嫌なことがあったりストレスを感じると、すぐに大騒ぎする女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに、ちょっとのことで大騒ぎして周囲の空気を乱すような人はいませんか?

もしくは、あなたが大騒ぎする人だと、他人から言われたことはありませんか?

 

大騒ぎする人は場所や時間、タイミングなどまったくお構いなしで、周りにいる人を巻き込みます。

プライベートならまだしも、職場などにそんな人が一人でもいると、なかなか大変だと思います。

 

良く言えば、「にぎやかな人」になるかもしれませんが、TPOに応じて落ち着いてもらいたいと思うこともあるでしょう。

 

そこで今回は、大騒ぎする人の心理や原因などについてお話ししていきます。

 

レオ♂レオ♂

たしかに、ちょっとしたことですぐに大騒ぎする「面倒くさい人」って存在しているよね。またそういう人は、周囲の人たちの「心のエネルギー」を奪っていることに気が付いていないケースが多いよね。そんな「大騒ぎする人」にはいったいどんな心理が潜んでいるのかな?周囲に「大騒ぎする人」がいる時はどう対処すればいいのかな?

ココ♀ココ♀

今回は「大騒ぎする人」に共通する「5つの心理」や「5つの改善策」「関わり方と考え方」が詳しく紹介されているみたいね。またセルフカウンセリングで「大騒ぎする人の心理」を自己分析できるから、「自分はちょっと大げさに表現しているかも?」と感じている人や「周囲に大騒ぎする人がいて困っている…」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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大騒ぎする人は精神的に不安定??

“突然虫が部屋の中に入ってきた!!”とか、“使っている機械が壊れた!!”など突発的なアクシデントの時、あり得ないくらい大げさに声を出したり動き回ったりする人がいます。

 

また、知り合いや芸能人の色恋沙汰で激しく反応したり、病気や怪我を大げさにアピールしたりする人もいます。

 

ちょっとのことで大騒ぎする人には、大きく分けると二パターンの人がいます。

 

一つのパターンは、かまってちゃんタイプの人。

もう一つのパターンは、パニックタイプの人。

 

この二パターンの人達は、目的が異なります。

 

かまってちゃんタイプの人は、大騒ぎすることで他人の注目を浴びようとしています。

そして、何かを得ようとしている人です。

 

例えば、物理的な援助や、精神的な承認や愛情など。

 

パニックタイプの人は、大騒ぎしているという感覚は本人にありません。

 

単純に、自分が瞬時に対応できる能力のキャパシティを超えるアクシデントが起こったために、処理しきれず感情が表に出てしまっているのです。

 

ただ、両者ともに言えるのは、精神的に不安定な状態だということです。

 

いつも失敗に怯えている不安症気質の人。

他人から認めてもらいたい、愛されたいと思っている承認欲求の強い人。

 

自分に自信がなさすぎる自己肯定感の低い人。

また稀に、感情のコントロールを苦手とする発達障害の一つ、ADHDである可能性もあります。

 

自分の心を上手にコントロールできない人が、大騒ぎしてしまうのです。

 

 

「ネガティブ思考」「かまってちゃん」「注目を浴びたい」!?「大騒ぎする人」に共通する「5つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで分析する「大騒ぎする人の心理」

それでは、大騒ぎする人の心理を5つ説明していきます。

この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

【大騒ぎする人の心理①】心配性

物事を大きく捉えてしまいがちな、ネガティブ思考の人です。

ちょっとのアクシデントや失敗でも、本人の中では一大事のように感じています。

 

冷静に状況を判断したり、相手の気持ちを瞬時に察知したりすることが得意でないので、自分なりの最悪の事態をいつも頭で描いてしまっています。

 

【大騒ぎする人の心理②】かまってちゃん

他人からの共感を得たいという気持ちが強い、いわゆる承認欲求の強い人です。

 

ちょっとしたことでも大騒ぎすることで、周囲から「どうしたの?」「大丈夫?」などと声をかけてもらい、心配してもらえます。

 

周囲から気にかけてもらうことがその人の喜びなので、ちょっとしたことが起こる度に毎回大騒ぎします。

 

【大騒ぎする人の心理③】目立ちたい

多くの人から注目を浴びたい、目立ちたい、と思っている人です。

いわゆる自己顕示欲の強い人です。

 

ちょっとしたことでも、いち早く他人よりも大騒ぎすることで、自分に視線を集めることができます。

 

大きい声で叫んだり、ドタバタとわざとらしく慌てたりしているような人はこれに当てはまります。

精神的に未熟な子どもっぽい人です。

 

【大騒ぎする人の心理④】助けてもらいたい

自分で物事を解決しようとせず、いつも誰かに尻拭いさせようとしている人です。

責任感や実行力に欠けており、依存心が強いため、すぐに人に頼ろうとします。

 

慢性的な愛情不足を抱えていて、他人から助けてもらうことで自分の中の足りない愛情を満たそうとしています。

 

【大騒ぎする人の心理⑤】衝動的

物事を冷静に深く考えることが苦手で、何かアクシデントが起こると、感情的に動いてしまう人です。

 

そうなると周囲の状況が見えなくなり、自分のことしか考えられなくなってしまうため、周囲からは大袈裟だと思われてしまいます。

 

時に常識はずれの言動をして、顰蹙を買ってしまったり軽蔑されてしまったりすることもあるでしょう。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近に当てはまる項目があった人は、精神面のどこに問題が生じているのか把握するところから始めていき、他者との関わり方を見直していきましょう。

 

 

あなたの周囲に「大騒ぎする人」がいた場合はどうする!?心理カウンセラーが活用する「マル秘テクニック」を徹底解説!!

大騒ぎする人との関わり方

続いて、大騒ぎする人との適切な関わり方について説明していきます。

先述したとおり、大騒ぎする人は大きく分けて二パターンいます。

 

まずは、その大騒ぎする人がかまってちゃんタイプなのか、それともパニックタイプなのか、判別するところから始めましょう。

 

大騒ぎする人がかまってちゃんタイプなら、相手は愛情に飢えた大げさな人です。

大騒ぎしたら、あえて「大丈夫?」などとは声をかけずに、あまり構わないようにしましょう。

 

このタイプは、いつも心配してあげたり手助けしてあげたりしていると、癖になり図にのってもっと大騒ぎすることもあります。

 

大騒ぎしても、誰も乗っかってこないとわかれば冷静になり、案外自分でチャチャッと解決するでしょう。

 

ただし、普段の落ち着いている時に、「いつも頑張っているね」「あなたは本当に仕事ができるね」「あなたは賢い人だ」などと褒めてあげましょう。

 

承認欲求を常に満たしてあげていることで、大騒ぎすることも少なくなるでしょう。

 

 

大騒ぎする人がパニックタイプなら、その相手はその時、自分のキャパシティを超えていてパンク寸前です。

 

優しく落ち着いた声で「落ち着いて」「大丈夫だよ」と話しかけてあげてください。

まずは冷静にさせることが必要です。

 

そして、ゆっくりでいいので本人に状況を整理させましょう。

5W1Hの質問などを使いながら、相手に考えさせてあげるのです。

 

そして、どうすれば問題を解決させられるか、一緒に考えてあげましょう。

このようなことを地道にくり返し、冷静に考える癖をつけさせてあげましょう。

 

それでもまったく良くならない場合は、本人が発達障害を抱えていたり、何かのトラウマを抱えていたりする可能性もあります。

 

専門のカウンセラーに相談してみましょう。

 

 

もしも「大騒ぎする人」だとしたら!?「大騒ぎする人」を卒業するための「5つの改善策」を徹底解説!!

大騒ぎする人のための改善策

もしも、自分が大騒ぎしているという自覚を持っていたり、他人から大騒ぎしていると言われたことがあったりする人は、今後の人間関係で困らないために、大騒ぎしてしまう癖を改善させていきましょう。

 

以下に5つの改善策を説明していきますので、自分にできそうなものから無理せず取り組んでいきましょう。

 

【大騒ぎする人の改善策①】自分に声かけをする

何かハプニングが起こった時、「どうしよう!」「もうダメだ!」などとマイナスな言葉をつぶやくのではなく、「大丈夫!」「落ち着いて!」とパニックになりながらでも、自分に話しかけましょう。

 

その言葉を聞いた自分の脳が反応して、冷静さを取り戻そうとしてくれます。

 

【大騒ぎする人の改善策②】自分のしてきた行いを思い返してみる

自分が今まで、いかに恥ずかしい子どもっぽい言動をしてきたのか、過去に大騒ぎしたことを思い返しながら反省しましょう。

 

他人からの信頼を得るために、今のままではいけないのだと現状を把握し、変わる覚悟を持ちます。

 

大騒ぎしそうになったら、一度その気持ちを呑み込み、自分の中で物事を整理する癖をつけましょう。

 

【大騒ぎする人の改善策③】コミュニケーション能力を身につける

本当は大騒ぎなどせずとも、他人からの協力を得ることができます。

 

他人とのコミュニケーションのとり方を知らないがために、大騒ぎして注目を浴びようとしてしまいます。

 

正しいコミュニケーションの方法を知って、周りの迷惑にならないよう協力の仰ぎ方など、人との関わり方を学びましょう。

 

【大騒ぎする人の改善策④】活動の輪を広げる

特定の人としか付き合いがなかったり、特定の場所でしか行動していなかったりすると、居心地は良いですが同じ状況ばかりに慣れ過ぎて、予想外の展開への反応がうまくできなくなってしまいます。

 

あまりにもストレスのかからない生活をしていると、突然ストレスのかかる出来事が起こった時に、心や身体が対処できません。

 

色々な状況での対応力をつけるために、今よりも行動範囲を広げてみましょう。

 

【大騒ぎする人の改善策⑤】自己肯定感を上げる

かまってちゃんタイプもパニックタイプも、共通して言えることは自己肯定感が低いということです。

 

自分の良いところを見つけたり増やしたりすることや、小さな成功体験を重ねたりなど、自分でできる自己肯定感を上げるトレーニングもあります。

 

しかし、一番良いのは専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて、メンタルトレーニングをしたり認知行動療法をしたりすることです。

 

専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることで、自分で行うよりも早く、また安心感を持って自己肯定感を上げていくことができます。

 

 

【まとめ】「大騒ぎする人」を卒業して「円滑な人間関係」を!大切なことは自分を「尊重する」「信じる」「許す」こと!!

人が幸せになることは「権利」ではなく「義務」

いかがでしたか?

取り組めそうな対処法はありましたか?

 

無理をせず、少しずつ少しずつで構いませんので、今の生きづらさを感じる自分から変わっていっていく努力をしていきましょう。

 

すぐには成果が出ないかもしれません。

しかし、あなたに本当に変わる気があれば、長い時間をかけずともかならず変化はあらわれます。

 

自分を一番信じてあげられるのは、自分です。

生きやすい自分に変わって、自分はもちろん周囲の人たちも幸せにしてあげましょう。

 

大騒ぎをする人も大騒ぎする人が身近にいる人も、神経をすり減らしていることは間違いありません。

 

解決策がなかなか見出せない場合は、人間関係の分野で専門のカウンセラーに相談するのも良いでしょう。

 

自分のメンタルが弱っていると感じたら、精神科や心療内科を受診したりカウンセリングを受けたりすることもおすすめします。

 

心を健康にして、他者と素直な気持ちで、効果的なコミュニケーションを築けるようになれるといいですね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

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