カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに質問してきたのに反応が薄い人はいませんか?
またはあなた自身、質問したのに反応が薄い人ではありませんか?
- A:「〇〇さんって、どこ出身なんですか?」
- B:「神奈川です!」
- A:「へー。」
- B:「…え?」
というような会話になったこと、あなたにもないでしょうか。
質問されたからせっかく答えたのに、反応が薄かったり無視されたりして、“なんで?”とか“何がしたいの?”などと相手に思ったことってあると思います。
質問してきたのに反応が薄い人には、一体どのような心理があるのでしょうか。
今回は、質問してきたのに反応が薄い人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、「会話はただの情報交換」「質問しておけばそれで満足」「リアクションは省エネモード」といったような「質問してきたのに反応が薄い人」って男女を問わずかなり沢山いるわよね。もちろん相手に興味があっての質問で、そこから会話のキャッチボールが続いていくのが自然な流れだと思うけど、中には質問をしておきながら「ふーん、そっかで終わる」「まあまあだねとしか言わない」「スマホをいじり始める」といった自己中心的な行動をすることで、人間関係を大きく悪化させているケースも多いみたい。そんな「質問してきたのに反応が薄い人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「質問してきたのに反応が薄い人」を今すぐ卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「質問してきたのに反応が薄い人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「質問してきたのに反応が薄い人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は質問しても相手の答えに対して反応が薄くなってしまう時がある(自分としてはごく自然に振る舞っているつもり、一応言葉で返しているのだから問題ない、いちいち気にするほうが異常、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、質問してきたのに反応が薄い人がいる(コミュニケーションの欠如でしかない、だったら質問してくるな、人間味がないとても残念な人、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
【よく読まれているおすすめの関連記事】
「質問は義務感や習慣」「リアクションに気を使うのが面倒」「相手の答えに特別な興味はない」!?なぜ人は「質問してきたのに反応が薄い人」になってしまうのか!?
なぜ質問してきたのかよくわからない人たちに、みんな頭を悩ませています!
人から質問してもらえるということは、相手から興味を持ってもらえていると感じることができるので、多くの人は嬉しく感じることだと思います。
ところが、中には質問されて答えたのに、「へー」とか「ふーん」、「そうなんだ」などの反応だけで終わられてしまい、その後会話に発展しなかった…ということも経験があると思います。
聞かれた側としては、「?」が残ってしまいますね。
当カウンセリングルームにも、そのような会話をする人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「婚活をしていてお見合いで相手から質問をされるが、相手の反応が悪い。私の答え方が悪いのだろうか。」
- 「職場の同僚から質問をされて答えても、すぐ違う話をし出す人がいる。関わり方が難しすぎる。」
など、人間関係の会話で困っている人は多いようです。
質問してきたのに反応が薄い人達は一体、何を考えているのでしょうか。
以下に詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「思っていた答えと違う」「もう違うことを考えている」「知りたかっただけ」!?「質問してきたのに反応が薄い人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「質問してきたのに反応が薄い人の心理」
それでは、質問してきたのに反応が薄い人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①思っていた答えと違う
質問はしたものの、自分が想定していた回答と違ったため、反応できない・反応に困ってしまっている人です。
会話に対して臨機応変な対応をするのが苦手なので、“こうだろう”と思っていた答えと違う反応が来ると、上手く反応ができず、薄い反応になってしまいます。
②沈黙が嫌い
人と一緒にいて沈黙になることを嫌う人です。
沈黙が嫌なので何か話さなければと感じて相手に質問をしますが、その時点で沈黙は解消されたので満足してしまっています。
その後、また沈黙になると質問をして同じような反応になりやすいです。
③あいさつ代わり
あいさつ代わりとして質問してきている人です。
質問に特に意図はなく、ただの時間つぶしだったり社交辞令だったりで聞いてきています。
質問の答えに興味もないので、反応も薄くその後の発展もありません。
質問すれば相手は喜ぶと思い込んでいるのかもしれません。
④もう違うことを考えている
質問はしたものの、相手の返事を聞く前にもう違うことを考えている人です。
あまり集中力がなく、人の話を最後まで聞き続けることができず、同じ話をし続けるのも得意ではありません。
思考が飛びやすいので、自分から聞いておいてすぐに違う話をしだしたりします。
⑤自分が話したい
体裁で相手に質問はするものの、相手の答えに興味があるわけではなく、自分が話したいと思っている人です。
自分が話すきっかけにしたい、自分に聞いてほしいと思っているので、相手がどの答え方をしてもあまり反応はよくありません。
⑥知りたかっただけ
相手のその部分の情報をただ知りたかっただけの人です。
その後の話に発展させようとしているわけではなく、本人がただ気になったから聞いただけなので、その答えが聞けて満足してしまっています。
本人の中で自己完結しています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分に当てはまる項目があった人は、もちろん質問をしたらマナーとして答えてくれた相手に反応してあげないと、悪い印象を持たれてしまいやすいので気をつけましょう。
また、相手が反応しやすい答え方をしたり、答えた後に聞き返してあげたりすると、会話は今より盛り上がるでしょう。
「質問してきたのに反応が薄い人」を卒業するにはどうすれば良い!?本当のコミュニケーションを学び人間関係に活かすための「4つの改善方法」を徹底解説!!
「質問してきたのに反応が薄い人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、質問したのに反応が薄い人のための改善方法を4つ説明していきます。
①傾聴を学ぶ
人の話を聴くスキルを向上させましょう。
相手の話を自分の思い込みや想像を乗せて聞いているようでは、相手のことを真に理解できません。
思っていた答えと違った時、上手く反応もできなくなってしまいます。
自分の考えや価値観は横に置いて、相手の話をそのまま受け入れる姿勢で聴くことが傾聴です。
これができるようになると、聞く自分も話す相手も、会話に満足感を得られることが多いです。
②相手に興味を持つ
せっかく質問できる距離感にいる相手なのですから、相手に興味を持って会話しましょう。
興味もないのに質問しても、相手は不信感や不快感を持ってしまいやすいです。
相手のことをもっと知りたいと思うことで、良い質問、盛り上がる反応ができるようになります。
相手だけでなく、人全般に興味を持って友好的な人になりましょう。
③セミナーに参加する
質問をした後の反応や、その後の話の続け方がよくわからない、難しさを感じることがある、というような人は、コミュニケーションセミナーに参加することをおすすめします。
特に、ただ話を聞くだけでなく、実践型のセミナーを開催しているところに参加することで、コミュニケーションスキルはより身につきます。
コミュニケーション力もトレーニングでどんどん向上できますから、住んでいる地域から通えるセミナーや、オンラインで開催しているセミナーなどに参加してみてください。
④カウンセリングを受ける
質問するまではできるもののその後の反応に難しさを感じたり、反応が薄いと指摘されたりしたことのある人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
あなたがなぜ反応が薄いのか、どのように反応が薄いのかをカウンセラーがカウンセリングの中で、様々な観点から探っていきます。
心の中に、人間関係のトラウマやインナーチャイルド、劣等感などが潜んでいることもありますし、発達障害などの病気が関わっている可能性もあります。
原因を見つけ、その原因にあった改善をすることで、今までよりも人との会話が楽になり、楽しくなることと思います。
【まとめ】「質問してきたのに反応が薄い人」から「リズミカルな会話ができる人」へ!大切なことは「会話力を磨く」ことと「必要なサポートを受ける」こと!!
相手の答えに感謝と共感を示し、会話を通じた良好な人間関係を築いていきましょう!
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
質問をして答えてもらう、そしてそれに反応する。
このような会話は人間関係を円満にし、仲間を増やしていくことができます。
質問をするだけでは相手は満足してくれません。
きちんと反応をして、相手から信用・信頼を獲得していってください。
たくさんの人と良い関係が築けるように、コミュニケーションスキルを磨いていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!
ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!