カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにズバズバ言う人はいませんか?
またはあなた自身、ズバズバ言ってしまう人ではありませんか?
男性でも女性でも、思っていることや言いづらいことをズバッと言う人っていると思います。
その様が自分の気持ちを素直に表現できていてカッコよく映る時もあれば、もっと相手の気持ちを考えたらいいのにデリカシーがないと感じる時もあるでしょう。
ズバズバ言う人がそばにいて、助けられた人も傷つけられた人もいるかもしれません。
良い面も良くない面もありそうな、ズバズバ言う人には一体どんな心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、ズバズバ言う人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「私は正直なだけ」「嘘つくよりマシでしょ?」「遠回しに言うのは不誠実」といった考え方の強い「ズバズバ言う人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん、場面や状況によっては厳しいことを伝えなければならない時もあるかも知れないけど、中には思うがままに、すべてストレートな言葉で伝えてしまうことで、人間関係を悪化させているケースも多いみたい。そんな「ズバズバ言う人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「ズバズバ言ってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「ズバズバ言う人」に共通する「4つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「ズバズバ言う人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分はズバズバ言ってしまう方だ(空気より正論が優先、誰かが言わなきゃいけない時もある、遠慮して損した過去がある、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、ズバズバ言う人がいる(自分が正しいと信じ込んでいる残念な人、相手を支配・矯正したがるのがウザい、できれば人として一切関わりたくない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
【よく読まれているおすすめの関連記事】
「悪意なき本音主義」「私は常に正論だ症候群」「悪気はないけどズバリ言うわよ」!?なぜ人は「ズバズバ言う人」になってしまうのか?
ズバズバは心地よい?傷つく?あなたは「ズバズバ言う人」にどんなイメージがありますか?
親戚、ご近所、職場、学校、ママ友、サークルなど、どんな場所でも大体一人くらいはいるように感じるズバズバ言う人。
切れ味のいい発言で気持ちいいと感じることもあれば、そこまでそんなふうに言わなくても…と感じることもあるでしょう。
当カウンセリングルームにも、ズバズバ言う人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「職場に何でもズバズバ言う同僚がいて、いつもヒヤヒヤする。自分も傷つくことを言われることがあって、一緒にいて苦痛。」
- 「義母(夫の母親)がズバズバといろんなことを言ってくるタイプの人で大変です。悪意はないのかもしれないけれど、イライラするので今後の関係を考えています。」
今後の関係性をどうするかまで悩んでいるような人たちは、案外多いです。
ズバズバ言う人にはどのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。
「かっこいいと思っている」「相手のためだと思っている」「空気が読めない」!?「ズバズバ言う人」に共通する「4つの心理」とは?
セルフカウンセリングで発見「ズバズバ言う人の心理」
それでは、ズバズバ言う人の心理を4つ説明していきます。
この4つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①かっこいいと思っている
ズバズバ言っている自分がかっこいいと思ってしまっている人です。
男性に多いですが、女性にもいます。他の人があまり言えないようなことをズバッと言うことで、自信や存在、優位性をアピールしています。
自分は賢い、頭がいいと思っていて、周りをバカにしたような態度をとることがあります。
プライドが高く、優越感を得るのが好きです。
②相手のためだと思っている
思っていること伝えたいことが相手にちゃんと伝わらないと意味がない、相手にとって良くないと考えているため、あえてストレートにズバッと言っている人です。
ごまかしたり嘘をついたりするのは相手のためにならない、本当のことを言った方が優しさになると思っています。
おせっかいで押しつけの強いところがあります。
③空気が読めない
物事や人の気持ち、状況などを冷静に考える力が浅く、衝動的な言動をしてしまう人です。
考えるよりも先に思い浮かんだことが口から出てしまっているため、周りもびっくりすることがあります。
本人はそれに気づかないこともありますし、後から「しまった…」と反省していることもあります。
④本音で話している
ただただ本音で話している人です。
相手がどう思うかよりも自分が中心で、自分のペースで動きたいと思っているため、ズバッと思ったことを言ってしまいます。
人が傷ついたり空気が悪くなったりしても自分を優先するので気にしません。
どこかで自分なら許されるだろうという甘い考えも持っています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、言葉は時として凶器にもなってしまうことを念頭に置いて会話していった方がよいでしょう。
相手の立場になって考える意識を、きちんと持てる人でありたいですね。
「ズバズバ言ってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?心の奥に眠る「攻撃は最大の防御」という防衛プログラムを手放すための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「ズバズバ言う人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、ズバズバ言ってしまう人のための改善方法を4つ説明していきます。
①共感力を磨く
人の気持ちを今よりも理解し、受けとめ、受け容れられるように、共感力を磨きましょう。
そうすることで、今までズバズバ言っていた言葉も少しマイルドになったり、言わずに飲み込んだりできるようになります。
おおらかな性格にもなれるでしょう。
本や映画、ドラマなどの作品をじっくり集中して味わい登場人物の気持ちを考察したり、コミュニケーションスキルを向上させたりするのがオススメです。
コミュニケーションスキルを向上させるのなら、コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするのがよいでしょう。
②色々な言い回しを学ぶ
ズバッとではなくとも相手に伝えた方がいいことはあるでしょうし、気持ちの良い表現ができたら素敵ですよね。
コミュニケーションスキルを向上させるのももちろんですが、語彙力を上げたり敬語やマナーについて学んだりするのもオススメです。
色々な言葉や言い回しを学ぶことで、状況や関係性に応じた伝え方ができるようになります。
③カウンセリングを受ける
ズバズバ言ってしまう自覚があったり、周りから指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
ズバズバ言ってしまう理由はどこにあるのか、心の底にある問題をカウンセラーがカウンセリングの中で探っていってくれます。
問題は人によって色々考えられます。
- 強すぎる承認欲求。
- 劣等感。
- 自己愛。
- 自己顕示欲。
- 認知の歪み。
- インナーチャイルド。
- 人間関係でのトラウマ。
- コミュニケーションスキルの低さ。
- 心の病。
- 発達障害。
など。
これらの中から自分の問題を見つけ出し、自分で改善していくことはとても難しさがあります。
カウンセリングを受けることで、あなたに合った方法で効率的に改善をしていくことができます。
改善にあたって感じるストレスも少なく済むでしょう。
カウンセリングを受けることでズバズバ言ってしまうところだけでなく、その他の様々な相談にも乗ってもらえるので、人間関係の問題や生きづらさも改善していくことができるでしょう。
【まとめ】「ズバズバ言う人」から「本音を優しく包んで伝えられる人」へ!大切なのは「相手を尊重」し「言葉の重みを受け止める」こと!!
「言葉の主導権で自分を守る」のではなく、「言葉で誰かを幸せにする生き方」を選んでみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
どんな理由があっても、相手を傷つけるような発言は気をつけなければいけません。
時には言わなければならない場面もあるでしょうが、ズバッということが正解とは限りません。
相手がどう受け取るか、相手にどう影響するかを考えたうえで、どのように伝えるかを色々な選択肢の中から選べる人になれるといいと思います。
そういう人がたくさんの人から信用・信頼される人になるのだと思います。
仕事でもプライベートでも、伝え方を工夫して上手に人間関係を築いていけるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!

ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!