カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに自責の念が強い人はいませんか?
またはあなた自身、自責の念が強い人ではありませんか?
人は後悔したり罪悪感を覚えたりすることが度々あると思います。
ただ、世の中には必要以上に自責の念が強いせいで、病んでしまいやすかったり人間関係をうまく築けなかったりする人がいます。
自分の過ちを認め、反省することは良いことですが、自分が悪いと思い詰めてしまうような自責の念が強い人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、自責の念が強い人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、過去の間違いや失敗を後悔して「自責の念にかられている人」って結構たくさんいるみたいだね。もちろん自分の行動や言動に責任を持つのは人として必要なことだとは思うけど、その気持が大きすぎて精神的に落ち込んだり、ネガティブ思考になってしまったりするケースも多いみたい。そんな「自責の念が強い人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?自責の念が強いことで、心が辛い・苦しいと感じていたり、生きづらさを感じていたとしたら、どんな風に改善していけば心が楽になるのかな?
今回は「自責の念が強い人」に共通する「6つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「自責の念が強い人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は自責の念が強い方だ(後悔することが多い)」という人や「身近に自責の念が強い人がいる(ネガティブ思考、落ち込んでいる)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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そもそも、自責の念とはどのような意味かというと、「後悔して自分を責める心持ち」のことを言います。
何か失敗したり困ったことが起こったりすると、ついつい他人のせいにしてしまったり他人ごとのように捉えたりする人が少なくないですが、自責の念が強い人はそのようなことがなく自分のことを責めます。
自己の過ちを認められることはそう簡単なことではないですから、そういう意味では称賛すべき性格だといえます。
しかし、あまりに自責の念が強い人は、自分のことを否定しすぎて自己肯定感を下げてしまったり、心を病んでしまったりします。
身のまわりに自責の念が強い人がいたり、自分自身にその傾向があると感じたりした人は、心の病気にならないためにも心理を調べていきましょう。
以下に詳しく説明していきます。
「責任感が強い」「完璧主義」「良い子でいたい」!?「自責の念が強い人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「自責の念が強い人の心理」
それでは、自責の念が強い人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【自責の念が強い人の心理①】責任感が強い
真面目過ぎる性格で、自分に対してとても厳しい人です。
他人に迷惑をかけたり足を引っ張ったりすることは絶対にしてはいけないことだと思っているため、自分の失敗を許さず、何でも一人で背負い込んでしまいます。
柔軟性に欠けた人だとも言えます。
【自責の念が強い人の心理②】深堀りする癖がある
物事に対して深堀りし過ぎるところがある人です。
本来気にしたり考えたりしなくてもいいようなことで気にかけて、ああしてれば…などとより良い方法があったのではないかといつまでも考えます。
探求熱心とも言えますが、自分の悪かったところを無理矢理探し出すようなところがあります。
【自責の念が強い人の心理③】他人に責められたくない
他人から批判・否定・指摘されることがとても苦手なため、そうされる前に自分で自分を責めます。
自責のアピールをすることで、周囲は本人が反省・理解していると思い、優しくしてくれることが多くなります。
他人から責められないために、大げさに演技をしている計算高い人です。
【自責の念が強い人の心理④】完璧主義
何事にも全力で、負けず嫌いな人です。100%、100点でないと許せない、気が済まないタチなので、自分の理想や目標通りにできなかった自分を責めます。
臨機応変が得意でなく、プライドも高いのでほどほどがきかず、つい無理をしてしまいがちです。
【自責の念が強い人の心理⑤】ネガティブ思考
何事に対しても不安感が強く、心配性な人です。
自分を信じ切れておらず、自分に対してどこか嫌悪感を持っているため、自分のしたことに達成感や納得ができません。
自己肯定感が極端に低く、自分には価値がないと思っているため、自己卑下ばかりしてしまいます。
【自責の念が強い人の心理⑥】良い子でいたい
他人の期待に応えたいという思いの強い人です。
いつも褒められる、尊敬されるような人でいなければと思っているので、いつも気を張っていて良い子でいようとします。
承認欲求が強く、他人から認められなければ自分の価値を見出せないようなところがあります。
良い子でいられない自分は悪い子だと捉え、良い子でいられない自分を責めます。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、自分を責めることはほどほどにし、気持ちの切り替えを今よりも上手にできるようになりましょう。
「自責の念が強い人」をやめて心から楽になりたい!「後悔ばかりの人生」を抜け出すための「3つの改善方法」を徹底解説!!
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それでは続いて、自責の念が強い人が必要以上に自分を責めずに済むようになる、3つの改善方法をお話ししていきます。
【自責の念が強い人の改善方法①】反省と自責を分ける
この2つは似ているようですが異なります。
起こった出来事を振り返り、反省することは大切です。
しかし、自分を責めたりいつまでも後悔したりすることは必要ありません。
事実を認め反省し、今後に活かせる改善策を見つけることに意識を向けましょう。
【自責の念が強い人の改善方法②】あれもこれも、とまとめない
自責の念が強い人は、起こった出来事をあれもこれもと色々繋げて、一緒くたにまとめて考えがちです。
あれはあれ、これはこれ、といったように失敗や不運なことはあえて繋がりを持たせず、一つ一つ区切って考えるようにしましょう。
そうすることで、良かった点や問題なかった点も見つけ出しやすくなります。
【自責の念が強い人の改善方法③】自己肯定感を高める
自責の念が強い人は、ネガティブ思考で自己肯定感の低い人に多い傾向があります。
自己認識を正しく持ち、物の見方や捉え方を変えていくことで、自己肯定感を高めていきましょう。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどすると効果的です。
自分に自信をつけるトレーニングが必要です。
【まとめ】「自責の念が強い人」から「柔軟に改善し前に進める人」へ!大切なことは「自己肯定感を高める」ことと「自分を許す」こと!!
「自分に厳しく」をやめて「今まで頑張ってきた自分」を褒めてあげてください
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
自責の念が強い人は、考え出すとどうしても視野が狭くなりかたい考え方をしてしまうことが多くなります。
柔軟な思考を持ち、自分や他人を許す心を育てていくことで、自己のメンタルが整うだけでなく、人間関係も円滑になっていきます。
自分を責めてばかりいないで、もっと自由な生き方のできる人になっていけると良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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