カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに、病院に行くのが好きな人はいませんか?
またあなた自身、病院に行くのが好きな人ではありませんか?
怪我をしたり病気をしたりした際に病院には行くと思いますが、治療が痛かったり検査が大変だったりで、病院が苦手だと感じている人は多いと思います。
しかし、中には病院という場所が好きで、ちょっとしたことでもすぐ病院に行く人もいます。
本来なら、できる限り行きたくないと思う病院ですが、病院に行くのが好きな人には一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、病院に行くのが好きな人の心理や心の向き合い方についてお話ししていきます。

世の中には、病気や怪我をしても病院に行きたがらない「病院嫌いな人」ってたくさんいると思うけど、中にはそれとは逆に何かにつけ病院に行きたがる「病院好きな人」も多く存在しているみたいだね。そんな「病院に行くのが好きな人」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?ひょっとして何か心の問題を抱えているのかも知れないね。

今回は「病院に行くのが好きな人」に共通する「6つの心理」や「心との向き合い方4つ」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「病院に行くのが好きな人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言うと病院に行くのが好きな方だ」という人や「身近に病院通いが好きな人がいる」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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当たり前ですが、病院は早めに行きましょう!
自分の異変に気付き、早めに病院に行って診てもらうことはとても良いことです。
病院嫌いの人の中には、痛い、辛いと思いながらも何ともないふりをして、気付いた頃には取り返しのつかないことになってしまう人もいます。
それに比べて病院に行くことに抵抗のない人は、怪我の悪化を防げたり病魔を早急に退治できたりするので、健康的でしょう。
ただし、病院に行くのが好きな人の中には、心や人付き合いの面で問題を抱えている人も存在します。
以下に詳しく、病院に行くのが好きな人の心理について説明していきます。
よく読んでチェックしていきましょう。
「ネガティブ思考」「先生や看護師と話がしたい」「周囲への病気アピール」!?「病院に行くのが好きな人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「病院に行くのが好きな人の心理」
それでは、病院に行くのが好きな人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①臆病
痛みや苦しみに弱く敏感で、病気や怪我に対してとても臆病な人です。
想像力豊かでネガティブ思考なため、ちょっとでも心身に変化があると、“大きな病気が体を蝕んでいるのではないか”、“傷が治らずにもっと悪化してしまうのではないか”、などと考えてしまいます。
とても神経質で、心が病みやすいタイプです。
②認めてもらいたい
自分の体調が悪いことやひどい怪我をしていることを病院の先生に認めてもらいたい、わかってもらいたいと思っている人です。
病気や怪我に対して家族や周囲の人が冷たい反応をするため、病院に行って辛い、苦しいという訴えを先生や看護師さんに聞いてもらえることにとても喜びを感じます。
また、たくさん薬が出れば出るほど自分の病気や怪我を認めてもらえたと感じ、安心と喜びを得ます。
③コミュニケーションをとりたい
日頃会話したり触れ合ったりできる人がいない、または話す内容がない、上手に会話ができないといった人間関係をうまく築けないなどの理由から、人とのコミュニケーションに飢えている人です。
病院で先生や看護師さんと話したり触れ合ったりできることでコミュニケーションの欲求が満たされます。
また、会話が上手でない人も病気や怪我のことをネタにして会話ができるので、病院に行きたくなります。
病院好きなお年寄りはこのような人が多いでしょう。
④労わってほしい
病院に行って自分の状態に病名をつけてもらったり、薬を処方してもらえたりすることで、他人に自分が病気、怪我人であることを堂々とアピールできます。
そして、アピールした相手から優しくしてもらいたい、労わってほしいと考えています。
若干大げさなところもあり、痛い、苦しい、と必要以上にアピールしているところもあるでしょう。
注目を浴びるのが好きで、少々子どもっぽい面があります。
⑤自分を励ましたい
病院に行って病名をつけてもらったり治療をしてもらったりして、自分が病気や怪我であることを再認識します。
「自分はこんなになるまで頑張っていたんだ、偉い!」「こんな状態なのに自分はよく我慢している!」と、自分を褒めたい人です。
他人にそれほどアピールはしませんが、どこか自分で自分に酔っているようなところがあります。
⑥健康への意識が高い
健康であることへの意識がとても高いため、少しでも体調に変化があったりちょっとした怪我をしたりすると、すぐに病院に行きます。
本人にとって健康であること、丈夫であることが第一で、健康オタクとも言えるかもしれません。
健康に対して少々過敏すぎて周りを巻き込み、周囲がついていけないこともあるでしょう。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、病院に対する意識を見つめてみて、体の病気や怪我だけでなくメンタル面に関しても考えてみてください。
病院に行きたくなる理由は、心のわだかまりが原因かもしれません。
「自分が問題を抱えている」と感じたら!?「病院に行くのが好きな人」が考えるべき「心との向き合い方4つ」を徹底解説!!
あなたの問題を解決させてくれる「心との向き合い方」とは!?
病院に行くのが好きな人の中には、心や人付き合いに問題を抱えている人がいます。
先ほどの病院に行くのが好きな人の心理6つのどれかに当てはまった人は、以下に説明する心との向き合い方を読んで、問題を解決させていきましょう。
①不安症や神経質な面を改善
ほんの少しの体の変化で敏感になり、重篤な病気や怪我なのではないかと心配になってしまう人は、不安症の可能性があります。
不安症も心の病気の一つです。今のままでは心が落ち着かず神経をすり減らす日々を送ることになってしまいます。
体だけでなく心も健康でいるために、不安症や神経質な面は早めに改善していきましょう。
精神科や心療内科を受診したり、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けたりすることで、少しずつ改善していけるでしょう。
②コミュニケーションスキルを向上させる
病院に行くことで、他人との関わりを求めている人もいます。
そのような人は、病院という場所に限らず、もっと様々なところで他人と上手に関われるようにするために、コミュニケーションスキルの向上を目指しましょう。
コミュニケーショントレーニングを受けたり、コミュニケーションセミナーに参加したりして、他人と関わりながら楽しくコミュニケーションを学びましょう。
そうすることで、病院に行ってコミュニケーション欲を満たそうとせずとも、違う場所で違う人とコミュニケーションをとり、欲求を満たすことができるようになります。
③家族を大切にする
病院に行くと、自分の痛みや苦しみをわかってもらえるような気がするから行きたくなる…というような人は、もしかすると家族との関わりが希薄なのかもしれません。
家族に理解してもらいたい、労わってもらいたい、けれどわかってもらえないという思いを抱えているのであれば、一度その気持ちは少し抑えて、自分の方が家族をもっと理解しようとし、労わる気持ちを持つようにしましょう。
与えてもらいたのであれば、まずは与えることからです。
あなたの思いやりが伝われば、家族もあなたの方に目が向き、わかってあげたいと思ってくれるようになるはずです。
まず、自分の気持ちや姿勢から変えていきましょう。
④自己肯定感を向上させる
自己肯定感の低い人は、強い承認欲求を持っていることが多いです。
病院に行って病名をつけてもらったり、薬をたくさん処方してもらえたりした際、嬉しいと感じる人は要注意です。
このような方法で承認欲求を満たすのは、心の健康には良くありませんし、本来喜ぶことでもないのです。
ですから、自己肯定感を向上させていく必要があります。
自分の長所・短所を見つめ直したり、達成感を味わったり、認知の歪みを改善したりしていきましょう。
自分自身で自己肯定感を向上させるのはなかなか難しいので、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、トレーニングしていくのがおすすめです。
【まとめ】病院は病気や怪我をケアする神聖な場所!大切なことは「心の安心」を得るために病院に頼りすぎないこと!!
セルフカウンセリングや心との向き合い方を参考に!
いかがでしたか?
取り組めそうなものはありましたか?
病院に行くことは、決して悪いことではありません。
むしろ、体も心も早めに病院に行った方が回復は早く、治療も簡単で済むでしょう。
ただし、大量の薬をもらえると嬉しい、病名があると安心する、通院アピールをしたくなる…このような人はもしかすると、心のケアも必要かもしれません。
一度、専門のカウンセラーに相談してみてください。
病院とは違ったアプローチで、あなたの心と向き合い、抱えている生きづらさを改善させていきます。
あなたが心も体も、健康でいられることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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