カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにいつも敬語を使う人はいませんか?
またはあなた自身、いつも敬語を使う人ではありませんか?
一般的に人間関係は関わるほど親密度が増し、尊敬や立場などあったとしても次第に話し方は砕けていくものだと思います。
しかし、中にはいつまでも敬語を使って接する人がいます。
「敬語は使わなくていいよ」と言っても、「クセですから」「いいえ、そんなわけにはいきません」なんて、敬語を使いたがる人です。
そのような人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
そこで今回は、いつも敬語を使う人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに日本の言葉は「敬語」や「丁寧語」、「謙譲語」、「タメ口」など、世界的に見ても多すぎてややこしいというイメージが強いみたいだね。一般的には社会で人と話す時は「敬語」が主流になっているけど、仲が良くなったりしてくると敬語ではない言葉(タメ口など)になってくるのが自然だよね。でも中にはいつでもどこでも敬語を使っている人って結構たくさんいるみたい。そんな「いつも敬語を使う人」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?もしそれが変な癖だと感じたら、改善する方法ってあるのかな?
今回は「いつも敬語を使う人」に共通する「7つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「いつも敬語を使う人の心理」を自己分析できるから、「言われて見れば、いつも敬語を使っている(使っているかも?)」という人や、「身近でいつも敬語を使っている人がいる」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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英語と比較すると日本語は、敬語の表現がとても複雑で難しい言語です。
尊敬語、謙譲語、丁寧語、などと日本人でも完璧に敬語を使いこなすのは容易でありません。
できることなら、敬語なんて使わず、もっとわかりやすく端的に会話をしたいと本来思うものですよね。
また、敬語を使わなくなることで、関係性もグッと親密になったりします。
しかし、中にはどんな人にもあえて敬語を好んで使う人がいます。
先輩や上司、年上の人やパートナーの親戚などなら当たり前かもしれませんが、友人や後輩、部下、はたまた子供にまで丁寧な敬語で接する人がいます。
そのような人には、人間関係やコミュニケーションにおいて、様々な心理が働いているのだと思われます。
以下にいつも敬語を使う人の心理について説明しますので、一つ一つチェックしていきましょう。
「仲良くなりたくない」「自分は格下だと思っている」「失敗したくない」!?「いつも敬語を使う人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「いつも敬語を使う人の心理」
それでは、いつも敬語を使う人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【いつも敬語を使う人の心理①】距離感がつかめない
人間関係を構築していくのが苦手で、相手との距離感をなかなかつかめない人です。
察したり汲み取ったりするのが得意でなく、自分と相手がどの程度の関係かを認知することが難しいので、敬語をいつまでも使ってしまいます。
【いつも敬語を使う人の心理②】仲良くなりたくない
特定の相手、もしくはすべての人と一定の距離感を保っていたいと考えている人です。
あまり親密な関係にならないようにするため、相手に踏み込んでもらわないために、敬語で接し、予防線を張っています。
【いつも敬語を使う人の心理③】自分は格下だと思っている
自分に自信がなく、他人よりも自分の方が格下だと思い込んでいるため、いつも敬語で接する人です。
様々なところを他人と比較し、自分の方が劣っているところを見つけると「自分なんて…」と自己卑下し、敬語を使います。
【いつも敬語を使う人の心理④】極度の人見知り
親密な人間関係を築くのに、とても長い時間を要する人です。
自分を上手に表現できず引っ込み思案なため、いつも控え目に敬語を使います。
とても恥ずかしがり屋で人見知りな人です。
【いつも敬語を使う人の心理⑤】傷つきたくない
他人との距離を縮めていくと、不安やショックを感じることは多くの場合必然ですが、それを恐れている人です。
過去に人間関係でひどく傷ついた経験があるなどして、心を閉ざしてしまっている人です。
【いつも敬語を使う人の心理⑥】マナーに厳しい
礼儀やマナーに対してとても厳しい人です。
順位や優劣を過剰に気にしていたり、厳格な家庭で育ったりしたため、敬語で接することがクセ、当たり前になっています。
本人は違和感を覚えていないことが多いでしょう。
【いつも敬語を使う人の心理⑦】失敗したくない
人間関係や社会生活で失敗したくないと強く思っている人です。
相手との距離感を間違えたり、相手に不快感を与えてしまったりすることで、自分が生きづらくなることを防いでいます。
とても慎重な性格で、臆病だとも言えるでしょう。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、自分が置かれている人間関係の輪がどのような状況かを思い返し、臆病になりすぎたり息苦しさを感じていたりするようなら、コミュニケーション術を学ぶなどして関わり方を改善していきましょう。
「いつも敬語を使うこと」に違和感を覚えたら要注意!?コミュニケーションスキルアップ効果も高い「4つの改善方法」を徹底解説!!
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それでは続いて、いつも敬語を使う人が敬語を使わなくても済むようになれる4つの改善方法をお話ししていきます。
【いつも敬語を使う人の改善方法①】コミュニケーションを学ぶ
いつも敬語を使う人は、多くの人が人との距離感をつかむのが苦手です。
ですから、相手との立場や状況、関係性を考慮した話し方を学ぶ必要があります。
コミュニケーションのコツを学び、敬語を使わなくとも相手を不快にさせない言葉、良い印象を与える表現の仕方などを身に付けましょう。
コミュニケーションセミナーやコミュニケーショントレーニングを受けるのがオススメです。
【いつも敬語を使う人の改善方法②】他人に興味を持つ
人と仲良くなるためには、その相手に興味を持たなければ距離が縮みません。
相手のことをもっと知りたい、仲良くなりたいと思う気持ちを持ち、自分の心の内も相手に積極的に見せていきましょう。
【いつも敬語を使う人の改善方法③】自分に自信を持つ
自分は相手と対等な人間だ、同じ仲間だという意識を持つことで、引け目を感じず、丁寧すぎる言葉を使わずに済むようになります。
自分なんて…というような思いからは卒業し、自分の価値を見出していきましょう。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどするのがオススメです。
【いつも敬語を使う人の改善方法④】非言語の表現を多くする
人が受け取る情報は、言語よりも表情や仕草などの非言語からの方が大きいと言われています。
敬語で接するかどうかよりも、笑顔や身振り手振りなどで相手に敵意がないことを伝える方がより効果的です。
微笑みや話し方の抑揚、身体を使った表現などで、まろやかさや好意を伝えられるようになりましょう。
【まとめ】「いつも敬語を使う人」から「言葉のバランスが取れる人」へ!大切なことは相手に対する「尊重の意思」を明確にすること!!
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いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
堅苦しすぎる敬語を卒業して、仲間と呼べる人たちを増やしていってくださいね。
また、身近にいつも敬語を使う人がいる人は、その相手に対し、自分はあなたともっと仲良くなりたいんだという意思表示をしたり、よく褒めてあげたりしてください。
ただし、相手が敬語で話した方が楽だというのに、タメ口を強要するのは相手のストレスになりかねませんので、そこは理解してあげる必要があります。
大切なのは、言葉よりも表現の仕方だと思います。
あなたが言葉の壁にとらわれず、たくさんの人と親密な関係になれることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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