カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに分析したがる人はいませんか?
またはあなた自身、分析したがる人ではありませんか?
- 「あの人って〇〇なところあるけど、それってさ…」
- 「〇〇な人って△△な性格の傾向あるよね」
などと知ったような口ぶりで話したり、くだらない話をしているだけなのにやけに深堀りして分析しようとしたりする人、時折いると思います。
真剣に考えられてしまって楽しいはずの空気が壊れてしまった…なんてこともあるかもしれません。
そんな分析したがる人には、いったいどのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は分析したがる人の心理や、改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、自分のものさし(考え方)で他人の個性を定義する「分析したがる人」って結構たくさんいるよね。もちろん本人的にはきちんと分析して、適切で正しい答えを導き出そうとしているのかも知れないけど、周囲の人からすると単純に迷惑だと感じるケースがかなり多いみたい。そんな「分析したがる人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「何かと分析してしまう自分」を卒業するにはどうすれば良いのかな?
今回は「分析したがる人」に共通する「7つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「分析したがる人の心理」を自己分析できるから、「自分は、なにかと分析することが多い(分析することが大好き、白黒ハッキリさせたい、できれば改善したい)」という人や、「身近に、分析したがる人がいる(ガチで迷惑しかない、いちいち面倒で困る、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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分析しようとするのは怖いからかも?あなたは「分析したがる人」ではありませんか?
人はわからないものを怖いと感じる生き物です。
例えば、怪奇現象や幽霊を怖いと思う人は多いですし、何を考えているかわからない人のことも怖いと感じることがあるでしょう。
わからないと怖いから、不安だから、わかろうとするのです。
もちろん、好奇心からわかりたいと思う場合もありますが、ある人や出来事、その人の言動などを分析したがる人は、もしかしたら臆病な性格なのかもしれません。
わからない恐怖心から逃れるために、考えるのかもしれません。
分析したがる人が身近にいる人は、その人のことを分析してみると面白いことがわかるかもしれませんね。
「賢く思われたい」「自分は正しいと思っている」「こだわりが強い」!?「分析したがる人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「分析したがる人の心理」
それでは、分析したがる人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①賢く思われたい
人から賢く思われたいと思っているため、他愛のない話でも論理的に考えて分析しようとします。
周りから「すごいね」「さすがだね」と褒められたくて、その場の空気感よりも自分の承認欲求を優先させてしまいます。
注目を浴びるのが好きな目立ちたがり屋な人です。
②物事を深く考えるのが癖
その人の性格の傾向として、物事を色々と深く考えるのが癖になっている人です。
物事を細かくとらえようとする人や、研究したり人の心を読んだりと分析することの多い職に就いている人などは、日常の人間関係でも分析して考えるのが癖になっているのかもしれません。
③納得したい
自分の中で今の状況や相手のことなどを理解し、納得したいと思っている人です。
わからないままや、あやふやなままで済ますことが苦手で、何事も最後まできちんと考えないと気が済まないタイプの人です。
世の中には答えの出ない出来事もあるものですが、本人としては答えを出したり辻褄を合わせたりして、自分を納得させたいのです。
④自分は正しいと思っている
自分は間違っていない、正しい価値観を持っている、常識がある、と思っている人です。
そのため、自分の物差しで物事を考え、自分なりに分析しようとします。
人には様々な生き方、考え方があるものですが、自分を正しいと思って疑わないので、相手の理解しがたいところを分析して正当化しようとします。
⑤優位に立ちたい
自分の分析力や頭の回転の速さを披露して、人よりも優位に立とうとしています。
あまり深く考えない人や他愛のない話をしている人のことを軽く見ていて、その人たちにマウントをとろうとしています。
優越感を得るために、人のことをバカにしたり悪く言ったりすることがあります。
⑥こだわりが強い
「~であるべきだ」「~でなければならない」などの固定観念が強く、こだわりのある人です。
自分のことを一生懸命正当化しようとするので、一言を分析して枠におさめようとしたり、枠から外れているところを指摘したりします。
柔軟な思考力はなく、本に書いてあったことや権威のある人が言ったことを、鵜呑みしてしまう傾向があります。
⑦好奇心旺盛
色々な人や物事に興味を持っていて、もっと知りたいという欲求の強い人です。
悪意はなく、ただ純粋な好奇心から人や話を分析しようとします。
深く考え分析をして、理解を深めたいと思っています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、場の空気を読み、その場にいるみんなが楽しめる話題ができるようになりましょう。
狭く深くの会話も、広く浅くの会話も、両方楽しめるようにコミュニケーションスキルを高めていきましょう。
「何かと分析してしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?思いやりと優しさを兼ね備え人間関係を良好にする「4つの改善方法」を徹底解説!!
「分析したがる人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、分析したがる人のための改善方法を4つ説明していきます。
①共感力を身につける
分析したがる人は、論理性や合理性を重視するあまり、相手の感情や思いやりを軽視してしまうところがあります。
数字やデータ、本の知識などだけでは測れない人の気持ちというものもあります。
自分の勝手な憶測で分析するのではなく、共感力を磨き、人の気持ちを理解し尊重することを身につけましょう。
②雑談を雑談として楽しむ
他愛のない日常的な雑談も楽しめるようになりましょう。
深い意味などない会話も私たちはたくさんします。
それを分析していちいち深く考えようとしては、その場の空気感を壊しかねません。
「ん?」と思ったことも軽く流せるくらいに、軽い気持ちで楽しめるようになりましょう。
③自己分析をする
人のことは良く分析できても、自分のこととなると分析できていない人は多いものです。
自分の悩みや性格、価値観などについて考えていきましょう。
自分に目を向け、心に向き合うことで、自分が完璧な人間ではないことがわかります。
自分の分析をして、思い込みやこだわりを取り払っていきましょう。
④劣等感を克服する
あなたの中にある劣等感が、分析を作り出しているのかもしれません。
- 人からバカにされたくない。
- 認めてもらいたい。
- 優位に立ちたい。
そのような思いが強いせいで、本来上手くいくはずの人間関係がギクシャクして上手くいかないのかもしれません。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、劣等感を克服していきましょう。
すると、もっと自由に肩肘張らずに人と接することができるようになります。
【まとめ】「分析したがる人」から「他人と調和し自分を磨ける人」へ!大切なことは「相手の個性を尊重する」ことと「自分自身の劣等感を克服する」こと!!
相手が喜び笑顔になるような「愛のある言葉」を使う生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人間関係は勝ち負けだけではありません。
調和することも大切です。
物事を深く考えることも必要ですが、時には考えるよりも感じる方が大切なこともあります。
自分の物差しでとらえようとするのではなく、たくさんの人の考え方や感じ方を受け入れてください。
「〇〇なことをする人は△△だ」などと決めつけてはいけません。
医師やカウンセラーなどの専門家でさえ、人の性格や傾向を分析する際には慎重になり、細心の注意を払います。
簡単なことではないのです。
柔らかい思考を持ち、様々な価値観を受け入れ、あなたの器も大きくしていきましょう。
どんな話でも楽しめるように、楽しませられるように、空気を読める人になりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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