カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたは動物が好きですか?
動物好きな人は昔に比べて、とても増えているように感じます。
自宅でペットを飼っている家庭は今多いですし、最近ではペットを飼えない状況にある人もアニマルカフェなどで動物と触れ合うことができます。
何かを好きだと思う気持ちは、とても良いことです。
しかし、その“好き”という気持ちには単純に生き物を愛するという感情だけでなく、他の心の問題が隠れていることもあります。
動物が好きな人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、動物好きな人の心理や動物好きな人の心の問題について、お話ししていきます。
たしかに現代社会では、動物園や水族館、猫カフェなど様々な動物と触れ合うことができるようになり、ペットも家族の一員という位置づけで、癒やしや絆など人間にとってなくてはならない存在になってきているよね。でも「動物好きな人」の中には、動物とは仲良くできても人間関係ではうまくいってない人も多いみたい。そんな「動物好きな人」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?
今回は「動物好きな人」に共通する「6つの心理」や「動物好きな人が抱える心の問題」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリング「動物好きな人の心理」を自己分析できるから、「動物が好きでペットを飼っている人」や「動物園や水族館などによく出かける人」には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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キーワードは「愛情ホルモン」「お母さんホルモン」!?「動物好きな人」が動物を愛する理由とは!?
動物好きは男性と女性どちらが多い?
一昔前と比べると、街中のペットショップの数は格段に増え、ペット可のマンションやアパートも増え、ペットグッズやペット同伴OKの施設なども多くなりました。
昔からある動物園に加え、アニマルカフェなどでペットを飼っていない人も気軽に動物と触れ合えます。
いわば、動物好きな人にとって現代は、楽園と言ってもいいかもしれません。
ところで、動物好きな人はなぜ動物好きなのでしょうか。
これまでわかっていた要因は、本人の性格や幼い頃の体験、生活環境などでした。
最近の研究ではそれに加え、遺伝子にも関係があると言います。
動物に深い愛情を注げる人は、オキシトシンという“愛情ホルモン”“お母さんホルモン”などとも呼ばれるホルモンを作る遺伝子に違いがあるそうです。
オキシトシンは、人が幸せを感じたり良い睡眠や心の安定を保ったりすることに深く関係しているホルモンですが、それだけでなく人と動物との間の共感力や、絆にも深い関係があるのだそうです。
また、男性よりも女性の方が、より動物好きな人が多いと言われています。
あなたが動物好きだとしたら、それは社会的要因なのか、遺伝子が関係しているのか、それとも両方か。それは簡単にはわかりませんが、生き物を愛せるというのはとても素敵なことですね。
以下に詳しく動物好きな人の心理について説明しています。
色々なパターンの人がいるので、一つ一つチェックしていきましょう。
「無償の愛」「周囲へのアピール」「支配力が強い」!?「動物好きな人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「動物好きな人の心理」
それでは、動物好きな人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【動物好きな人の心理①】承認欲求が強い
自分のことを認めてほしい、必要とされたい、という気持ちが強い人です。
動物は愛情を注げば注いだ分、ほとんどの場合懐いてくれます。
動物と関わることで、自分の居場所や存在価値を見出し、孤独感を埋めようとしています。
【動物好きな人の心理②】おおらか
見返りを求めない精神を持つ、大らかな性格の人です。
何でも許すことができるので、動物や小さい子どもの粗相にも腹が立ちません。
無償の愛を持っている人なので、動物からも人間からも愛される人です。
【動物好きな人の心理③】良く思われたい
実は、動物を心から好きなわけではない人です。
動物好きだとアピールした方が周囲からの評価が良くなると思っているため、動物好きを演じています。
いつも他人からどう思われているかをとても気にしている、臆病で劣等感の強い人です。
【動物好きな人の心理④】面倒見がいい
誰かを守ってあげたい、面倒を見てあげたい、という気持ちが強い人です。
責任感が強く思いやりのある人ですが、自己犠牲することが多い人でもあります。
動物や困っている人を見ると養護欲求が高まり、構わずにはいられません。
【動物好きな人の心理⑤】支配欲が強い
他人よりも優位に立ちたい気持ちが強い人です。
人間関係で優位に立てないため、その欲求を動物相手で解消しようとしています。
犬などは特に、きちんと躾ければ自分に従ってくれるので、そこで支配欲を満たしています。
劣等感が強く、自己肯定感の低い人です。
【動物好きな人の心理⑥】感受性が豊か
想像力が豊かで、動物に対しても深い感情移入ができる人です。
そのため、動物も人間と同じように一人格として扱います。
動物に限らず、人間関係でも思いやりがあり、他者の気持ちを積極的に考えようとする共感力のある人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近に当てはまる項目があった人は、どんな理由で動物を愛しているのか、一度深く考える機会を設けてみるといいかもしれません。
歪んだ愛情なら、その人自身の心に何か問題があるかもしれません。
自分の心と向き合う必要がありそうです。
あなたが「動物が好きな理由」をピックアップしてみよう!「動物好きな人」が潜在的に抱える「心の問題」とは!?
「動物好きな自分」と向かい合ってみる
動物好きな人は、一見すると健康的な心を持っているように思えます。
しかし、実はそうとは限りません。
先ほど動物好きな人の心理でも述べたように、潜在的に心の隙間を埋めようとするために動物と関わっている人もいます。
アニマルセラピーなどがあるように、動物には癒しの効果があるのは事実です。
ですから、その心の隙間を動物に癒してもらうのは悪いことではありません。
ただ、できることならその心の隙間は隙間のままにしておくのではなく、メンタルトレーニングやカウンセリングを受けるなどして、改善させていくことをおすすめします。
例えば、承認欲求が強すぎる人や面倒見が良すぎる人は、アダルトチルドレンなどの心の傷を抱えているかもしれません。
また、人から良く思われたい気持ちが強い、劣等感が強い、というような人はインナーチャイルドなどの心の傷を抱えているかもしれません。
このような場合は、自力で改善していこうと思ってもそうそうできることではありません。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて、隠れた心のわだかまりを溶かしていきましょう。
【まとめ】「動物好きな人」は「深い愛情を持つ人」!大切なことは「理由ありき」ではなく「無償の愛」で動物を愛すること!!
愛する気持ちが強いからこそ、ペットロスになる可能性も
ペットをどんなに可愛がっても、必ず訪れるお別れの時。
愛する気持ちが強いからこそ、動物好きな人は飼っているペットを失った時の悲しみになかなか耐えきれません。
ペットロスというペットを失ったことによる、心の病気になることもあります。
珍しい病気ではありません。
動物を愛する人ならば、誰もがなる可能性のある心の病気です。
自分や身近な人が現在ペットロスかもしれないという人は、精神科や心療内科を受診したり、専門のカウンセラーからカウンセリングをきちんと受けたりして、メンタルケアを行っていきましょう。
また、まだお別れはしていないけれど、その時のことを考えると自分もペットロスになってしまうかもしれない…と思う人は今からメンタルトレーニングをして強い心を手に入れましょう。
心も、身体と同じように鍛えられます。
大切な人や動物を愛し、守るためにも、強い心は必要です。
人とも動物とも、より良い関係を築いていけるといいですね。
そのために心のケアを怠らず、健康な心でいることを心がけましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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