カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに横着な人はいませんか?
またはあなた自身、横着な人ではありませんか?
仕事でも家事でも横着な人というのは色々と目立ちます。
作業が雑だったり中途半端だったり後回しにしたりして、周りが迷惑することもしばしばあると思います。
中には手早い人もいるのですが、作業の中身を見ていると完璧には程遠かったりミスがあったりすることもよくあります。
だからと言って指摘してもそのような人は妙な自信を持っていることが多く、なかなか改善は見られません。
横着な人には一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、横着な人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、あらゆることに消極的で行動しない、また手抜き、面倒くさがりといったような表現がピッタリとマッチする「横着な人」って男女を問わず沢山存在しているよね。もちろん自分的に確固たる自信を持って意思行動しているとは思うけど、中にはやるべきことさえ横着してやらずに、人間関係を悪化させているようなケースも多いみたい。そんな「横着な人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「横着な自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「横着な人」に共通する「8つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「横着な人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は横着な方だと思う(人生は楽で楽しい方が得、どんなやり方でも結果が出ればオールOK、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、横着な人がいる(一緒に行動することは非常に問題、人間的にとても残念でマイナスイメージしかない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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横着な人に振り回されて困っている人多数!あなたは「横着な人」ではありませんか?
まず、横柄という言葉の意味ですが、
[名・形動](スル)
- すべきことを故意に怠けること。できるだけ楽をしてすまそうとすること。また、そのさま。「—を決め込む」「—なやりかた」「—して連絡しない」
- わがままで、ずうずうしいこと。ずるいこと。また、そのさま。「中には—で新しそうなのを選って穿く人もある」〈鴎外・百物語〉
引用元: ※goo辞書「横着(おうちゃく)」とは?
とあります。
良い意味で使われることはなさそうな言葉です。
あなたも「横着だね」などと人から言われたことが一度くらいはあるかもしれませんが、それは決して褒め言葉として言われたわけではないと思います。
ただ、横着な人というのはなぜか指摘したり叱ったりしても、なかなか改善されることがありません。
元々の性格の問題なのか、自信があるからなのか、「横着しないで」と伝えても変わってもらえないことが多いようです。
当カウンセリングルームでも、そんな横着な人に関わる相談は多く寄せられます。
- 「部下が仕事で横着して、いつも似たようなミスを連発する。尻拭いするのが毎度大変で困る。」
- 「妻が横着で家の中がいつもだらしない。かといって、夫の自分が家事に手を出すと、文句を言ってきたり不機嫌になったりして手が付けられない。」
など、そばにいる人はなかなか大変な思いをしているようです。
人に迷惑をかけてしまうことの多い横着な人には、一体どのような心理があるのでしょうか。
以下に横着な人について詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「責任感がない」「真面目はバカらしい」「自分ルールでやっている」!?「横着な人」に共通する「8つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「横着な人の心理」
それでは、横着な人の心理を8つ説明していきます。
この8つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①やったことで満足
作業に対して手を付けたということで、すでに満足感を得てしまっている人です。
やろうとした自分は偉い、始めた自分は偉い、などと思っているので、作業をきちんと最後までやり遂げるところまでやる気が持続しません。
自分に対してとても甘い評価をしている人です。
②責任感がない
取り組む内容や与えられた作業に対して、責任感を持てていない人です。
自分の役割や立ち位置にも責任を感じていないので、きちんとできていなくともそれほど問題ないと思ってしまいます。
人や状況などのせいにすることが多く、「でも」「だって」が口癖です。
③覚えていない
自分のした失敗や人からされた指摘を覚えていない人です。
反省する人もしない人もいますが、どちらにせよそれほど響いていないので、同じ失敗や指摘を繰り返します。
その場ではしゅんとしていても時間が経つと忘れてしまうので、翌日にはケロッとしていることが多い、糠に釘(ぬかにくぎ)と言える人です。
④誰かがやってくれる
自分が完璧にやらなくても、誰かがフォローしてくれたり修正してくれたりするだろうと思っている人です。
できるところまで最低限のことはしますが、より良くとか完璧にという意識はありません。
むしろ、出来栄えが気に入らないのなら、そう思った人がやればいいというような態度です。
⑤真面目はバカらしい
一生懸命頑張ることは格好悪い、バカらしいと思っている人です。
真剣になってまで必死になりたくない、そこそこでいいと思っているので、時間をかけて細かいところまでやろうとは毛頭思いません。
そのため、真面目な人をバカにしています。
⑥面倒くさい
始めは頑張ろうと思って取り組んでも、途中で面倒になり中途半端な仕上がりになっている人です。
もしくは、取り組む前に面倒がって後回しにしたり、さっさと終わらせようとしたりします。
とにかく面倒くさがりでやる気の継続がありません。
怠け者な人です。
⑦自分ルールでやっている
ここまでやれば後はテキトーでOKとか、こんなことまでしなくてもいいだろうなどと、自分ルールでやり方を決めてしまっている人です。
多くのことを自分のこだわりや価値観で判断して取り組んでいるので、自分の中では良くできたと思っていても、周りからするとずさんに思えてしまうことがよくあります。
⑧スピードが優先
スピードが何より大事だと思っている人です。
出来栄えがどうであれ、とにかく早く仕上げることに意識を向けているので、雑だったり中途半端な仕上がりになったりしています。
本人は早く仕上がって満足し、達成感も得てしまっているので、他人からの指摘はなかなか受け入れられません。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、グループや家族とよく話し合い、その作業の重要性や求められる質について共有しましょう。
自分は良いと思っていても、周りが納得しなければ良い評価は得られません。
それぞれが責任感を持ち、真面目に取り組める環境を作っていきましょう。
「横着な自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良い!?自己認識を高め良好な人間関係を構築するための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「横着な人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、横着な人のための改善方法を3つ説明していきます。
①指摘や失敗を振り返る
横着な人は、今まで受けた指摘や失敗を今一度振り返りましょう。
その中で、何がいけなかったのかをきちんと把握し、次に生かせる策を考えてください。
そして、考えて終わりにせず実行まで移しましょう。
過去に必ず答えやヒントがあります。
指摘や失敗を無駄にせず、学びに変えていってください。
②過信しない
自分のことを過信しないことです。
自分はできると思い込んでいたり、取り組んだだけで満足したりしているようでは、成長は望めません。
自分のことを過大評価せずに謙虚な姿勢で物事に取り組んでください。
自分だけの判断で満足せず、他者からの意見も聞き入れましょう。
③カウンセリングを受ける
自分が横着な人間だという自覚があったり、人から横着だと指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
自分の視点からは良しとしているものが、実は他者からは良く思われていないということがよくあります。
カウンセラーとのカウンセリングの中で、自分では気づくことのできない癖やこだわり、偏った価値観などを見つけてもらい、作業の取り組み方や人との関わり方の改善を図りましょう。
表面上で改善しようと思っても、横着な人は時間が経つとすぐに自分流になってしまいやすいです。
カウンセリングを通じて、根本から改善していきましょう。
【まとめ】「横着な人」から「責任感のある誠実な人」へ!大切なことは「今の自分を知り受け入れる」ことと「自分を変える勇気を持つ」こと!!
ネガティブ思考を捨て、強い意志をもって挑戦、行動できる生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人にはその人その人のやり方、スタイルがあると思います。
しかし、仕事だったり人と共に暮らしていったりする上では、その自分流は変えていく必要があります。
「私はこうだから」と意地を張り続けていると、周りの人も愛想をつかして離れていってしまうかもしれません。
そういったことが理由で部署を異動させられたり、会社を辞めざるを得なくなったり、離婚問題にまで発展してしまうことも珍しくありません。
日々の生活を一つ一つ丁寧にこなしていける人になってください。
もちろん、スピードも大事ですが、雑では褒められたことではありません。
横着な人から丁寧な人に変わって、人から信用・信頼される人になりましょう。
すると、人間関係が今までよりも円満に、幸福感のあるものになっていくはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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