カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに押し売りを断れない人はいませんか?
またはあなた自身、押し売りを断れない人ではありませんか?
スマホやウォーターサーバーの勧誘を受けたり、美容室やエステサロンで商品を紹介されたりした経験、あなたにもあると思います。
欲しいなら買えばいいし、不要なら断ればいいのですが、それがわかっていてなかなかうまくできない…と悩んでいる人は意外と多いものです。
もしかすると、押し売りを断れないのには複雑な理由が隠れているのかもしれません。
押し売りを断れない人の心理、知りたくありませんか?
今回は、押し売りを断れない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「NOと言う勇気ゼロ」「お人好しの極み」「断り下手選手権優勝者」といったイメージの強い「押し売りを断れない人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん、自分にとって興味がある商品なら、相手の話を聞いて購入するかの判断を落ち着いてすればいいのだろうけど、中には不要だと思っても断ることができず、ついつい買ってしまい、全く使わず未開封のまま部屋に置いたまま…といったようなケースも多いみたい。そんな「押し売りを断れない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「押し売りを断れない自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「押し売りを断れない人」に共通する「4つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「押し売りを断れない人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は押し売りを断れない方だ(気持ちを上手に表現するのが苦手、恐怖が勝り断ることができない、相手を傷つけたくない、自分が購入すればすべて丸く収まる、今の自分をなんとか良い方向に改善したい)」という人や、「身近に、押し売りを断れない人がいる(普通に断ればいいのにと思う、イエスしか言えない優しすぎる人、典型的なNOと言えない日本人、本人の苦しみも理解できる、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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なぜ断れない?自分のためか相手のためか、どっち?
外に出掛けていると、色々な商品やサービスをおすすめされることがあると思います。
最近多いのは、スマホやウォーターサーバーなどでしょうか。
「お話だけでも…!」と上手な勧誘でその気にさせられてしまうこともあるでしょう。
また、美容室やエステサロンなどでシャンプーや化粧品をおすすめされて断れず、購入してしまった経験のある人も少なくないと思います。
その他にも、スーパーで「食べて!」と味見させられて断れず、商品をカゴに入れる羽目になったり、コンビニのレジで「〇〇がおすすめですが、いかがですか?」と言われて断れずに「お願いします…」と言ってしまったり。
なかには友人のマルチ商法まがいの高額商品を断れずに契約してしまった…なんて人もいるでしょう。
当カウンセリングルームにも、押し売りを断れない人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「人からおすすめされると、いらないのに断れずに買ってしまう。ハッキリと言えない自分が嫌になる。」
- 「自分の妻は人からすすめられると、その気になって買ってしまうことが多々ある。喧嘩も何度もしているが、改善が見込めない。」
など、押し売りを断れないことで悩んでいる人は多いです。
押し売りを断れない人にはどのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。
「いい人でいたい」「お金がないと思われたくない」「真面目すぎる」!?「押し売りを断れない人」に共通する「4つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「押し売りを断れない人の心理」
それでは、押し売りを断れない人の心理を4つ説明していきます。
この4つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①いい人でいたい
すすめてくれた相手のことを考えたり、どう思われるかを考えたりするせいで、押し売りを断れない人です。
周りや相手からいい人・優しい人だと思われたいという気持ちや、自分自身がいい人でありたいという思いから、押し売りであっても断ることができません。
人からの評価をとても気にする人です。
②お金がないと思われたくない
周りや相手からお金がないとかケチな人だなどと思われたくないため、押し売りを断れない人です。
いらない物を買わないのは当たり前のことなのですが、金銭面を理由に購入しないと思われることは許せません。
見栄っ張りで自分を大きく見せたがる人です。
③真面目すぎる
真剣にすすめてくれている相手に対して真摯に向き合わなければ、と考える真面目な人です。
まっすぐな性格のため、相手の熱意をそのまま受け止めてしまいます。
相手の期待に応えたい、応えなければという過剰な責任感から、断ることができなくなってしまいます。
④気が弱い
興味がなかったり心の底からいらないと思ったりしても、気が弱く自分の気持ちを相手にストレートに表現することができない人です。
断ることで相手から嫌な顔をされたり冷たくされたり嫌われたりするのが怖くて、押し売りでも断ることができません。
とても臆病な人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、まず断るという行為が“悪”だという認識を変えていきましょう。
自分の意見をきちんと言えるようにならないと、良い人間関係は築けません。
自分を上手に表現できる人を目指しましょう。
「押し売りを断れない自分」を卒業するにはどうすれば良い!?自分の気持ちを素直に表現できるようになる「3つの改善方法」を徹底解説!!
「押し売りを断れない人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、押し売りを断れない人のための改善方法を3つ説明していきます。
①断り方を学ぶ
押し売りを断れない人の多くは、断り方を知らない人が多いです。
断り方は、ただ「いりません」「結構です」だけではありません。
また、いらない理由も明確に相手に伝えられた方がお互いのためになります。
例えば、
- 「〇〇というこだわりがあるので、今のところは変える気はないんです。」
- 「今自宅に使わないといけない物が2本あるから、それが終わったらかな。」
などと、相手にわかりやすく伝えた方が、話はスムーズになるでしょう。
買ってくれない時点で相手はもちろんガッカリするでしょうが、断り方次第で不快にはなりません。
コミュニケーションセミナーに参加したりコミュニケーショントレーニングを受けたりすることで、相手が不快にならない断り方や丁寧な言い回しを学ぶことができます。
つまりコミュニケーションスキルと併せて、アサーションスキル(自分も相手も尊重しながら、自分の意見や感情を適切に伝えるコミュニケーションスキル)を身につけることがとても重要です。
②断った後のことを考える
仮に今ここで断ったとして、その後どんなことが起こるか考えてみてください。
そのお店のスタッフさんはあなたに嫌がらせをしてくるでしょうか。
明日も明後日も会って嫌な顔をしてくるでしょうか。
そうではないでしょう。
だとすれば、今ハッキリと断ってマイナスなことなどないのです。
逆に断れずに契約したり購入したりして後悔するのが目に見えているのなら、どのような行動をしたらよいのかわかるはずです。
先の事まで考えて、行動の選択をしましょう。
③カウンセリングを受ける
押し売りを断れないという自覚があったり、周りから指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
あなたが押し売りを断れない本当の理由は一体何なのか、心の奥底にある問題をカウンセラーがカウンセリングの中で探り、見つけ出してくれます。
押し売りを断れない原因には、理由が色々と考えられます。
例えば、
- 自己肯定感の低さ。
- 強すぎる承認欲求。
- 高すぎるプライド。
- 劣等感。
- インナーチャイルド。
- 人間関係でのトラウマ。
- コミュニケーションスキルの低さ。
- 不安症。
- 発達障害。
などが考えられます。
これらの中から自分の原因を見つけ出し、改善していくのはとても困難です。
カウンセリングを受けることで、あなたに合った方法で効率的に改善をしていくことができます。
改善にあたって感じるストレスも少なく済むでしょう。
また、カウンセリングを受けることで押し売りを断れないところだけでなく、そのほかの様々な悩みにもカウンセラーは相談に乗ってくれるので、人間関係が改善したり生きづらさが解消されたりしていきます。
「押し売りを断れない人」から「自分の意見を適切に伝えられる人」へ!大切なのは「自分に自信を持つ」ことと「アサーションスキルを身につける」こと!!
“NO”を言える勇気と、自分の気持ちを大切にできる…そんな自分に生まれ変わってみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
押し売りされる商品やサービスの中には、もちろん良いものや今のあなたに必要なものもあると思います。
すべてを断るのではなく、お勧めされたものを正しく判断し、欲しいか欲しくないか主張することがとても大切です。
断ることは、本当は難しいことではありません。
コミュニケーションスキルを向上させ、自己認識をとらえ直していけば、あなたにも容易にできることです。
取捨選択をしながら、後悔の少ない日々を送っていってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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