物の扱いが雑な人

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに物の扱いが雑な人はいませんか?

またはあなた自身、物の扱いが雑な人ではありませんか?

 

自分の物でも共用の物でも借りた物でも、雑に扱って壊したり失くしたりしてしまう人、たまにいると思います。

 

あなたもそんな人との関わりで、嫌な経験をしたことがあるのではないでしょうか。

 

ガチャガチャと扱う物音が耳障りに感じたり、貸したものがボロボロになって返ってきたり。

一般的に物の扱いが雑な人は、人への扱いも雑だと言われています。

 

物の扱いが雑な人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。

今回は、物の扱いが雑な人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

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たしかに世の中には、「耐久性は物の責任」「使うための物に気を使いすぎるのも変」「雑なだけで怒られる意味がわからない」というメッセージを持っている「物の扱いが雑な人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん人間だから、無意識に扱いが雑になってしまうこともあるかもしれないけど、中には基本ベースが100%雑で、「やりっぱなし、脱ぎっぱなし、出しっぱなし、使いっぱなし」など、雑な行為が人間関係を大きく悪化させているケースも多いみたい。そんな「物の扱いが雑な人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「物の扱いが雑な自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

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今回は「物の扱いが雑な人」に共通する「5つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「物の扱いが雑な人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は物の扱いが雑な方かも(細かいことは気にしない性格、いちいち丁寧にやっていたら時間がもったいない、神経質すぎる方が疲れる、大事にし過ぎるのもどうかと思う、今の自分を根本的に改善したい)」という人や、「身近に、物の扱いが雑な人がいる(関わるだけでストレスを感じる、物や人への感謝をまったく感じられない残念な人、価値観が合わない、子どもへの模範にならないし見せたくない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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使って使いっぱなし、すぐ壊す、すぐ失くす。周りを困らせる問題児…あなたはどうですか?

 

職場でも学校でもサークルでもどんなグループでも、人が集まれば一人くらいはいる物の扱いが雑な人。

 

自分の持ち物だけが雑ならまだよいのですが、そういう人は大体自分の持ち物以外の物にも扱いが雑です。

 

街中の共用の物、会社の物、友達から借りた物、プレゼントでもらった物など、様々な物に対してです。

 

使って使いっぱなしだったり、ボロボロになっていたり、なかには壊したり失くしたりしてしまう人もいます。

 

当カウンセリングルームにも、物の扱いが雑な人に関する相談が寄せられることはあります。

  • 「職場の同僚は物の扱いが雑で困る。日用品や文房具ならまだしも、PCや複合機、鍵の扱いなども雑で目が離せない。」
  • 「夫の物の扱いにウンザリしています。使ったものは使いっぱなし。貸したものは返ってこない。子どもたちからのプレゼントも雑に扱います。子どもの教育に悪いし、なんとかしてほしい。」

物の扱いが雑な人のせいで困っている人は大勢いるようです。

 

物の扱いが雑な人にはどのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。

 

 

「壊れたら買えばいい」「心に余裕がない」「自分のしたいことが優先」!?「物の扱いが雑な人」に共通する「5つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで分かる「物の扱いが雑な人の心理」

それでは、物の扱いが雑な人の心理を5つ説明していきます。

この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①壊れたら買えばいい

その物が壊れたり古くなったりしたら、また同じ物や新しい物を買えばいいと思っている人です。

 

物を大切にする習慣がなく、飽きっぽく新しいもの好きなので、手元にある物の扱いが雑になります。

他人や共用の物でも、何かあったら弁償したり謝ったりすればいいという軽い考えを持っています。

 

②イメージ力がない

生活している中で、イメージ力を使っていない人です。

 

出来事や人の気持ちの予想・予測をするのが苦手なので、どのように物を扱ったら壊れるかとか、周りが嫌な思いをするかなどを考えられません。

 

周りからしたら、もう少し考えて行動したら…?と思うような言動が目立ちます。

本人には“今”しか見えていません。

 

③落ち着きがない

行動に落ち着きがない人です。

 

いつもソワソワしているような心ここにあらずな人だったり、せっかちで冷静さがない人だったりするので、物の扱いも雑になりがちです。

 

丁寧さよりもスピードや手際の良さなどを重視した性格の人に多いです。

深く考えず行動することが多いので、失敗もよくします。

 

④心に余裕がない

今を生きることに精いっぱいで、心に余裕がない人です。

 

悩み事があったり体調が悪かったり、イライラ・モヤモヤしていたり、とても忙しかったりするせいで、物を丁寧に扱う余裕がありません。

 

今目の前にある物事に取り組むだけで精いっぱいなので、物に対して冷静に落ち着いて向き合うことができない状態です。

 

⑤自分のしたいことが優先

物がどうこうよりも、自分のしたいことが優先になっている人です。

 

その物が誰の物であろうと、自分の衝動・欲求が優先されてしまうので、物を大切に扱おうという意識は起こりません。

 

自分優先な性格なので、物を雑に扱うことで周りからどう思われるかもほとんど気にしません。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、物の扱い方が人間関係にも大きく関係していることを知り、物の扱い・人との関わりを見つめ直しましょう。

 

今よりも物を大切に扱うことを意識していきましょう。

 

また、物を雑に扱う人には、自分の大切な物を貸さないのも一つです。

大切な物だから、と拒否する勇気も必要です。

 

 

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「物の扱いが雑な人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?

それでは続いて、物の扱いが雑な人のための改善方法を3つ説明していきます。

 

①落ち着いた余裕のある行動を心がける

時間がなかったり余裕がなかったりすると、人は物を雑に扱ってしまいがちです。

そのため、早めの行動をしたり、心に余裕のある生活を送ったりできるよう工夫していきましょう。

 

体調が悪いなら休むことが必要ですし、自分一人で大変なら無理せず協力をお願いしましょう。

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②共感力を磨く

物を大切に扱えない人は、共感力に欠けていることがあります。

  • 「この物を次の人が使う時、どう感じるかな?」
  • 「借りている物がキレイな状態で返ってこなかったら、相手はどう思うだろう。」
  • 「物を壊したり失くしたりしたら、信用を失くすかもしれない。」

など、共感力がきちんとあればその雑な行動も変わるはずなのです。

 

共感力を磨いて、相手の気持ち、まわりの気持ちに気付き、物を大切に扱える人になりましょう。

 

コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。

 

 

③カウンセリングを受ける

物を雑に扱う自覚があったり、周りから指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。

 

あなたが物を雑に扱ってしまう本当の理由は一体何なのか、心の奥底にある問題をカウンセラーがカウンセリングの中で探り、見つけ出してくれます。

 

物を雑に扱ってしまう原因には、様々な理由が考えられます。

  • 共感力の欠如。
  • 自己肯定感の低さ。
  • 自己無価値観。
  • 強すぎる劣等感。
  • 認知の歪み。
  • インナーチャイルド。
  • 人間関係のトラウマ。
  • コミュニケーションスキルの低さ。
  • 不安症などの心の病。
  • 発達障害。

など。

 

これらのたくさんの中から自分の問題を見つけ出し、自分で改善していくことはとても難しさがあります。

 

カウンセリングを受けることで、あなたに合った方法で効率的に改善をしていくことができます。

改善にあたって感じるストレスも少なく済むでしょう。

 

カウンセリングを受けることで物を雑に扱ってしまうところだけでなく、そのほかの様々な悩みにもカウンセラーは相談に乗ってくれるので、人間関係が改善したり生きづらさが解消されたりしていきます。

 

 

【まとめ】「物の扱いが雑な人」から「物も人も丁寧に扱える人」へ!大切なのは「身の回りの物や人への感謝」と「所作のひとつひとつに心を込める」こと!!

丁寧さは他人のためではなく自分のため。傲慢な自分を手放して、すべてに感謝し思いやりを持てる生き方を目指していきませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

物を雑に扱う人は、人からの信用・信頼はなかなか得られません。

 

時間がないからとか、古いものだからとか、言い訳したくなるかもしれませんが、どんな物でも大切に扱う人に私たちは心惹かれるものです。

 

物も人も、丁寧に関わることのできる人になっていってください。

もちろん、自分自身も丁寧に扱ってもらいたいです。

 

丁寧さを身につけて、毎日の生活の質を向上させられるといいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

モモ♀モモ♀

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