カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに睨む人はいませんか?
またはあなた自身、睨む人ではありませんか?
初対面なはずなのに睨まれたり、何もしていないのに睨まれたりした経験のある人は少なくないと思います。
人からの視線は結構気になるものですし、人から睨まれると不安や恐怖を感じることもあるでしょう。
睨んでいる人がわざと睨んでいるのか、無意識で睨んできているのかも気になりますね。
できることならどんな人とも友好な関係を築きたいものですが、睨む人には一体、どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、睨む人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、仕事やプライベートなどの様々な場面で、人を「睨む人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん何か不愉快なことがあっての行動なのかも知れないけど、睨まれる側からすれば非常に恐怖を感じるし、人間関係が悪化するというケースも多いみたい。そんな「睨む人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「睨む人」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「睨む人」に共通する「7つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「睨む人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は人を睨んでしまう方だ(睨み系の顔だから仕方ない、睨んだくらいでいちいち文句言われる筋合いはない、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、睨む人がいる(人間ではなく感情で生きている動物、100%関わりたくない、心理を知りたい)」という人は特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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睨む、睨まれることで悩んでいる人は大勢いる!?あなたは「睨む人」ではありませんか?
「目は口程に物を言うと」いうことわざがあるように、私たちは言葉では発していなくとも目で相手の感情や意思を感じ取ることがあります。
ですから、目の動きや見つめ方はとても重要なものなのですが、時に相手から睨まれることもあるでしょう。
そんな時には不安や恐怖を感じることもあります。
当カウンセリングルームでも、
- 「職場でいつも睨んでくる人がいて怖い。私は何もしていないつもりなのに。」
- 「普段は笑って話したりする仲なのに、時折睨むような顔をする人がいる。何を考えているのかわからない。」
- 「なんで睨むの?と尋ねられることがあるけれど、自分では全然そんなつもりはなくてよく勘違いされる。」
など、睨む人に関する相談はよくあります。
睨む人には一体どんな心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。
「敵意がある」「バカにされたくない」「警戒心が強い」!?「睨む人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「睨む人の心理」
それでは、睨む人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①怒っている
怒りを目つきであらわしている人です。
相手に対して不快感があったり嫌なことがあったりして睨んだ目になっています。
相手にわかるようにわざと睨んでいる場合もありますし、感情をおさえられず表情に出ている場合もあります。
いずれにしても、相手に怒っていることがわかってもいいと思っていて、感情のコントロールが苦手な人です。子どもっぽい部分が目立ちます。
②敵意がある
相手に対して敵意のある人です。
嫉妬や劣等感、嫌悪感を持っていて敵視しているので、それが目にもあらわれています。
わざと睨んでいるというよりは、感情が隠し切れず表に出てしまっているパターンが多いでしょう。
大人な対応をするのは苦手で、ところどころで言動にもその敵意は出ていると思われます。
③バカにされたくない
相手や周りからバカにされない、見下されたくないと思っている人です。
バカにされたり見下されたりすることは許せないので、そうならないように高圧的な表情や態度をとるなどします。
劣等感が強く、競争心も強いため、人との関係を平和に保つことを優先しません。
④ぼーっとしている
相手に敵意は一切なく、むしろぼーっと何も考えていない時の人です。
何も考えていないので、目線や目つきにも意識が向いていません。
目の前にいる人やその場にあるものをじっと見つめていますが、特に意味はありません。
相手の話を聞いている最中にも集中がキレて睨むような目でぼーっとしていることがあるため、よく周りから勘違いされます。
⑤考え事をしている
相手に敵意はなく、自分の頭の中で考え事をしている人です。
考え事の方に集中してしまっているため、自分の表情や目線にまで意識が向いていません。
相手と話をしている際にもそのことに関して集中して考えだすと、眉間にしわが寄るなどして難しい顔になるので睨んでいるように見え、周りから勘違いされてしまいます。
⑥警戒心が強い
人に対して警戒心が非常に強い人です。
相手を信用しておらず、騙されないようにと思っているため、睨むような目つきになってしまっています。
臆病な性格で不安を感じやすいので、表情や目つきがいつもこわばっています。
初対面の人などには特に、そのような目つきが出やすいでしょう。
⑦好意がある
相手に敵意はなく、むしろ相手に対し好意を持っている人です。
相手のことが気になるため、目で追ったり見つめたりしてしまいます。
無意識なことが多いので、目つきも睨んでいるように見えてしまうことがありますが、本人はまったくそんな意図はありません。
異性に対する愛情に限らず、尊敬する人や小さな子どもにもそういった目になってしまうことがあるでしょう。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、目つきが人に与える印象はとても大きいものであることを認識し、気をつけると同時に、睨んでいるように見える人がすべて敵意のある人というわけではないことも理解しましょう。
その人の性格や普段からの表情にも意識を向けて、観察することでわかってくることがあると思います。
「睨む人」卒業するにはどうすれば良い!?ネガティブ思考を修正し人間関係が良好になるポジティブ思考が身に付く「3つの改善方法」を徹底解説!!
「睨む人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、人を睨んでしまう人のための改善方法を3つ説明していきます。
①表情や目つきを意識する
今よりも表情や目つきに意識を向けて気を配るようにしましょう。
日頃から口角を少し上げて、睨むとは違った目の力の入れ方をして過ごしましょう。
鏡を見ながら笑顔や微笑み、真面目な顔など、色々な表情の研究をするとよいでしょう。
また、表情筋を鍛えるために、顔のストレッチを習慣化するのもおすすめです。
美容にも効果があります。
②言語などでカバーする
顔の作りや表情が硬いせいで、睨んでいると勘違いされやすい人は、そのほかの方法でカバーできるようにコミュニケーションのトレーニングをしましょう。
表情で伝えられない分、言葉を適切に上手に使ったり身振り手振りで表現したりして、睨んでいないことをあらわしましょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。
③カウンセリングを受ける
何かあるとつい睨んでしまう、睨んでいると指摘されることがある、相手を睨みたくなってしまう、自分は人を睨んでいるかもしれない、などといった睨むことに関して悩みのある人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
対面カウンセリングであれば、あなたの表情や目つきを観察することができますし、具体的な改善策を提示してくれるでしょう。
また、睨んでしまう、睨みたくなってしまう心理を潜在的なところから見つけ出し、認知の歪みやインナーチャイルドなどの根本的な要因から改善へ導いてくれます。
心の奥底にあるわだかまりを取り除いていくことで、表情や目つきも優しくなっていきます。
【まとめ】「睨む人」から「いつも笑顔の人」へ!大切なことは「対人コミュニケーションを身に付ける」ことと「感謝の気持ちを忘れない」こと!!
どんな状況でも笑って生きてみませんか?それだけで必ずあなたの人生はより良くなります
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
私たちは言葉だけを使って人とコミュニケーションをとっているわけではありません。
良い人間関係を築いていく中で、“目”もとても重要なコミュニケーションツールになります。
優しくあたたかい目をしている人のもとには、たくさんの人たちが集まってきます。
人に誤解をさせたり、不快感や恐怖感、不安感を与えたりすることのないまなざしをして、良い人間関係を作り上げていってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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