カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに断れない人はいませんか?
またはあなた自身、断れない人ではありませんか?
仕事で頼られると自分が忙しくて天手古舞(てんてこまい)でも断ることができず、つい受けてしまう…。
友達から遊びに誘われると気分が乗らなくても断ることができず、つい行くと言ってしまう…。
そんなふうに断ることができず、自分の首を絞めてしまって悩んでいる人、案外多いのではないでしょうか。
自分の気持ちを素直に伝えることのできない断れない人、その心理には何が潜んでいるのでしょうか。
今回は断れない人の心理や、断れない人の改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、他人からのお誘いや頼み事をされると「断れない人」っているよね。もちろん自分の状況や断る理由を上手に伝えて断ることができればいいのかも知れないけど、どうしてもそれができずに悩んでいる人も多いみたい。相手のことも考えず強引に誘ったり、無茶振り的に頼み事をする側にも問題はあると思うけど、そんな「断れない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「断れない自分」を何とかしたいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「断れない人」に共通する「7つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「断れない人の心理」を自己分析できるから、「自分はお誘いや頼まれ事を断ることができない(悩んでいる、断れるようになりたい)」という人や、「身近にお誘いや頼まれ事を断れない人がいる(断れるようになって欲しい、なんとかしてあげたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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「断ると関係性が悪くなりそう」「引き受けて丸く収まるなら我慢する」「いい人だと思われたい」!?なぜ人は「断れない人」になってしまうのか!?
仕事や恋愛、学生生活、そして人間関係の中で、いつの間にか「断れない人」になっていませんか?
相手からの依頼や誘いを断ってしまったら、
- 相手は嫌な思いをするかも…
- もう声をかけてもらえないかも…
と考え自分のことをつい後回しにしていませんか?
相手のことを思いやって断らないという選択をしているのかもしれませんが、それは時に、かえって迷惑となることもあります。
頼まれると断れず、一人ではさばき切れない量の仕事を抱えてしまい、結果的に期限内に終わらせることができなくなってしまったり、手を抜いた出来になってしまったりすることがあるのではないでしょうか。
または、遊ぶ予定を断らずにドンドン入れたり気分が乗らない約束をしたりしたせいで、結局直前にキャンセルしたり、行ったものの楽しめず周りに気を使わせてしまったりすることがあるのではないでしょうか。
このように、断らずに安請け合いをしてしまうとその場の雰囲気は悪くなりませんが、後々ツケが回ってくることもあります。
あなたやあなたの周りの人が断れない性格のせいで、身近な人は被害を被っているかもしれないのです。
嫌な時や難しい時にはきちんとお断りする方が、相手のためになることもあるのを認識しましょう。
「優しすぎる」「責任感が強い」「認められたい」!?「断れない人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「断れない人の心理」
それでは、断れない人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①見積もりが甘い
物事に対してあまり深く考えることなく、その場の勢いで返事をしてしまいます。
楽観主義で大体のことはなんとかなると思っている、ケセラセラな性格です。
後先のことはあまり考えず、「いいよ!」と何でも安請け合いしてしまいます。
②責任感が強い
人から頼りにされたり自分の方が上の立場にいたりすると、強い責任感を覚えてつい断ることができません。
負けず嫌いなところもあり、
- 信頼されているのだから
- 自分がしっかりしなくちゃ
などの思いから、お願いされると断れず、ついオーバーワークになってしまいがちです。
③罪悪感を覚える
せっかく相手から声をかけてもらったり頼ってもらったりしたのに、断ったら相手に申し訳ないと罪悪感を抱いてしまいます。
- 嫌な気持ちにさせてしまうかも
- 相手の負担が増えるかも
と、関係が悪くなることを恐れ、一人で抱え込んでしまいます。
④真面目過ぎる
“自分がやってうまくいくのなら…!”と背負い込むことの多い人です。
真面目で完璧主義なところがあるので、うまくいかなかったり失敗したりするくらいなら、すべて自分がやった方がマシだと考えます。
何にでも手を抜かず全力で取り組む人ですが、他人のことをあまり信用していない部分もあるでしょう。
⑤優しすぎる
相手のことを考えすぎるあまり、断ることのできない人です。
困っている人のことを放っておけず、自己犠牲してでも手助けしてあげたいと思ってしまうお人好しです。
人の力になってあげたい、人の役に立ちたい、という気持ちの強い優しい性格の持ち主です。
⑥気が弱い
人に自分の気持ちを素直に表現することのできない、気の弱い人です。
人から嫌われたくない、悪く思われたくないという思いが強く、自分の意見を言えません。
人間関係においてとても臆病で、自己肯定感の低い人です。
⑦認められたい
断らずに受けることで、人から褒められたい、認められたいという思いの強い人です。
承認欲求がとても強く、他人からどう見られるか、どう思われるかを常に気にしています。
他者からの評価で、自分の存在価値を確かめようとする人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、なぜ断れないのか、心の底にある原因を追求し、その心理から生きづらさを改善したり、人との関わり方、考え方を変えていったりしていきましょう。
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続いて、断れない人の改善方法について説明します。
①後先を考えるクセをつける
何でもかんでも即時に決断するのではなく、一度考えて計画を立てたり予測したりしてから判断をしましょう。
後先を考えずに安請け合いをしてしまうと、自分も周りも後で苦労することになりかねません。
計画性や予測する力を身に付けましょう。
②頼ることを学ぶ
自らが人に頼ることを学びましょう。
頼ってばかりではもちろんですが、頼られてばかりでも人間関係はうまく回りません。
人間関係は支え合うことが円満の秘訣です。
自分の負担が大きい時には、人に頼ることで無理をせずに済みますし、周りの人もあなたに頼りすぎることがなくなるでしょう。
③断り方を学ぶ
断れない人の中には、断り方がわからないから断れないという人がいます。
上手なお断りの仕方をすれば、相手は嫌な気持ちにはなりませんし、断る自分の罪悪感も少なく済みます。
きちんと理由を伝えたり代替案を提示したりすることで、上手にお断りができるでしょう。
コミュニケーションセミナーに参加して、実践的に学ぶのもおすすめです。
④断っても嫌われないことを知る
断るということにおいて勘違いしている人が多いのですが、大抵の場合は、断ることが悪いことだから人間関係が悪くなるのではなく、断り方が悪いから人間関係が悪くなってしまうのです。
人は何かを断られてもそれだけで相手のことを嫌いになったりはしません。
相手の気分を悪くさせないような断り方ができれば人間関係は悪くならず、むしろ気持ちを素直に伝え合える仲間として深い絆につながります。
人から嫌われたり嫌な顔をされたりすることに臆病になっている人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、認知の歪みを改善したりインナーチャイルドを払拭したりメンタルを強化したりしていきましょう。
そうすることで、臆することなくお断りすることができるようになります。
【まとめ】「断れない人」から「自然な意思表示ができる人」へ!大切なことは「自分を尊重する」ことと「断ることに慣れていく」こと!!
ポイントは「自分がどうしたいか?」自分自身の気持ちや状況を優先させましょう!
いかがでしたか?
実践できそうな改善方法はありましたか?
人からのお願いや誘いを断るのは、誰でもなかなか難しく感じるものです。
しかし、自分の首を絞めてまで無理して受けるのも良くありません。
できないことは正直にできないと相手に伝える勇気を持つことが大切です。
お断りを上手にできるようになって、自分の気持ちや状況を正直に伝え合えるいい人間関係をたくさん築いていけるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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