カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに見て見ぬふりをする人はいませんか?
またはあなた自身、見て見ぬふりをする人ではありませんか?
人が困っていたり助けを求めていたりしているのに、それに気づかないふりをして見て見ぬふりをする人がたまにいます。
確信がないから行動に移せないのか、それとも面倒だから関わりたくないと思っているのか、それは人によって様々です。
もしかすると、本人なりに色々と考えているのかもしれません。
そんな見て見ぬふりをする人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、見て見ぬふりをする人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、良いことも悪いことも徹底して見なかったことにしてしまう「見て見ぬふりをする人」ってたくさんいるよね。もちろん「見て見ぬふりをする」という行為の背景には、色々な理由や考え方があると思うけど、周りの人からは「冷たい性格の人」という風に思われてしまうケースもあるよね。そんな「見て見ぬふりをする人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「見て見ぬふりをしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「見て見ぬふりをする人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「見て見ぬふりをする人の心理」を自己分析できるから、「自分はよく見て見ぬふりをしてしまう方だ(ついやってしまう、性格だから仕方ない、改善したい)」という人や、「身近に見て見ぬふりをする人がいる(嫌な性格だ、好きになれない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「見て見ぬふりをする人」ではありませんか?
- 電車に乗って席に座っていたらお年寄りが乗ってきたけれど、席を譲るかどうするか…と思いながら寝たふりをすることにした経験。
- 学校や職場で嫌がらせを受けている人がいてかわいそうだけれど、自分にできることが分からなくて結局見て見ぬふりをしてしまった経験そのような見て見ぬふりをしてしまった経験。
は、誰にでも一度や二度あるのではないでしょうか。
見て見ぬふりをせず、率先して行動することはエネルギーが必要ですし、声をかけたり行動に移したりする勇気も相当必要です。
優しさや気遣いの心は持っていても、それをわざわざ行動に移して人を助けるという行為にはなかなか至れないかもしれません。
ただ、人の助けを必要としている人を見つけた時に行動できず、その結果自己嫌悪に陥る人も少なくありません。
そのような結果にならないためにも、自分の行動に移せない理由や心理をきちんと把握して、次に同じような場面に遭遇した際には恐れず動ける人になっていきましょう。
「他人任せ」「巻き込まれたくない」「人に興味がない」!?「見て見ぬふりをする人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「見て見ぬふりをする人の心理」
それでは、見て見ぬふりをする人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【見て見ぬふりをする人の心理①】自信がない
自分に対して自信がなく、「自分なんてどうせ…」というような自己卑下の感情をいつも強く持っている人です。
こんな自分が人の力になんてなれるわけがないと思ったり、生意気だと思われるのを恐れたりするせいで、気が付いても見て見ぬふりをしてしまいます。
【見て見ぬふりをする人の心理②】他人任せ
人が困っていることやもっとこうしてあげたら…などのことには気づける人ですが、基本的にいつも他人任せな人なので自分からは動こうとしません。
“周りの人がもっと○○してあげればいいのに”などと、自分が行動しないことは棚に上げて他人を非難する事もあります。あまり優しいとは言えない人です。
【見て見ぬふりをする人の心理③】恥ずかしがり屋
人に対しての優しさはとてもある方かもしれませんが、とにかく恥ずかしがり屋な人です。
その性格なため、目立つ行動や人と違った行動をすることにとても抵抗を感じます。
人のために動いてあげたいと思う反面、恥ずかしくて行動に移せない自分を責め、自己嫌悪するタイプです。
【見て見ぬふりをする人の心理④】人に興味がない
人に対しての興味がとても薄い人です。
興味がないため、人が困っていることや助けを求めていること自体にそもそも気づいていないことがしばしばあります。
また、仮に気付いたとしても助けてあげよう、何かできることはないかなどの考えまでには至りません。
“困ってそうだなぁ”で終わってしまうような少々人間味に欠けた人です。
【見て見ぬふりをする人の心理⑤】巻き込まれたくない
面倒なことは嫌いで、得にならなそうなことには極力関わりたくないと思っている人です。
巻き込まれて自己犠牲するなどはもってのほかで、人助けする人の気持ちもよくわからないタイプかもしれません。
自分中心な考え方が多く、優しさに欠けた人だと言えます。
【見て見ぬふりをする人の心理⑥】相手を尊重している
自分自身が自尊心の高い性格であったりするため、助けてもらった側のプライドや立場を考え相手を尊重した結果、見て見ぬふりをすることにしている人です。
それが相手の本意かどうかはわかりませんが、人の気持ちを思いやり尊重しようとする優しい性格の持ち主だと言えるでしょう。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、見て見ぬふりをすることで失う信頼、得られない自己肯定感についてもう少し深く考えてみてください。
そして、見て見ぬふりをする側の気持ちも理解できる優しい人になれるといいですね。
「見て見ぬふりをしてしまう自分」を卒業してみませんか!?自分の気持ちに正直に行動するための「4つの改善方法」を徹底解説!!
「見て見ぬふりをする人」をやめるために必要な「4つの改善方法」とは!?
それでは今まで見て見ぬふりを多くしてきた人のために、見て見ぬふりをする人を卒業する4つの方法についてお話ししていきます。
【見て見ぬふりをする人の改善方法①】人に興味を持つ
今よりも人に対して興味を持つように心がけましょう。
人との関わりをもっと大切にし、関わり方を学んでいくとよいでしょう。
人の表情や動きにもう少し敏感になり、変化に気づいてあげられる人になりましょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。
【見て見ぬふりをする人の改善方法②】思いやりの心を育てる
当たり前のことをしていても、あまり人からは感謝されたり心強く感じられたりしないかもしれません。
その人のためにできるプラスαのことがないか探してみてください。
人のために行動できる自分、思いやりを持てる自分に価値を見出し、感謝される喜びに気づけるようになりましょう。
【見て見ぬふりをする人の改善方法③】助けられた経験を思い出す
今まであなたが生きてきた人生の中で、助けられ救われたことをたくさん思い出してください。
家族でも友人でも先生でも知らない人でも構いません。
一つ一つ丁寧に思い出し、その時の喜びを再体験していってください。
それが結果につながらなかったとしても、見て見ぬふりをされなかったことは嬉しく感じたと思います。
その喜びを感じた言動を他人にもしてあげて、人に喜びを与えていきましょう。
【見て見ぬふりをする人の改善方法④】自信をつける
自分への信頼や自信がないから、何か行動に移す際不安に感じたり恥ずかしさを感じたりするのかもしれません。
自分に自信をつけていくために専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、日々の生活を改善したり認知の歪みを取り払っていったりしましょう。
自信がつけば見て見ぬふりをすることは減り、率先して動けるようになることと思います。
【まとめ】「見て見ぬふりをする人」から「思いやりのある行動ができる人」へ!大切なことは「自分に自信を持つ」ことと「後悔しない正しい行動をする」こと!!
「他人の喜びは自分の喜び」ほんのちょっとだけ勇気を出して行動してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人は人との関わりなくして生きてはいけません。
あなたも優しい誰かに日々助けられながら生きているのです。
そのことを忘れずにあなたも誰かの力になれるように、手を差し伸べることができるように、少しずつ変わっていきましょう。
すると、今よりももっと豊かで生きがいのある人生になっていくはずです。
見て見ぬふりをせず、人から感謝される人になっていけるといいですね。
あなたが良い方向へ変わっていけるように、応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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