を8つ説明していきます。
この8つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①知るのが怖い
自分の病気や症状が深刻であることを知るのが怖くて、逃げている人です。
他人には虚勢を張っていることもありますが、実はとても臆病な性格です。
自分の状態を受け止めるだけのメンタルはなく、知らない方がマシだと思っています。
②トラウマがある
過去に病院で痛かったり怖かったり怒られたり、とても嫌な経験をしたことから病院に対してトラウマを持ってしまっている人です。
病院独特のニオイや機械音、空気感、白衣などにも嫌悪感があり、五感を通じて体が拒否反応を起こしているのかもしれません。
③薬に抵抗がある
病院を受診して処方される薬に対して抵抗がある人です。
本来、薬は治療や症状を緩和させるためのものですが、本人としては“薬=有害なもの”という固定観念が強く、受け入れることができません。
薬を飲みたくないから病院にも行きたがりません。
④信用していない
人に対して疑いの心が強いため、医師や看護師のことを信用しない人です。
先生よりも自分の方が自分のことをよく知っているし、自分の知識や経験の方が役に立つと思っています。
大抵の病気や怪我なら、放っておけば(寝ていれば)治ると過信しているところもあります。
⑤お金をかけたくない
病院や薬局にお金を払いたくないと思っている人です。
医療費は高いと思っているため、そこにお金を使うくらいなら貯金したり好きなことに使ったりした方が有意義だと考えているところがあります。
経済的に苦しい人もいれば、単にケチな人もいるでしょう。
⑥話が理解できない
病院に行っても先生の話がよく分からないので、行きたくないと思っています。
本人としては、専門的なことを話されても難しくてわからないと思っていますが、聞く力、理解する力が極端に低い人です。
会話力にも欠けていることが多いので、先生が自分の話を理解してくれないと思っている人もいるでしょう。
⑦将来のことを考えるのが苦手
このまま病院に行かなかったらどうなるのか、という予想や可能性について考えることが苦手な人です。
計画能力や想像力が欠けているため、症状が悪化した際にどうなるかを考えることをあまりしません。
自己中心的な考え方の持ち主で、面倒くさがりな性格です。
⑧怒られたくない
人から怒られることを極端に嫌がる人です。
人から指摘されたり改善を求められたり叱られたりすることをとても嫌うため、病院で先生からそのようなことを言われたくないと思い病院に行きたがりません。
忍耐力がなく、逃げ癖のある人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、行かなきゃな~と思いつつも行けていない病院がないか思い返してみてください。
そして、病院だけに限らず向かい合わねばならないことから逃げていないか、自分の胸に問いかけてみましょう。
「病院嫌いな人」をそろそろ卒業してみませんか?今すぐ実践して欲しい「5つの改善方法」を徹底解説!!
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それでは、病院嫌いな人の改善方法を説明していきます。
自分が病院嫌いな人はもちろんのこと、身近に病院嫌いな人がいる人にも相手に実践してもらいたい方法ですので、意識してみてください。
①周囲に公言する
まずは、調子が悪いことは隠さず身近な人に伝えましょう。
そうすることで、病院に行くことを周りからすすめられ、行かざるを得ない状況を作ります。
忙しいことを理由にしてしまう人は特に言ってください。
周りは配慮してくれるでしょうから、暇を作らされて病院に行くことになるでしょう。
②誰かに付き添ってもらう
一人ではつい避けてしまう病院も、家族や恋人などに付き添ってもらうことで不安や苦痛が和らぐでしょう。
また、病院に行く前や行った後に、食事や買い物などの楽しい予定を入れて、ついでに病院に行くような感覚にするのも有効です。
人と付き添いの約束をすることで、逃げられない状況を作ってしまいましょう。
③じっくりと考える時間を設ける
大きな病気などが予想される場合は、もし自分が長期入院することになったら、仮に死んでしまったら、家族や恋人がどんな気持ちになるのか、どのように生活するのか、考えましょう。
病院に行っても避けられないことになる可能性もありますが、早めに病院に行くことでその確率は低くすることができます。
④自分の特性を知る
病院嫌いな人の中には、アスペルガー症候群やADHDなどの発達障害を持った人もいます。
自覚している人もいれば、自覚していない人もいます。
もし、思い当たる節があるなら、専門のカウンセラーに相談してみましょう。
そして、自分の特性を受け入れ、良い点は伸ばし、良くない点はトレーニングしながら改善していきましょう。
⑤不安感や恐怖心を払拭する
病院に対しての恐怖心や自分の状態への不安が強い場合は、認知の歪みを改善していく必要があります。
また、不安症などの心の病気を抱えていることもありますので、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、心も身体も健康にしていきましょう。
【まとめ】「病院嫌いな人」を卒業して適切な体のケアを!大切なことは病院を受診する必要性を理解すること!!
「命の尊さ」改めて考えてみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
心も身体もあなたのものではありますが、あなたが苦しむことでつらい思いをするのはあなただけではありません。
自分のためなのはもちろん、あなたの大切な人のためにも心身に異常を感じた際には、早めに病院に行って診てもらいましょう。
病院に行くのはやはり抵抗がある…という時は、カウンセラーに相談してみてください。
きっとあなたに良い方法や勇気を与えてくれます。
あなたの心と体が健やかでありますよう願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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