カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りによく口出ししてくる人はいませんか?
またはあなた自身、口出しする人ではありませんか?
こちらは一生懸命やっているのに横から中途半端な口出しをしてきたり、いちいち細かいところを指摘してきたりされると、「こっちの気も知らないで…!」とイラッとしてしまうことがあると思います。
サラッと受け流すような大人の対応ができればいいのでしょうが、自分もいっぱいいっぱいな時にはそうもいかないでしょう。
相手は親切心で言っているのか、意地悪で言っているのか、気になりませんか?
そこで今回は、口出しする人の心理や対処法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「本当にウザイから黙って」と言いたくなってしまうような、何にでも「口出しする人」ってたくさんいるわよね。もちろん当の本人にとっては、親切心や思いやりの心から口出ししているという人が多いみたいだけど、相手にとっては余計な口出しでしかないというケースもあるわよね。そんな「口出しする人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「口出しする人」がいる場合はどう対処すれば良いのかな?

今回は「口出しする人」に共通する「6つの心理」や「4つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「口出しする人の心理」を自己分析できるから、「言われてみればよく口出しする方だ(良かれと思ってやっている、口出しは必須だ、できればやめたい)」という人や、「身近に口出しする人がいる(ガチでウザい、シンプルにイラッとする、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?無意識に「口出しする人」になっていませんか?
会社でも友人でも親戚でも、必ず一人くらいはいる口出ししてくる人。
どうでもいいことや、その人に直接関係のないことまで、知ったような口で指摘されるとついつい腹も立ってしまうと思います。
バカにされているのか、それとも親切心なのか、はたまた何も考えずに口にしているのか…口出ししてくる人の心理、気になりませんか?
口出しする人といっても色々なパターンがありますので、以下に詳しく説明していきます。
一つ一つチェックしていきましょう。
「面倒見がいい」「正しいと思っている」「完璧主義」!?「口出しする人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「口出しする人の心理」
それでは、口出しする人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①正しいと思っている
自分の下す判断や持っている価値観はいつも正しいと、信じて疑わない人です。
プライドが高く、自分のことを賢いと思っているので、自分と違うやり方や考え方は間違っている、正しくないと思ってしまいます。
そのため、口出しをして正しい方へ修正させようとしています。
②ただの意見だと思っている
口出しをしている本人としては、否定や批判などの意識はなく、ただの意見程度に思っています。
いつも一言多いことで相手が気を悪くしているとは思っておらず、無神経な人とも言えます。
本人は悪気無く口に出しているだけなので、それほど気にもしていません。
③完璧主義
自分にも他人にも妥協できないタイプで、少しでも落ち度があったり間違っていそうなことがあったりすると、許せずに口出ししてしまいます。
そこまでの完璧は求められていないような場でも見逃すことができず、指摘して完成度を高めようと思ってしまいます。
④細かい性格
小さなことでも気になってしまう性格で、疑問に思ったことや不安に感じたことは確認せずにいられない人です。
相手を貶めようとは思っていませんが、わからないことをわからないままにしておけない性格なので、口出しをして納得しようとしています。
⑤面倒見がいい
少々おせっかいなところもある面倒見のいい性格なため、相手が失敗しないように、良い方向に進むようにとついつい口を出してしまいます。
うるさいと思われているかも、と薄々自覚はしていますが、思いやりのある性格なので人のことを放っておけず、指摘をしてしまいます。
⑥マウントをとりたい
人の意見や行動に対してチクチク口出しすることで、自分が優位に立ちたいと思っています。
口出しする立場でいることにより、その人よりもできる人、優れている人、賢い人だと思われようとしています。
自己顕示欲が強く、承認欲求も強い人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、相手の立場を尊重しながら意見を言ったり聞いたりすることを心がけましょう。
口出しのすべてが悪意でしているわけではないということも理解が必要です。
「口出しする人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?コミュニケーショントレーニングとしての効果もある「4つの対処法」を徹底解説!!
「口出しする人」へ実践して欲しい「4つの対処法」とは!?
それでは続いて、口出しする人への対処法を4つ説明します。
①とりあえず聞く
他人の口出しには拒絶するのではなく、まず聞く姿勢を見せましょう。
あなたの言動、思考も完璧ではないわけですから、他人の意見を聞き取り入れることも必要です。
口出しが多い人の話も、少なくとも10のうち1つくらいは参考になることがあります。
口出しをしてくるということは、その人があなたに興味を持ってくれているということですから、「ありがとうございます。検討してみます。」「そういう考え方もありますね、参考になります。」など、返事をしてあげましょう。
②口出しされない努力をする
口出しをされるということは、多くの場合がその相手にとっては納得のいかないやり方だったり、効率の悪いやり方だったり、不安に感じるやり方だったりするわけです。
口出しされるのがイヤなのであれば、その人から口出しされないように、認めてもらえるような努力が必要です。
成果を上げたり、時には従ってみたりして、その人から信頼してもらえるように努力していきましょう。
③できないことはきちんと断る
口出ししてくる人の中には、無茶な要求やわがままを言ってくる人もいるでしょう。
できそうなことであれば改善した方がよいでしょうが、明らかに無理難題なことであればキッパリと、そして丁重に断った方がよいでしょう。
きちんと理由を述べて論理的に説明すれば納得してくれる人がほとんどです。
ポロッと考えもせず口出ししてくるような人には、きちんと説明をして納得してもらいましょう。
理解ができれば案外すんなり引き下がってくれます。
なあなあにしていると、グイグイこられてしまうこともあるので要注意です。
④手伝ってもらう
口出しをされたら、その人に手伝い、協力をお願いしてみましょう。
「それはいいですね。では手伝ってもらえませんか?」などと伝えると相手の反応も以前と変わったりします。
本当に口だけの人は、手伝うのも面倒だと思うので、次第に口も出してこなくなります。
あなたのためを思って口出ししている人は、喜んで協力してくれることでしょう。
後者の場合は、どんどん手伝ってもらうのも手段の一つです。
少しくらい口うるさくても手伝ってもらえてラッキー、と考えるようになれるといいですね。
【まとめ】「口出しする人」を「臨機応変に対処できる人」へ!大切なことは「相手を認め理解する」ことと「感情コントロールを身に付ける」こと!!
「口出しする人」と関わらないという選択肢も持つことが重要!
いかがでしたか?
実践できそうな対処法はありましたか?
口出しする人は、良くも悪くも人との関わりを求めている人だと言えます。
心のどこかで寂しさを抱えているのかもしれません。
口出しすることでコミュニケーションをとろうとする、コミュニケーションスキルの高くない人なのかもしれません。
気難しい人だと思えるかもしれませんが、あなたの扱い方次第でその人との関わり方は大きく変化します。
コミュニケーションを求めている人なわけですから、雑に扱ったり無視したりするよりも、上手におだてて動いてもらう方が上手くいきます。
その人その人の特徴に、自分が合わせて対応できるようになれると人間関係がもっと円滑になります。
ただ、近しくない関係の人、例えば会社の上司やご近所さんなどならテキトーに扱ってもまだ許されるかもしれませんが、それが身内となると難しいところもあると思います。
特に多いのが配偶者の親やきょうだいです。
パートナーがしっかりした方ならうまく立ち回ってくれるかもしれませんが、そうでないとなるとなかなか円満にとはいかないでしょう。
周りの家族のせいで、パートナーとの関係が悪くなってしまうケースも少なくありません。
家族の関係性が悪くなる前に、困ったな…と思ったら専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして改善策を仰ぎましょう。
夫婦カウンセリングや親子カウンセリング、家族カウンセリングを得意としているカウンセラー、カウンセリングルームもあるので、相談してみてください。
解決の糸口がきっと見つかります。
また、人からの口出しにいつも敏感に反応してしまう、感情的になってしまう、といった悩みを持った人もいると思います。
自分がそうだと思った方は、カウンセリングを受けて感情のコントロールや認知の歪みを改善していくことをおすすめします。
人からの口出しにも、広い心で柔軟に対応できるようになっていけます。
人を変えることはできません。
口出ししてくる人の口をふさぐことはできませんから、自分の捉え方や関わり方を変えていく方が賢明です。
コミュニケーションスキルを上げて、どんな人ともうまく関わっていけるようになっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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