代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに自分で考えず直ぐに人に聞く人はいますか?
もしくは、あなたが自分で考えず直ぐに人に聞く人ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、
- 「部下が何でも直ぐに聞いてくる。仕事の邪魔をされて不快感。」
- 「妻が何かあると直ぐに聞いてくる。教えても直ぐに忘れる。嫌になる。」
- 「同僚が、自分で考えずに人に聞いてくる。依存されているの?」
という相談があります。
そこで今回は、自分で考えず直ぐに人に聞く人について書かせていただきます。
あなたが、自分で考えず直ぐに人に聞く人だったり、周りに自分で考えず直ぐに人に聞くがいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。

たしかに世の中には、「私、考えるの苦手なんですよ」「思考する前に“ねぇねぇ症候群”発動」「永遠のレファレンス依存症」といったイメージの強い「自分で考えず直ぐに人に聞く人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん分からないことは素直に聞いて、自分の知識にすることはとても良いことだと思うけど、中には自分では絶対に考えず、とりあえず誰かに聞いておけば良いという考え方や行動で、人間関係を大きく悪化させているようなケースも多いみたい。そんな「自分で考えず直ぐに人に聞く人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「自分で考えず直ぐに人に聞いてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「自分で考えず直ぐに人に聞く人」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「自分で考えず直ぐに人に聞く人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分で考えず直ぐに人に聞くことが多い(間違えたくないから聞いた方が早い、自己流だと怒られそうで怖い、私…考えること自体がストレス、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、自分で考えず直ぐに人に聞く人がいる(人として成長が止まっている気がする、少しは自分で頭を使え!と言いたい、責任回避型思考なので正直関わり合いたくない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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「人生、聞いた方が楽だし早いでしょ」「即答&正解が最優先の受け身信仰型」「真実はズバリ!自分以外の外にある」!?なぜ人は「自分で考えず直ぐに人に聞く人」になってしまうのか!?
あなたはどうですか?ひょっとして「自分で考えず直ぐに人に聞く人」ではありませんか?
人に聞く(質問する)こと自体は悪いことではありませんが、その方法や状況によっては、相手に悪い印象を与えたり、自分自身の成長を妨げたりする可能性があります。
自分で考えたり、調べたりしてもわからない時には仕方ないと思いますが、少し調べればわかることや、過去に教えられたことを直ぐに聞くのは、相手の時間を奪うことになりかねません。
これは「自分で考えることを放棄している」と見なされる可能性があります。
ではなぜ、自分で考えることを放棄してしまうのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで今回は、自分で考えず直ぐに人に聞く人について深掘りしていきたいと思います。
あなたが、自分で考えず直ぐに人に聞く人だったり、周りに自分で考えず直ぐに人に聞く人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「自己効力感が低い」「依存心が強い(他者依存傾向)」「失敗への過剰な恐れ」!?「自分で考えず直ぐに人に聞く人」に共通する「9つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで導き出す「自分で考えず直ぐに人に聞く人の心理」
それでは、自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴を書かせていただきます。
①自己効力感が低い
自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴として、自己効力感が低いと言われています。
幼少期に「どうせできないでしょ」「勝手にやらないで」と否定される経験が多かった人は、自分で考えて判断することに自信が持てません。
「これで合っている?」と逐一確認する。
「間違っていたらどうしょう」と不安に襲われます。
また、自分は考えても考えられないから、人に答えを求めたほうが早いと安易な考え方をしてしまいます。
②完璧主義傾向が強い
自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴として、完璧主義傾向が強いと言われています。
「失敗=価値がない」「正解だけが許される」といった思考が強く、失敗や間違いを極端に恐れる傾向があります。
少しの判断にも時間がかかり、人に「これで合っているかな?」と聞かないと進めません。
自分で考えて間違えるくらいなら、誰かに聞いて正解を得た方がいいと短絡的に考える思考があります。
③思考の持続力が弱い
自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴として、思考の持続力が弱いと言われています。
幼少期から深く考える機会が少なく、耐性が育っていません。
あるいは、ADHD傾向によって集中、維持が苦手な場合もあります。
最初は少し考えるが、直ぐ面倒くさくなり「わからない」となって他人に聞いてしまいます。
④依存心が強い(他者依存傾向)
自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴として、依存心が強いと言われています。
「親、上司、パートナーが決めてくれるのが当たり前」という環境で育つと、自分で決断する力が育ちません。
「どうしたいい?」「これでいい?」と直ぐに他人に判断を委ねます。
誰かに聞いて間違っても、その人のせいで自分のせいではないと思っています。
⑤失敗への過剰な恐れ
自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴として、失敗への過剰な恐れがあると言われています。
「失敗したときに責められた経験」「失敗を許されなかった家庭環境」が影響していることが多いようです。
小さな決断も怖くて先延ばし、「後から怒られるくらいなら、最初から聞いておこう」と思うようです。
自分で考えて間違うのはイヤというリスク回避過多です。
⑥学習性無力感
自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴として、学習性無力感だと言われています。
これまで「調べてもわからなかった」「考えても正解にたどり着けなかった」経験が積み重なって、考えることを放棄してします。
説明書や指示を読まず、「これどうすればいいですか?」と聞く。
「考えてもどうせわからないし、時間の無駄」と考えてしまいます。
⑦焦りやすく、答えを急ぐ傾向がある
自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴として、焦りやすく、答えを急ぐ傾向があります。
「早くしないとダメ」「待たせてはいけない」と常に焦っているタイプです。
特にHSP傾向がある人に多く見られます。
ほんの数秒考えて、「もう聞こう」と即座に他者に頼ります。
「速さが大事」「考えても無駄」聞くのが早いという価値観のようです。
⑧考えることが面倒くさい
自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴として、考えることが面倒くさいと言われています。
思考をエネルギー消費と捉えているため、面倒なことは避ける傾向があります。
スマホ依存やSMS習慣も一因のようです。
説明されても「なんか難しい」と感じて直ぐに聞きます。
「考えるより聞いた方が楽」「どうせ誰かが教えてくれる」と人に頼ります。
⑨承認欲求が強い
自分で考えず直ぐに人に聞く人の特徴として、承認欲求が強いと言われています。
自分で考えることよりも、「人に頼る、人に関わる」ことで安心感やつながりを得たいという思いが強いようです。
「わからないので教えてください」と会話の糸口として使います。
「聞くこと=話すキッカケ」「教えてもらうことで繋がりを持てる」と思っています。
いかがでしたか?
少しは理解できましたか?
人に聞くことは簡単で楽ですが、人は苦労しないと覚えることはできません。
その場しのぎで終わってしまいます。
自分で一生懸命調べたりしたものは、いつまで経っても忘れることはないと言われています。
それでも限界はありますから、誰かに聞かなくてはいけない時もあります。
その時は、配慮なく質問するのではなくタイミングを選ぶことが大切になります。
自分で考える努力をしていかないといけません。
それをすることで自己成長ができるのです。
いつまで経っても、成長しない自分では困ります。
そこは、自分に少し負荷をかけて、考える癖をつけるようにしてほしいと思います。
それが、自分のためです。
今のままを続けていては、周りから人は離れていってしまいます。
そうならないためにも、自分で考えず直ぐに人に聞く人を卒業していただきたいと思います。
「自分で考えず直ぐに人に聞いてしまう自分」を卒業しよう!主体性を育て、間違いへの不安を乗り越えるための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「自分で考えず直ぐに人に聞く人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
あなたは自分で考えず直ぐに人に聞く人と聞いて、どのような人をイメージしますか?
- 無責任。
- 自立心がない。
- 子どもっぽい。
- 依存心が強い。
- 思考停止?
- 迷惑。
- 負担。
- 頭にくる。
- 時間泥棒。
- 思考停止。
色々なイメージがあるようです。
ただ、一つも良いイメージのものはありません。
それだけ、自分で考えず直ぐに人に聞く人というのは、周りの人からみて、迷惑な存在でしかありません。
私たちは社会生活の中で生きています。
その中で一番のストレスは人間関係だと言われています。
その人間関係のなかで、自分でできるのに人に頼ってばかりいる人が傍にいると、自分の仕事はできないし、かといってほっとけないし…結局のところ、自己犠牲して相手に付き合ってしまいます。
本人がどの程度自覚しているのかわかりませんが、今のまま続けていては、皆が離れていくのは間違いないと思います。
そうならないためにも、自分で考えず直ぐに人に聞く人を卒業していただきたいと思います。
そこで、自分で考えず直ぐに人に聞く人の改善方法を書かせていただきます。
自分にあった改善方法で、自分で考えず直ぐに人に聞く人を卒業していただきたいと思います。
それでは、自分で考えず直ぐに人に聞く人の改善方法を書かせていただきます。
①啓発セミナーやワークショップで「考える訓練」と「自信形成」
自分で考えず直ぐに人に聞く人の改善方法として、啓発セミナーやワークショップで「考える訓練」と「自信形成」をすることが良いと言われています。
思考力を実績的に伸ばすセミナーや、問題解決型ワークショップへの参加によって「考えることが楽しい」「自分でできる」という実感を持てるようにします。
●期待される効果
他人に依存せず「まず自分で考えること」が当たり前になり、失敗しても許される体験が自己信頼につながります。
②カウンセリングによる「自己認知」と「優柔不断」の修正
自分で考えず直ぐに人に聞く人の改善方法として、カウンセリングによる「自己認知」と「優柔不断」の修正をすることが良いと言われています。
自分に判断力がないと感じてしまう原因(過去の経験、思考のクセ)を深掘りし、「間違っても大丈夫」「自分で決めても良い」という自己効力感を回復させることが目的です。
●期待できる効果
「自分で考えてもいい」「判断できる自分になりたい」という前向きな思考力が形成されていきます。
③セルフモニタリングによる「質問行動パターン」の見える化
自分で考えず直ぐに人に聞く人の改善方法として、セルフモニタリングによる「質問行動パターン」の見える化が良いと言われています。
自分が「直ぐに人に聞いてしまう場面」を記録し、どんな心理状態やタイミングだったのかを可視化することで、無意識の依存行動に気づき、改善します。
●期待できる効果
無意識の依存行動に気づき、少しずつ「考えてから聞く」という行動スタイルに切り替えられます。
【まとめ】「自分で考えず直ぐに人に聞く人」から「自分で考え、素直に聞ける人」へ!大切なのは「心の中の不安を手放す」ことと「自分に軸を持つ」こと!!
人に頼るだけの自分から考えて素直に聞ける自分へ。判断力と柔軟性を備えた、しなやかな生き方を目指してみませんか?
いかがでしたか?
自分で考えず直ぐに人に聞く人の9個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
人は課題解決志向があります。
課題解決志向とは目の前の問題や課題を解決するために、最適な情報を得ようとすることです。
常に自分を成長させたいという向上心があり、そのための手段として質問を活用します。
ですから、聞く=いけないことではありません。
自分で調べてから聞くなり、方法を考える必要があります。
人に聞くのは簡単です。
でも、それは自分の都合で聞いているだけで相手のことを何も考えていません。
それでは人間関係は構築できません。
あなたならできると思います。
少しの努力と頑張りでできます。
どうか、自分の成長のために頑張ってください。
今回書いたブログ、自分で考えず直ぐに人に聞く人が幸せになれるキッカケになれたら嬉しいです。
あなたが、これからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

まなみ先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!

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