カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにボランティア好きな人はいませんか?
またはあなた自身、何かのボランティア活動をしていますか?
社会にはたくさんのボランティア活動があります。
身近でいえば、地域の清掃や見回りなどがありますし、行動的な人は被災地や海外に行く人もいますね。
ボランティア好きな人の印象には“優しい”というプラスな印象もあれば、“偽善者”といったマイナスな印象を持つ人もいますが、ボランティア好きな人にはどのような心理があるのでしょうか。
今回はボランティア好きな人の心理や、ボランティア活動をすることで得られる影響についてお話ししていきます。

たしかに日本では、ボランティア活動や献血などに対して、積極的に協力する人とまったく経験がない(興味がない)という両極端に分かれる傾向があるみたいね。しかもどちらかと言うと、ボランティア活動や献血の経験がない(興味がない)という人の割合の方が多いみたい。でもそんな「ボランティア好きな人」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?またボランティア活動にはどんなメリットがあるのか知りたいわね!

今回は「ボランティア好きな人」に共通する「9つの心理」や「4つの影響」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「ボランティア好きな人の心理」を自己分析できるから、「ボランティア活動に積極的に参加している人」だけでなく「ボランティア活動の経験がない(興味がない)」という人にもぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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日本はボランティアへの偏見がある!?
他国からの日本の評価はとても良いものが多いです。
治安が良い、思いやりがある、人種差別が少ない、などはよく耳にすると思います。
しかし、ボランティアとなると日本は先進国の中で、意識も参加率も実はとても低いといわれているのです。
それは、思いやりや困っている人がいたら助けてあげる、といった行為が日本人にとって当たり前に感じられているからこそ、あえてボランティアとして活動する人に対して“いい人ぶっている”“偽善者だ”“見下している”といった考え方をしてしまうのではないでしょうか。
また、他国に比べて日本人は控えめ、目立たないようにする、という性格的傾向がある点も関係しているかもしれません。
しかし、ボランティア活動をすることはどんな背景があるにせよ、社会のため、困った人のためになるわけですから、良いことなのです。
ボランティア好きな人の行動力や思いやりなどは称賛すべきことなのです。
「人と関わりたい」「恩返しをしたい」「良い人だと思われたい」!?「ボランティア好きな人」に共通する「9つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「ボランティア好きな人の心理」
それでは、ボランティア好きな人の心理を9つ説明していきます。
この9つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①人と関わりたい
ボランティア活動をすることで、他者とのコミュニケーションを求めている人です。
参加者や対象者と関わり、同じ時間を共有したり、協力し合って一緒に達成感を得たりすることで、満足感を得ています。
②余裕がある
時間やお金に余裕があるため、暇な時間を埋めるためだったり趣味を作るためだったりの手段として、ボランティア活動を選んでいる人です。
心にも余裕があり、感謝されることも好きな人です。
③自分を褒めたい
ボランティア活動をして、人の役に立ち社会に貢献している自分を、自分で褒めてあげたいと思っている人です。
向上心があり、自分で自分のことを好きになろうとしています。
自分に自信をつけたがっています。
④アピールしたい
ボランティア活動をしていることを他人にアピールすることで、優しい人、思いやりのある人だと思われたかったり、褒めてもらいたいと思ったりしている人です。
承認欲求の強い人だといえます。
⑤学びたい
ボランティア活動をすることで、何かを学ぼうとしたり何かを得ようとしたりしている人です。
それは知識だったり、自己肯定感だったり、人生のヒントだったりと人によって様々ですが、今の自分から変わろうとしている人です。
⑥いい人になろうとしている
誰かにアピールするためではなく、自分自身が性格的に変わりたいと思っている人です。
過去に悪いことをしたり他人を傷つけてしまったりした経験があるなどして心理的に罪悪感があり、そこから更生するためにボランティア活動をしています。
⑦目的がある
ボランティア活動に積極的に行っているわけではなく、進学や就職、その他で有利になるので、仕方なくボランティア活動をしている人です。
計算高く、メリットのないことには興味がありません。
⑧断れない
誘われたりお願いされたりすると断れない性格の人です。
本当はできることなら参加したくないけれど、人に嫌われるのが嫌で主張することをしないので、ボランティア好きな人だと思われています。
⑨恩返ししたい
過去にボランティアの人や思いやりのある人に助けてもらった経験があることから、その恩返しとして誰かの役に立ちたいと思い、ボランティア活動をしている人です。
自分が受けた親切を忘れず、与える心を持っている芯の強い優しい人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、ボランティアへの意識や考え方、姿勢などを見直し、自分に合ったボランティア活動を探して参加していきましょう。
自分自身のためにボランティア活動に参加してみませんか?ボランティア活動をすることで得られる「4つの影響」を徹底解説!!
ボランティア活動で得られる影響とは!?
ボランティア活動をするのは他者のため、社会のためという認識が一般的だと思いますが、それだけではありません。
ボランティア活動をすることで自分自身にも大きなメリットがあるのです。
それは目には見えません。
しかし、とても大きくて価値のあるものです。
以下に4つ説明していきますので、チェックしていきましょう。
①コミュニケーションスキルが向上する
幅広い世代や生き方をしている人たちと関わり、同じ課題に取り組むことで、コミュニケーションスキルが向上していきます。
人見知りな人や口下手な人も、同じボランティアに参加しているという共通の話題があるため、会話のないようにもそれほど困りません。
ボランティア活動はコミュニケーションスキル向上に、もってこいの場だといえます。
②知識や価値観を学べる
ボランティア活動をすることで、日常生活だけでは学べないような知識やスキルを学ぶことができます。
また、自分の知らない世界や関わったことの内容な人たちと交わることで、固定観念や偏見を改善していくことができます。
③幸福感を得られる
様々な研究で、ボランティア活動や寄付をすることにより私たちは幸福感を得られることがわかっています。
実際、ボランティア活動をしている人はボランティア活動をしていない人と比べて、人生における満足度も高い傾向にあります。
④自己肯定感が向上する
ボランティア活動をすることで、自己肯定感が向上していきます。
社会とつながっている、誰かの役に立っている、感謝される、積極的に活動している、良いことをしているという感覚などから、私たちは自分を認め、褒めることができ、結果としてグングン自己肯定感が向上していきます。
【まとめ】ボランティア活動に積極的に参加して「魅力的な人」になろう!大切なことは「他人の喜びは自分の喜びである」ということ!!
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いかがでしたでしょうか?
以上が、ボランティア活動をすることにより得られる影響です。
多くの人が欲しいと思っているものではないでしょうか。
ですから、ボランティアに興味がある人や、すでに取り組んでいる人は積極的に参加をしていきましょう。
他人からどう思われるかではなく、自分のために行動をしていきましょう。
ただし、中にはボランティアに固執しすぎている人も存在します。
ボランティア活動が生活の中心になりすぎて日常が破綻してしまっている人や、自分を犠牲してまでもボランティア活動に参加したり、困った人を助けてしまうクセがあったりする人は、メンタルに問題を抱えている可能性があります。
インナーチャイルドを持っていたり、強すぎる承認欲求や劣等感があったりするのかもしれません。
もしかしたら自分や身近な人がそうかもしれない…と思ったら、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして改善を図っていきましょう。
他国のように日本もボランティア活動が今よりも広まっていき、みながボランティア活動に参加しやすい環境になるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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