代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに「共依存親子」の人はいますか?
もしくは、あなたが共依存親子ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、共依存親子のために苦しんでいる人たちからの相談が非常に多くあります。
親が子どもに依存し、子どもが親に依存する共依存親子。
どうして、子離れ親離れできないのでしょうか?
その心理とはどのようなものがあるのでしょうか?
そこで、今回は「共依存親子」について書かせていただきたいと思います。
自分も共依存親子、周りに共依存親子の人がいる場合はセルフカウンセリングしながら読み進めてください。

たしかに共依存の親子関係が招く事件が社会問題になっている現実があるようね。たとえば、子どもが成人しても自立できていない、大人の引きこもり、DVや虐待、また親子同士での殺人事件など、日本でも大きな問題になっているのは間違いないわね。問題なのは「共依存の親子関係」になっていることに気がついていないことだけど、そんな「共依存親子」にはいったいどんな心理が隠されているのかな?共依存親子の関係から抜け出す方法はあるのかな?

今回は「共依存親子」に共通する「5つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「共依存親子の心理」を自己分析できるから、「共依存親子だと自覚している人」や「身近に共依存親子がいる人」の他に、「自分は共依存親子ではない」と思っている人にもぜひ参考にして欲しいね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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「互いに依存し会う関係」になっていませんか?
まずは、共依存親子とはどのような親子のことを言うのか簡単に説明したいと思います。
共依存親子とは
お互いを必要以上に依存し合っている親子関係のことをいいます。正常な親子関係は、成長と共に子離れ親離れをして自立していくものですが、共依存親子は互いに依存し合いながら生きていくため、生きづらさを感じてしまいます。親は過干渉のため子どもの自立を奪ってしまい親がいないと何もできない状態にさせてしまいます。
あなたは共依存という言葉を耳にしたことはありますか?
共依存には親子・男女・友人など色々な共依存があります。
どの共依存も相手に対して依存し合うために、相手がいなくなるととんでもないことになってしまいます。
普通であれば、お互い良い距離感を保ち、お互いの自立を応援しますが共依存の場合は、してあげること、してもらうことが当然になり変な関係性ができてしまいます。
では、なぜ共依存し合ってしまうのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで、共依存の中の共依存親子について心理から色々と探っていきたいと思います。
もし、あなたが共依存親子だったり、周りに共依存親子のような人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「過保護」「はき違えた愛情」「依存している自覚がない」!?「共依存親子」に共通する「5つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで発見「共依存親子の心理」
それでは「共依存親子」の特徴を書いていきます。
①過保護
共依存親子の特徴として、親が異常なくらい過保護だと言われています。
「自分がいなければ子どもは何もできない」と思い込んでいます。
また、子どもは「自分は親がいなければ何もできない」と自立しません。
子どもを一人の人間としてみるというより、支配しようとしてしまいます。
②親が経済的援助
共依存親子の特徴として、親が子どもの経済的援助をしていると言われています。
大人になってもおこずかいをあげたり、家や車を買い与えたりします。
下手をすれば子どもが仕事をしていない場合は毎月の生活費を親が出します。
③はき違えた愛情(親)
共依存親子の特徴として、はき違えた愛情を武器に使うと言われています。
「お母さんはあなたのためにしている…」「お母さんのために○○してほしい…」下手をすれば脅したりしますので、親子の愛情とは言えず、相手を自分の思い通りにさせるためのはき違えた愛情でしかありません。
④親に服従
共依存親子の特徴として、親に対して服従が条件になっていると言われています。
子どもにとって、親は絶対的な存在であり見捨てられることは恐怖でしかありません。
たとえ、理不尽なことを言われても見捨てられないためには言うことを聞かないといけません。
幼少期からそうされているので大人になっても、それが当たり前になってしまいます。
⑤子どもに依存している自覚がない
共依存親子の特徴として、親が子どもに対して依存しているという自覚がないと言われています。
親は子どものためにしているのだから…とついつい自分でできることまで手を出してしまいます。
それは、依存とは思わず、親だからと思っているようです。
加減がわからないようです。
いかがでしたか?
共依存親子の特徴5個を書かせていただきました。
あなたはチェック項目にいくつ当てはまりましたか?
共依存親子には色々な特徴があったことがわかったと思います。
しかし、共依存親子当人が共依存だと思っていないケースが多いのも確かです。
親が子どもに色々としてあげることが何故悪いのか?
愛情かけることが悪い訳ではありません。
かけすぎるから駄目なのです。
愛情は甘やかすことではありません。
親は子どもが自立できるように、愛情をかけます。
その愛情のかけかたは、時には厳しく時には優しく接することが大切になります。
何でもかんでも親が手を出していては、子どもの自立を妨げてしまいます。
「共依存親子」の関係を今日からやめてみませんか?取り返しのつかない親子関係になる前にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」を徹底解説!!
「共依存親子」から本気で抜け出すための「3つの改善方法」とは!?
人間は幼少期には親の手助けが必要ですが、だんだんと成長することで自立をしていきます。
自立とは自分で自分のことをし、社会の中で生きていけるようになることです。
その自立を親が邪魔をしていては本末転倒だと思います。
昔のことわざに「可愛い子どもには旅をさせろ」というのがあります。
大事な子どもだからこそ、手元において甘やかすのではなく旅をさせて厳しい経験をさせるという意味です。
それが、共依存の親にはできません。
共依存親の過保護=過干渉になってしまうからです。
親が子どもに対して干渉するあまり上下関係になってしまいます。
もちろん、親は子どものためと思っていますから、それが間違っているとは思っていません。
子供も親の言う事を聞いていれば何でもしてくれるわけですからいつの間にか、子どもは自立どころか何もできない子になってしまいます。
これでは、本当に不幸です。
そこで、共依存親子で悩んでいる人の改善方法を書かせていただきます。
少しでも共依存親子だと感じている方は改善方法を試してみてほしいと思います。
それでは、共依存親子の改善方法を書かせていただきます。
①共依存親子だということを自覚する
共依存親子の改善方法として、自分が共依存親子だということを自覚することだと言われています。
共依存親子の場合、自分たちが普通だと勘違いしている場合が多いので、ここはきちんと自覚してほしいと思います。
今の現状を第三者的目線で冷静に見つめることをオススメします。
②カウンセリングを受ける
共依存親子の改善方法として、カウンセリングを受けるがあります。
共依存親子の場合、親子共に改善しなければいけないので、専門のカウンセラーに相談し何故、共依存親子になってしまったのかの原因を探ってもらい、カウンセラーの先生と一緒に改善していく方法をとることが早道だと思います。
カウンセリングを受けることで、親も子どもお互い自立できるようになり、生きやすい人生を歩めることができるようになります。
③共依存親子の本を読む
共依存親子の改善方法として、共依存親子の本を読むがあります。
共依存親子の怖さから改善方法まで書かれていますので、それを参考にして少しずつ親子の関係性を普通の親子関係に戻していくことが大切になります。
共依存親子の場合、時間はかかりますのであきらめないでじっくり取り組んでください。
【まとめ】「共依存親子の関係」を卒業して「信頼できる親子関係」へ!大切なことは子どもを「信じること」「許すこと」「見守ること」!!
あなたも子どももそれぞれ「ひとつの魂」子どもはあなたの私有物ではありません
いかがでしたか?
共依存親子の5個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
親が子どもに愛情をかけることは悪い事ではありません。
それは当然のことです。
では、何が悪いのか?と言うと、愛情をかけすぎてしまうことが悪いのです。
何でも、ほどほどにというのが一番なのです。
やりすぎはいけないということです。
一見、「仲良し親子で羨ましい…」と人から言われている人もいるかもしれません。
親と子どもの仲が良いのはいいことですが、仲が良い=依存になってしまうことは、親子にとって地獄への道のりだと思います。
共依存親子の異常な関係をいち早く断ち切り、正常な親子関係を築かなくてはいけません。
その道のりは大変だと思いますが、自分に合った改善方法を見つけて脱出をしなくてはいけません。
ただ、親も知らず知らずのうちに共依存親子の関係を作ってしまった人もいると思います。
そこを悔やんでも仕方ありません。
どうか、自分を責めないでください。
今からでも遅くありません。
気づいたらすぐに改善すればいいのです。
遅いなんてことはありません。
どうか、諦めることはしないでください。
まだ、間に合います。
頑張って脱出すれば幸せが待っています。
本当の幸せを掴んでいただきたいと思います。
あなたがあなたらしく生きられますように願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

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