口に出さないと気が済まない女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに口に出さないと気が済まない人はいませんか?

またはあなた自身、口に出さないと気が済まない人ではありませんか?

 

言わなくてもいいことをあえて言ってきたり、思ったことをそのまま口に出したりする人って、あなたの周りにも一人くらいいると思います。

 

そのような人は、周りから距離を置かれたり嫌われたりしてしまうことも多いかもしれません。

ところが、口に出さないと気が済まない人は所かまわず誰彼構わず発言してしまうようです。

 

一体、どのような心理が潜んでいるのでしょうか。

今回は、口に出さないと気が済まない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

コタロウ♂コタロウ♂

たしかに世の中には、「何かにつけ一言多い」「はっきり言うことが正しい」「自分は常に正義」といったような感じで、思ったことをすぐ口に出してしまう「口に出さないと気が済まない人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん本人的には悪意もなく、良いと判断しての発言なのかも知れないけど、場合によって周りにいる人にとって不快に感じたり、険悪なムードになってしまうケースも多いみたい。そんな「口に出さないと気が済まない人」の心の中には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「口に出さないと気が済まない自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

サクラ♀サクラ♀

今回は「口に出さないと気が済まない人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「口に出さないと気が済まない人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は口に出さないと気が済まない方だ(常に正直で正しくありたい、言葉に出さなければ伝わらない、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、口に出さないと気が済まない人がいる(自分を管理できない残念な人、シンプルにストレス解消としか思えない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします。


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周りの人は対応に困る!?あなたは「口に出さないと気が済まない人」ではありませんか?

  • 「〇〇さんって周りから好かれていないよね」
  • 「先輩、このやり方って効率悪いと思います」
  • 「あなたって本当、こういうところだらしないね」

などと、あえて口に出さなくてもいいことを発言する人って一定数いると思います。

 

相手が傷ついたり相手の立場が悪くなったり、自分の評価が下がったりするのはお構いなしで、ズケズケと発言する人です。

 

当カウンセリングルームでも、そのような人に関する相談は多く寄せられています。

  • 「同僚が思ったことをすぐ口に出す人で、チームワークが悪くなって困っている」
  • 「今までやってきた仕事の在り方を、よくも知らずに批判してくる後輩がいて手に負えない」
  • 「妻が何でもかんでも口に出す人で、精神的に苦しい」

など、皆さん対応の仕方に悩んでいるようです。

 

もしかしたら、自分自身が口に出さないと気が済まないタイプで、人間関係に衝突が起こりやすく悩んでいるという人もいるかもしれません。

 

口に出さないと気が済まない人には、一体どんな心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。

 

 

「悪いと思っていない」「伝えないとわからないと思っている」「感情を自分で消化できない」!?「口に出さないと気が済まない人」に共通する「6つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで見えてくる「口に出さないと気が済まない人の心理」

それでは、口に出さないと気が済まない人の心理を6つ説明していきます。

この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①悪いと思っていない

実際に思っていることを言っているわけだから、悪いことだとは思っていない人です。

 

口に出さず根に持っている方が悪いと思っていて、きちんと伝えた方が相手のためになると思っています。

 

自分の考え方が間違っているとは思わず、自身があって正義感も強いので、相手が傷つくようなことも気にせず発言しています。

 

②弱いと思われたくない

周りから自分が弱い人間だと思われたくない人です。

 

きちんと自己主張ができる人であることをアピールしようとしていて、人に負けたくないと思っています。

 

バカにされたり見下されたりするのは大嫌いで、プライドが高い人です。

マウンティングの意味も込められている場合があります。

 

③勘違いされたくない

周りから勘違いされたくないと思っている人です。

 

自分の思っていることややっていることを正しく認識してもらいたいので、相手が勘違いするかもしれないと思ったことは周りがどう思うかを気にせず発言します。

 

自己防衛が強く、人から認めてもらいたいという思いの強い人です。

 

④伝えないとわからないと思っている

人に口に出して伝えないと相手や周りはわかってくれない、伝わらないと思っている人です。

 

本来、周りが察することのできるようなことでも、本人は言わないとわからないと思っているので発言します。

 

本人自体が察する力に乏しく、コミュニケーション力のあまりない人だといえます。

言葉にしないとわからないと思っています。

 

⑤感情のコントロールが苦手

感情のコントロールをするのが苦手なため、感情的になると思考が働かず思ったことをそのまま口に出してしまう人です。

 

本来発言する前には、相手や周りがどう感じるかどう受け取るかを考えるものですが、その思考が働かないので良いことも悪いこともストレートに口に出してしまいます。

 

精神的に幼い人だといえます。

 

⑥感情を自分で消化できない

感情のコントロールが苦手な人と少し似ていますが、そのような人より多少思考力はある人です。

 

ただ、少し考えても感情を自分の中にとどめておくことができず、イライラ・モヤモヤしてしまい、その気持ちを解消させるためにあえて口に出します。

 

他人よりも自分のスッキリを優先しようとしてしまう人です。

人によって後悔する人もいれば満足する人もいます。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、言葉は時として凶器にもなり得ることを認識し、相手を傷つけたり周りを不快にさせたりする発言は控えるように心がけましょう。

 

相手のためだと思ったとしても伝え方は重要です。

伝え方を工夫して、人に優しく接してください。

 

 

「口に出さないと気が済まない自分」を卒業するにはどうすれば良い!?冷静で適切な判官ができる自分を手に入れるための「4つの改善方法」を徹底解説!!

「口に出さないと気が済まない人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?

それでは続いて、口に出さないと気が済まない人のための改善方法を4つ説明していきます。

 

①アンガーコントロールを学ぶ

アンガーコントロールを学ぶことで、思ったことのすべてを口に出さなくともイライラしたりモヤモヤしたりすることが少なくなります。

 

例えば、6秒ルールのようなテクニックを学んで使っていったり、思考力を身につけたりすることで、今まで口に出さないと気が済まなかったことも、そうでなくなります。

 

心理学セミナーなどに参加したりトレーニングを受けたりすることで習得しやすくなるでしょう。

 

②価値観が人それぞれであることを知る

口に出さないと気が済まない人の多くは、自分が正しいと思い込んでいたり、強すぎる正義感があったりします。

 

本当にあなたが正しいこともあるのでしょうが、正解が一つとは限りませんし、様々な価値観があります。

 

それを理解することで、言動も大きく変わってくるはずです。

 

色々な方法があること、色々な価値観があることを知り、自分だけが正しいとは思いこまないようにしましょう。

 

③カウンセリングを受ける

口に出さないと気が済まない人の中には、表面的なものでなくもっと深層部分が影響してそのようになっているパターンもあり得ます。

 

育った環境の中にそのような人がいた、口に出さないことでよく怒られた、劣等感が強い、承認欲求が強い、、、そのような背景のために口に出さないと気が済まない人になっているのかもしれません。

 

専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、まずはその言動の要因となっている心理を見つけ出し、認知の歪みやインナーチャイルドを改善していきましょう。

 

そうすることで、表面上で変えるのではなく、根本的な思考の部分から変わることができ、かかるストレスも抑えることができます。

 

カウンセラーと一緒に改善をしていけば、一人で取り組むよりも早い改善が望めます。

 

 

【まとめ】「口に出さないと気が済まない人」から「愛のある言葉が言える人」へ!大切なことは「アンガーコントロールを身に付ける」ことと「認知の歪みを修正する」こと!!

発言する前に一度深呼吸をして冷静に!五戒(不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句)を言わず愛のある言葉を使う生き方してみませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

「一言居士(いちげんこじ)」という四字熟語があります。

何かにつけて一言自分の意見を言わなくては気が済まない人のことです。

 

こういう言葉があるわけですから、昔からそのような人はいるのだと思います。

ただ、このような性格はあまり人から好かれるものではないでしょう。

 

指摘されたことがあったり自覚があったりする人は、人間関係でこれ以上イヤな思いをしないために、また人が離れていってしまう前に改善していった方がいいと思います。

 

口は禍(わざわい)の元。

まだ間に合います。

 

円満な人間関係を構築し、継続していくために、発言に気をつけられる人になってください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

コタロウ♂コタロウ♂

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サクラ♀サクラ♀

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