アドバイスしてくる男性上司

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

あなたの周りにアドバイスしてくる人はいませんか?

またはあなた自身、アドバイスしてくる人ではありませんか?

 

困っている時や悩んでいる時、アドバイスしてくれる人がいると心強くありがたい気持ちになります。

 

しかし、度が過ぎた深入りしてくるようなアドバイスをしてくる人や、頻繁にアドバイスしてくる人というのは、嫌われてしまうことも多いです。

 

親切心や優しさからのアドバイスなら受け取りたくもなるのですが、やたらとアドバイスしてくる人というのは、一体どのような心理を持っているのでしょうか。

 

そこで今回は、アドバイスしてくる人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

リク♂リク♂

たしかに世の中には、困ってもいないのに助け舟を出してきたり、1つ質問をしただけなのにもれなく色々な意見がついてくるような「アドバイスしてくる人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん親切心や老婆心、フォローしたい、見捨ててはおけない、といった優しさや思いやりの気持ちが背景にあるのかもしれないけど、中には相手が求めてもいないのに必要以上にアドバイスすることで人間関係が悪化しているケースも多いみたい。そんな「アドバイスしてくる人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「ついアドバイスしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

コハク♀コハク♀

今回は「アドバイスしてくる人」に共通する「6つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「アドバイスしてくる人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分はついアドバイスしてしまう方だ(人を助けると幸せを感じる、自分のアドバイスは必ず相手のためになる、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、アドバイスしてくる人がいる(シンプルにウザい、親切を大きく勘違いしている、聞いた時だけ答えて欲しい、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


【よく読まれているおすすめの関連記事】

 

 

「自分の意見や行動は価値あるもの」「思い込みの親切心と強い正当化」「過剰な責任感と支配欲」!?なぜ人は「アドバイスしてくる人」になってしまうのか!?

世界中どこに行っても存在するアドバイスしてくる人!さてあなたはどうですか?

本来、アドバイスは親切や優しさ、思いやりといったありがたい行為であるはずなのに、あの人のアドバイスはなんだか素直に受け取れない…と悩んだことのある人は少なくないと思います。

 

自分の性格が悪いのだろうか…なんて思う人もいるかもしれません。

 

ただ、アドバイスというのはやはり度が過ぎると多くの人が不快に感じたり、相手に不信感を持ったりしてしまうものです。

 

当カウンセリングルームにも、アドバイスしてくる人との関係で悩み、相談してくる人が多くいます。

  • 「義母が子育てについていちいちアドバイスしてきて、とてもやりづらい。昔と今では全然違うのに。」
  • 「家族の問題のことなのに、友達が口を挟んでアドバイスしてくる。内情を知らないくせに。」
  • 「職場の先輩が偉そうにアドバイスしてくるのがすごくうざい。聞くならもっとデキる先輩に相談したい。」

など、様々な関係性の中で悩まれています。

 

まずは、アドバイスしてくる人が親切心からなのか、それとも別の心理からなのか判断する必要があると思います。

 

以下にアドバイスしてくる人について詳しく説明しますので、心理を学んでいきましょう。

 

 

「世話好き」「感謝されたい」「マウントしたい」!?「アドバイスしてくる人」に共通する「6つの心理」とは!?

セルフカウンセリングでマルチ分析「アドバイスしてくる人の心理」

それでは、アドバイスしてくる人の心理を6つ説明していきます。

この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①世話好き

とにかく世話好きでお節介な人です。

心優しく困っている人を放っておけない性格なので、ついついアドバイスしたくなってしまいます。

 

うざいと思われるかもしれないとはうすうす思いつつも、言わずにはいられないのです。

 

悪意や裏の心理はなく、ただその人の力になりたい、助けてあげたいという善意でアドバイスしています。

 

②イライラする

その相手を見ているとモヤモヤ、イライラしてくるため、アドバイスする人です。

 

モタモタしていたり違うことをしていたりする様を見ているともどかしくてイライラしてくるので、アドバイスして適切な行動をとってもらおうとしています。

 

自分に迷惑がかかるのが嫌だからという人もいますが、実は優しいちょっと不器用な人が多いです。

 

③感謝されたい

人から感謝されたいという気持ちの強い人です。

アドバイスして感謝されたり尊敬されたりすることで承認欲求が満たされ、満足感を得ています。

 

相手のためにアドバイスしていると装って、実は自分の心を満足させたいという気持ちが強いのです。

ですから、アドバイスの仕方も自己満足的なところがあります。

 

④マウントしたい

相手よりも優位に立とうとしてマウントしている人です。

アドバイスという親切心を装って、順位付けをしようとしています。

 

自分の方が立場が上であることをアピールし、優越感を得るためにアドバイスします。

自己顕示欲が強く、プライドも高いので、とても扱いづらい人です。

 

⑤関係を良くしたい

相手との関係を良くしたいと思っている人です。

仲良くなりたい、慕われたい、近づきたいという思いから、相手にアドバイスします。

 

誰にでもアドバイスしているわけではなく、特定の相手にだけ優しくしアドバイスします。

メリットを感じて仲良くなろうとする人もいますし、単なる好意から仲良くなろうとする人もいます。

 

⑥何も考えていない

アドバイスすることに対して特に何も考えていない人です。

 

好かれるとか嫌われるとか深いことは考えておらず、ただ相手が困っていそうだからそれに応えてあげたりメッセージを伝えたりしているだけです。

 

本人はアドバイスという感覚もないため、見返りやこう思われたいなどの気持ちもありません。

その人にとっては当たり前の行為なのです。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分に当てはまる項目があった人は、アドバイスの仕方には一層気を配り、相手に不快感や不信感を与えないよう自然な形で伝えられるようになりましょう。

 

くれぐれも押しつけや偉そうな態度は禁物です。

 

アドバイスを受け取る際も、すべての人がマウントや親切の押し売りなどとは思わず、その人の良い性格の部分もきちんと見ながら、感謝の気持ちで受け取れるようになってください。

 

そうすれば、良い関係が保てます。

 

 

「ついアドバイスしてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?人間関係を旅行にする正しいアドバイス力が身に付く「3つの改善方法」を徹底解説!!

「アドバイスしてくる人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?

それでは続いて、アドバイスしてくる人のための改善方法を3つ説明していきます。

 

①提案にする

アドバイスというのは、どうしても上から目線や押しつけに思われてしまうことが多いです。

 

こちらがただの親切心でアドバイスしたとしても、相手の受け取り方によってはうざったいと思われてしまうかもしれません。

 

ですから、アドバイスというより提案のような形で伝えてあげるとよいでしょう。

 

例えば、「Aなんかよりも絶対Bにした方がいいよ」と言うとアドバイスのようになってしまうので、「AもいいけれどBもいいよ」とか「Bにした方がいいかもしれないね」などといった柔らかい感じで伝えてあげましょう。

 

相手は情報を受け取りやすくなります。

 

②見守る

アドバイスをするのも相手のためになるかもしれませんが、時には何でもかんでも教えるのではなく、考えさせて行動させるのも成長につながります。

 

いちいち口を挟むのではなく、見守る選択をとってあげましょう。

相手が尋ねてきた時や、本当にピンチな時にだけアドバイスしてあげてください。

 

あなた自身は少し大変になるかもしれませんが、本当の意味でその方が本人は成長できますし、あなたへの感謝の気持ちも大きくなります。

<関連情報>

 

③カウンセリングを受ける

ついアドバイスをしてしまうという自覚のある人や、指摘されたことのある人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。

 

あなたがなぜアドバイスをしてしまうのか、またそれらのアドバイスが本当に相手のためになっているかなどを、カウンセラーがカウンセリングの中で探っていってくれます。

 

アドバイスすることはもちろん悪いことではありませんが、時には関係性を悪くしてしまうこともあります。

 

相手のためになっていないこともしばしばあります。

 

また、アドバイスをすることで自分の満足感などにつながっているようなら、その部分も改善が必要です。

 

あなたの中にある認知の歪み、人間関係のトラウマ、劣等感、強すぎる承認欲求、インナーチャイルド、強いこだわりなどをカウンセラーとカウンセリングで解消させていきましょう。

 

そうすることで、お互いがプラスに作用する関わり方ができていきます。

 

カウンセリングを受けることで、アドバイスしてしまうクセだけでなく、生きづらさや心の弱さなども変えていくことができます。

 

 

【まとめ】「アドバイスしてくる人」から「TPOに合わせたアドバイスができる人」へ!大切なことは「相手の意見を最優先で尊重する」ことと「求められた時にのみ助言する」こと!!

「押しつけのアドバイス」ではなく「相手が必要としているアドバイス」ができる生き方してみませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

人のために行動できるということは、本来とても素晴らしい長所なはずです。

しかし、やり方を間違えてしまうと人から煙たがられてしまいます。

 

あなたの長所となる部分を周りが良いイメージで受け取れるように、変わっていく必要があるでしょう。

 

相手から、この人がそばにいてくれてよかった、と思ってもらえるように、適切な場面で適切なアドバイスのできる人になってください。

 

大きな信頼と信用が得られます。

今よりももっと良い人間関係が築けていくはずです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

リク♂リク♂

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」「ツイート」などよろしくお願いします!!

コハク♀コハク♀

ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!