代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに「子ども部屋おばさん」はいますか?
もしくはあなたが「子ども部屋おばさん」ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも「適齢期を過ぎた娘の面倒をいつまでみたらいいのか?」「主人の世話だけでなく娘の世話で疲れた」というような相談が数多くあります。
では「子ども部屋おばさん」とはどのような考えを持っているのでしょうか?
そこで今回は「子ども部屋おばさん」について書かせていただきたいと思います。
自分が子ども部屋おばさんだったり。周りに子ども部屋おばさんがいる場合はセルフカウンセリングしながら読み進めてください。
たしかに世の中には、成人、就職してからも、ずっと実家の自分の部屋に住み続けている「子ども部屋おばさん」がかなり急増しているみたいだよ。もちろん前回のブログ(※子ども部屋おじさんの10の特徴)と同じく、環境や状況、経済的理由などもあるから、実家で親と暮らすこと自体は決して悪いことではないけれど、親に頼り切った生活や共依存の親子関係といったケースが問題になっているようだね。そんな「子ども部屋おばさん」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?精神的に自立した女性になるにはどうすればいいのかな?
今回は「子ども部屋おばさん」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「子ども部屋おばさんの心理」を自己分析できるから、「言われてみれば自分は子ども部屋おばさんかも?(子ども部屋おばさん確定だ!)」という人や、「身近に子ども部屋おばさんがいる(もし親がいなくなったらどうするの?)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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ひょっとして「子ども部屋おばさん」になっていませんか?
まずは、子ども部屋おばさんについて。
実家にある小さい頃から使っていた子ども部屋に、成長してからも住み続けている女性のことをいい、「おばさん」と言われる年齢は一般的に30歳過ぎのことをいうようです。
もともとは前回に書いた「子ども部屋おじさん」というネット用語の女性バージョンだと言われています。
その、子ども部屋おばさんについてどのような人であるか興味がありませんか?
そこで、子ども部屋おばさんについて心理面から色々と深掘りしていきたいと思います。
あなたが子ども部屋おばさんだったり、もしくは周りに子ども部屋おばさんがいる場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「精神年齢が低い」「経済的に自立できない」「結婚に興味がない」!?「子ども部屋おばさん」に共通する「9つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「子ども部屋おばさんの心理」
それでは「子ども部屋おばさん」の特徴を書いていきます。
【子ども部屋おばさんの特徴①】精神年齢が低い
子ども部屋おばさんの特徴として、精神年齢が低いと言われています。
実家の居心地が良いため外に出る必要がないと考えています。
母親と仲が良く、共依存し合っている場合が実に多いようです。
親に洗濯、食事の世話全てをしてもらっています。
【子ども部屋おばさんの特徴②】経済的に苦しい
子ども部屋おばさんの特徴として、経済的に苦しいと言われています。
経済的に苦しいため、自立して部屋を借りて生活が成り立ちません。
社会人として働いてはいるものの、自立するほどのお給料をもらっていないため親の世話になるしかないという女性もいるようです。
【子ども部屋おばさんの特徴③】経済的に自立できない
子ども部屋おばさんの特徴として、経済的に自立できないと言われています。
きちんと働いてはいるが、趣味や自分に対してお金を使うために家にもお金を入れることもなく、逆に親に食べさせてもらい、お小遣いまでもらっている場合もあるようです。
【子ども部屋おばさんの特徴④】結婚に興味がない
子ども部屋おばさんの特徴として、結婚に興味がないと言われています。
ある程度の年齢がくれば、結婚願望が出てきて結婚に発展していくものですが、子ども部屋おばさんは結婚しなくてもいいと考えているようです。
人のために何かをしてあげるより、何かをされたいと考えています。
【子ども部屋おばさんの特徴⑤】見栄っぱり
子ども部屋おばさんの特徴として見栄っぱりと言われています。
生活のレベルを落としたくないため、親と同居しているようです。
自分のためなら手段は選ばず、親を利用しています。
もちろん、生活費は一切入れていません。
【子ども部屋おばさんの特徴⑥】精神疾患を患っている
子ども部屋おばさんの特徴として、精神疾患を患っていると言われています。
それまでは自立していたが、精神疾患を患って仕事もしていないため親に面倒をみてもらっています。
【子ども部屋おばさんの特徴⑦】倹約家
子ども部屋おばさんの特徴として、倹約家だと言われています。
お金を貯めることが趣味で、貯金通帳を見るのが楽しみのようです。
実家暮らしでいればお金がかかりませんので、その分貯金ができます。
【子ども部屋おばさんの特徴⑧】離婚して戻ってきた
子ども部屋おばさんの特徴として、離婚して戻ってきたと言われています。
一度は結婚して実家を出て行きましたが、離婚したために実家に出戻ってきて子どももいないので、自分の子ども部屋をそのまま使っているようです。
【子ども部屋おばさんの特徴⑨】不安症
子ども部屋おばさんの特徴として、不安症の人が多いと言われています。
自立することの不安、経済的な不安、色々な不安が原因で自立出来ません。
親も甘いので、子どもも頼ってしまい、いつしか子ども部屋おばさんになっています。
いかがでしたか?
子ども部屋おばさんの特徴9個を書かせていただきました。
子ども部屋おばさんの色々な特徴がわかったと思います。
子ども部屋おばさんの状況はそれぞれです。
自立したくても、色々な理由で自立できない場合もあります。
また、親が子どもに依存していて離さない場合もあるかもしれません。
いずれにせよ、現状は子ども部屋おばさんになっていることには間違いありません。
だからといって、何が何でも実家を出て自立しなくてはいけないわけではありません。
「子ども部屋おばさん」の原因が親とのもたれ合い(共依存)だとしたら要注意!ひとりの女性として精神的自立に必要な「3つの改善方法」徹底解説!!
親子依存ではない良好な親子関係を築く「3つの改善方法」とは!?
子ども部屋おばさんと言われる年齢はいくつからというと、ハッキリと決まった年齢はないようです。
40歳からというのもあれば、30歳からというのもあります。
おおよそ30歳少し過ぎると子ども部屋おばさんと言われはじめるようです。
では、子ども部屋おばさんが悪いのかと言えば、そうではありません。
親子がいい関係でお互いに助け合っている場合は問題ないと思います。
しかし、親に甘えていたり自立することがめんどくさいと考えて子ども部屋おばさんになっているのだとしたら問題大です。
実家に住んでいれば、無駄な出費も抑えることができるし、その分を家に入れれば双方が助かります。
単に言葉だけで、子ども部屋おばさんを勘違いしてしまうのは偏見があります。
人には色々な理由があるのです。
ただし、一歩間違えると親子依存になってしまっていますので改善方法を書かせていただきます。
参考にして自立できるようにしていただきたいと思います。
それでは、子ども部屋おばさんの改善方法を書きます。
【子ども部屋おばさんの改善方法①】自立する
子ども部屋おばさんの改善方法として、自立することだと言われています。
親と一緒に住んでいれば、全て親が面倒をみてくれますが、できることなら自分の力で何でもすることのより、達成感が味わうことができ、色々なことに自信を持てるようになります。
子ども部屋おばさんを卒業するには「経済的自立」「精神的自立」「生活の自立」の3つが大切になります。
【子ども部屋おばさんの改善方法②】コミュニケーションスキルアップ
子ども部屋おばさんの改善方法として、コミュニケーションスキルアップが必要だと言われています。
コミュニケーションスキルアップすることで、人と接することが苦ではなくなり、親といるより他の人といる方が楽しいと思えるようになります。
たとえば信頼できる友人ができる、また彼氏が見つかったり、結婚の道のりも近づいたりするのではないかと思います。
では、どのようにしてコミュニケーションスキルアップするのかと言えば、コミュニケーションセミナーに参加したり、趣味のサークルに参加したりして人の輪の中に入っていくことが大切になります。
コミュニケーションスキルを身に付ければ、考え方や視野が広がり人生はより豊かなものになります。
【子ども部屋おばさんの改善方法③】カウンセリングを受ける
子ども部屋おばさんの改善方法として、カウンセリングを受けるがあります。
精神的自立ができない、親子依存の場合は自分達で直すことはなかなかできません。
親がいないと…
子どもが生きがい…
このようでは、どちらも自立出来ていません。
そこで、専門のカウンセラーに相談しアドバイスをもらいながら、共依存をなおしたり精神的自立を目指すことが必要となってきます。
自分で頑張ることも重要ですが、他者の力を借りて二人三脚で改善していくのも非常に効果が高いと言えるでしょう。
【まとめ】ひとりでも自立して生きていける「子ども部屋おばさん」へ!大切なことは「もたれ合いの親子関係」ではなく「支え合いの親子関係」を築くこと!!
自立している魅力的な女性になるために必要なことを考えてみませんか?
いかがでしたか?
子ども部屋おばさんの9個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
最近特に増えている「子ども部屋おばさん」
自立できないのは子どもだけのせいではありません。
子どもを自立させるように育てないといけないところ、親の都合や感情で子どもに依存したり、子どもを親に依存させたり。
これは本当に問題です。
本当に子どものことを思うのであれば、子どもが独り立ちできるように親が協力しないといけないのに、自己満足の道具にされたら本末転倒です。
今からでも間に合います。
子どもを自立させてください。
そして子ども部屋おばさんをしているあなたは、少しずつでかまいませんので自分の足で立てるようにしてください。
お金がない、仕事がない、プライドが高い、これでは生きていけません。
忍耐や努力を惜しまないで、自分に与えられたことはきちんとすることを子どもに教えてください。
子どもがこの先、一人になっても困らないようにするのが親の役目です。
ただ、勘違いしていただきたくないのは、全ての子ども部屋おばさんを否定しているわけではありません。
病気になってしまい仕方なく実家に戻られた方もいると思いますし、会社の都合で勤務時間が短縮されたり、解雇になった人もいるかもしれません。
親の面倒を看るために実家に戻られた人もいると思います。
その人たちは、それなりの理由があってしていることだと思います。
そこに、何かを言うつもりはありません。
単に甘い考えをしていたり、自立できない人に関して、自立して新しい人生を踏み出していただきたいと願っています。
あなたがあなたらしく生きられますように願っています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
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