メランコリー型のうつ病で悩んでいる女性

 

代表カウンセラーの遠藤まなみです。

▶ 遠藤まなみのプロフィール

 

うつ病には色々な種類があることは

知っていると思います。

 

ただし一般的に知っているようで、

知らないうつ病もたくさんあります。

 

今回は、一般的に知られていないうつ病が

沢山あることを紹介していきたいと思います。

 

 

レオ♂レオ♂

ひと言で「うつ病」と言っても色々な種類があるみたいだね?

ココ♀ココ♀

「うつ病の種類」や「対応策」も分かるみたいね。まなみ先生よろしくお願いします!


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うつ病は脳のエンプティー信号!?予防するには◯◯が必要!!

 

うつ病は、脳のエネルギーが

欠乏した状態です。

 

それによって憂うつな気分になり食欲、

睡眠欲、性欲、コミュニケーションが

低下していく心理的症状が続き、身体的な

自覚症状まで伴うこともある病気です。

 

つまり早くに言うと、エネルギーの欠乏により

脳のシステムのトラブルが生じてしまっている

状態です。

 

私達の体には、自然治癒力の機能が

備わっているので、色々な不具合が

起きても回復に導いてくれます。

 

全ての人が日常生活していく中で、

時折うつ気分を味わいます。

 

しかし、脳のエネルギーが

欠乏していなければ、

「時間の経過」とともに

元気になります。

 

時間の経過とともに改善しない場合は、

「うつ病」としてとらえることになるのです。

 

そのため、仕事、家事、勉強の

社会的機能がうまく働かなくなり、

日常生活にも支障がでます。

 

 

あなたは大丈夫?今すぐうつ病の種類や特徴をチェック!

 

うつ病は下記のように

大きく4つに分類されています。

 

<うつの分類>

症状の現れ方による分類
重症度による分類
初発か再発によるかの分類
特徴的な病型による分類

 

この4つに分類されたうつ病の、

種類や特徴を説明していきます。

 

 

1,症状の現れ方による分類

 

うつ病には、うつ状態だけがおきる

「単極性うつ病」、うつ状態と躁状態の

両方がおきる「双極性うつ病」があります。

 

 

2,重症度による分類

 

症状による仕事や日常生活に現れる

支障の程度の分類です。

 

「軽症」は仕事、日常生活、

コミュニケーションにはそんなに問題はなく、

人に気づかれることはありません。

 

「中症」は部分的にできる部分と

できない部分がでてきて、周りにも

気づかれ始めます。

 

「重症」は仕事や日常生活、

コミュニケーションが明らかに

困難な状態です。

 

 

3,初発か再発かによる分類

 

「単一性」か「反復性」かという

分野になります。

*反復性の場合は再発防止の対応が

重要になります。

 

 

最も一般的で分かりやすい「4,特徴的な病型による分類」

 

特徴的な病型による分類が、最も一般的で

分かりやすいと言われています。

 

たとえば、「メランコリー型うつ」、「非定型うつ」、

「季節型うつ」、「産後うつ」などがあります。

 

他にも沢山ありますが、

今回は4つを紹介します。

 

「メランコリー型」は典型的なうつ病と

言われるタイプです。

 

様々な仕事や責務、役割に過剰に

適応しているうちに、脳のエネルギーが

混濁してしまうような状態をたどります。

 

 

①メランコリー型うつの特徴

 

良いことがあっても少しも嬉しくない。

全く気分が晴れない。

 

食欲不振や体重減少、気分の落ち込みは

朝が一番悪く、明け方早くに目が覚める。

 

過度の罪悪感などがあります。

 

 

②非定型うつの特徴

 

良いことがあれば気分が良く、

食欲は過食傾向で体重増加、

過眠でひどい倦怠感があります。

 

他人からの批判に対して

とても敏感になります。

 

 

③季節型うつの特徴

 

季節型は反複性の一種です。

 

季節うつを発症しますが、

その季節が終わると回復がみられます。

 

どの季節でも起こりますが、冬季うつが

一番多いと言われています。

 

それは日照時間との関係と

言われています。

 

 

④産後うつ特徴

 

産後4週間以内に

うつ病を発症するものです。

 

ホルモンの変化、分娩の疲労、

子育てに対する不安、授乳などによる

睡眠不足など、不健康要因が重なることが

影響していると言われています。

 

 

ちょっとでも「おかしいかな?」と感じたら絶対に無理をしない!

 

特徴の多いうつ病ですが、あなたにも

当てはまる症状があったかも知れません。

 

少しでも「うつ病かも?」と感じたら、

そのまま放置するのはとても危険です。

 

病院で診察を受け薬物治療をする、

または心理カウンセリングを受けるなどの

適切な処置が必要です。

 

しかしどのような「うつの症状」でも、

基本的な対応策は「徹底的に休む」

ということです。

 

うつ病は、頑張りすぎているあなたを、

体の異常や死から救うありがたい

シグナルです。

 

そのシグナルに気付いたら、

決して無理せず、力を抜いて、

何も気にせずゆっくりと休んでみましょう。

 

うつ病の原因については次回書かせていただきます。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ