不眠症が原因でうつ病になってしまった女性社員

 

こんにちは!

 

カウンセラーの金子ともやです。

▶ 金子ともやのプロフィール

 

あなたは

「ぐっすり眠れるようになりたい!」

「不眠症を克服したい!」

と思ったことはありませんか?

 

日本では、5人に1人が、

「自分は不眠気味だ」と感じ、

10人に1人は長期間に渡って

不眠に悩まされていると報告されています。
※参考文献「不眠症-eヘルスネット-厚生労働省」

 

不眠症の悩みを克服して、

毎日ぐっすり眠れる生活を

手に入れるには「薬物療法」という

イメージが一般的です。

 

でも薬物療法を行う前に、

まずは生活習慣の改善を心がけることを

第一優先に考えてみましょう。

 

なぜなら、

不眠症に悩んでいる方の多くの原因は、

睡眠に悪い影響を及ぼす生活習慣に

あるからです。

 

今回は悩んでいる方の多い

不眠症の対処法、治療法について

詳しくご紹介します。

 

 

ハナ♀ハナ♀

不眠症が悪化して最終的にうつ病や精神疾患まで発症させてしまうケースもあるみたいだから気を付けないとね。

チョコ♂チョコ♂

不眠症を薬物で治療する前に、まずは自分の生活習慣を見直すことが大切だね。ともや先生よろしくお願いします!


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不眠症に改善に効果的なのは生活習慣の見直し!?セルフカウンセリングで6つの改善ポイントをチェック!!

 

では、

生活習慣の改善をして、

質の良い睡眠をとるには、

どのような心掛けが必要なのでしょうか?

 

セルフカウンセリングで

6つの改善ポイントをチェックしてみましょう。

 

【生活習慣の改善のポイント-セルフカウンセリング6】

 

  1. 1.定期的な運動

    定期的な運動し、さらに有酸素運動を取り入れると寝つきがよくなり、睡眠が深くなるでしょう。

  2. 2.寝室環境

    快適な環境をつくることで、夜中に目が覚めることは減るでしょう。音や光への対策として絨毯を敷く、遮光カーテンを用いる、というのが効果的です。また、寝室を適温に保つことも大切でしょう。

  3. 3.規則正しい食生活

    朝昼晩、3回の食事を心がけましょう。また、空腹の状態で入眠することは睡眠を妨げる原因になるので避けましょう。就寝前の空腹時には軽食(特に炭水化物)を取ると良いでしょう。

  4. 4.就寝前のカフェイン

    就寝の3時間前からはカフェインの入っているもの(例:コーヒー、紅茶、コーラ、チョコレートなど)を避けましょう。就寝前にカフェインを摂取すると寝つき悪くなり、眠りが浅くなってしまいます。

  5. 5.就寝前の飲酒、喫煙

    就寝前にアルコールを摂取すると、一時的に寝つきがよくなります。しかし、睡眠が浅くなり、夜中に目が覚めてしまうことが多いでしょう。喫煙に関してはニコチンに精神刺激作用があるので、就寝前は避けましょう。

  6. 6.就寝前の考え事

    仕事などの考え事や、翌日の行動の計画などは、日中に考えるようにしましょう。不安な状態になってしまうと、寝付くまでに時間がかかってしまい、眠りも浅くなってしまいます。

 

 

このような生活習慣の改善をした上でも、

不眠が続く場合は睡眠薬などの

薬物療法を行ったほうが良いでしょう。

 

ただ、

睡眠薬は特性が様々なので、

症状や体質に合わせて

使い分けていくことが大切です。

 

例えば、

高齢者の場合はふらつきを避ける為に、

作用時間の短い薬を使います。

 

また、

不眠症の治療のひとつとして、日々の

睡眠日誌(睡眠状態、就寝・起床時間、

体調、1日の行動)をつけることも効果的です。

 

 

不眠症とストレスの悪循環サイクルに陥らないためには!?ポイントは生活習慣のセルフカウンセリング!!

 

不眠の状態が続くと

悲観的な思考になりがちです。

 

すると、

本来は6時間睡眠を取り、

仕事も問題なく行えているにもかかわらず、

「今日も全然眠れなかった」

「不眠のせいで仕事に集中できない」

といった思考にとらわれてしまい、

悪循環に陥ってしまいます。

 

そのようなときに、日々の睡眠日誌を

客観的に見つめることで、

過度な思い込みに気づくことができます。

 

自分の睡眠状態を客観的に

冷静に見つめることで、不眠に対しての

マイナスイメージが改善していきます。

 

記録という形で自分を客観的に

長いスパンで見られるようになると、

徐々に焦りや不安が緩和されていくでしょう。

 

そして、不眠症の方にはストレスを

溜め込みやすい物事の認知

(見方や考え方)をしている方が

多くみられます。

 

専門家からのカウンセリングを

受けることによって、物事の認知の

クセを直していくことも効果的でしょう。

 

大切なことは

「本質的な原因を理解する」ということです。

 

不眠症かな?と思ったら、

まずは自分の生活習慣を見直し、

今回ご紹介したセルフカウンセリングを

してみましょう。

 

あなたの身体の悲鳴に、

あなた自身が気づいてあげましょう。

 

そして、大切な心と身体を守ってあげましょう。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:金子ともや