羞恥心がない人

 

代表カウンセラーの遠藤まなみです。

▶ 遠藤まなみのプロフィール

 

あなたの周りに羞恥心がない人はいますか?

またはあなたが、羞恥心がない人ではありませんか?

 

我がカウンセリングルームにも、

  • 「部下が羞恥心のない行動をする。それがストレスでしかない。どうしたらよいか。」
  • 「妻が平気で恥知らずのことをする。いくら言っても直そうとしない。離婚したいができますか?」
  • 「同僚の一人の発言が的外れで、いくら注意をしても直そうとしない。恥ずかしい。」

という相談があります。

 

そこで今回は、羞恥心がない人について書かせていただきます。

 

あなたが、羞恥心がない人だったり、周りに羞恥心がない人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。

 

ルーク♂ルーク♂

たしかに世の中には、「“気にしない”のプロフェッショナル」「恥の概念をアップデートし忘れた人」「空気読まない美学の信奉者」といったイメージの強い「羞恥心がない人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん、恥ずかしいという気持ちがいつも全面に出ていたら、生きにくい人生になってしまうのかも知れないし、時には恥ずかしさを忘れて無我夢中になる場面も必要だと思うけど、中には常に恥知らずの言葉や振る舞いをすることで、人間関係を大きく悪化させているケースも多いみたい。そんな「羞恥心がない人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「羞恥心がない自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

シェリ♀シェリ♀

今回は「羞恥心がない人」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「羞恥心がない人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は羞恥心がない方かも(正直に言って何が悪いのかわからない、恥を感じたら負け、空気読むってバカバカしい、気にしすぎている人が多いと感じる、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、羞恥心がない人がいる(見ているこっちが恥ずかしくなる、どうしてそんなにも無神経なのか、本人だけ楽しそうで周囲は疲れる、自分勝手すぎで付き合いにくい、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!


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あなたはどうですか?ひょっとして「羞恥心がない人」ではありませんか?

まずは、羞恥心とは何かを説明させていただきます。

羞恥心とは、自分が他人に対して恥ずかしいと感じる感情のことです。

 

失敗した時、プライベートな部分を見られた時、他人から批判された時などに感じます。

 

羞恥心は、社会生活において自分を守るためにも、他人との人間関係を円滑にするためにも重要な感情です。

 

羞恥心は、だれでも発生する自然な感情です。

そして羞恥心が過剰な人もいれば、羞恥心が希薄な人もいます。

 

羞恥心の過剰でも困りますが、羞恥心がないのは困ります。

もちろん、人には色々な価値観がありますから、羞恥心にも多少の差があるとは思います。

 

しかし、羞恥心がない人はなぜ、ないのでしょうか?

その心理知りたくありませんか?

 

そこで、今回は羞恥心がない人について書かせていただきます。

 

あなたが、羞恥心がない人だったり、周りに羞恥心がない人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。

 

 

「他人の目を気にしない」「自己肯定感が過剰または鈍感」「「恥は個性」とポジティブ変換している」!?「羞恥心がない人」に共通する「9つの特徴」とは!?

セルフカウンセリングでマルチ分析「羞恥心がない人の心理」

以下に「羞恥心がない人」の9個の特徴を詳しく解説します。

これは必ずしも「悪い人」ではなく、羞恥心の感覚が一般より希薄な傾向を示します。

 

①他人の目を気にしない(社会的評価に無関心)

羞恥心がない人の特徴として、他人の目を気にしないと言われています。

 

社会的評価や「恥をかきたくない」という感覚よりも、自分の快適さ・自分を優先する思考が強いようです。

 

発達段階で「他人からどう見られているか」を学ぶ機会が少なかったと言われています。

 

「空気を読む」「場をわきまえる」などが苦手です。自己中心的というより、「自己基準」で行動します。

 

②羞恥心が育っていない(内的ストッパーがない)

羞恥心がない人の特徴として、羞恥心が育っていないと言われています。

幼少期に「恥ずかしい」という社会的感覚やマナー意識を学ばずに育ったケースです。

 

親や周囲の大人が「恥を教える」文化を持っていなかった可能性があります。

自分が「どう見られているか」に関する感覚が弱いようです。

 

③自己肯定感が過剰または鈍感

羞恥心がない人の特徴として、自己肯定感が過剰または鈍感と言われています。

 

自分がすることは全部正しい」と無意識に思っているタイプと、「ミスをしても気づかない」タイプの人がいます。

 

失敗を失敗と認識できない=恥ずかしいと感じる機会がありません。

反省よりも自己防衛や自己正当化を優先します。

 

④他人に迷惑をかけることへの感受性が低い

羞恥心がない人の特徴として、他人に迷惑をかけることへの感受性が低いと言われています。

 

共感性(エンパシー)の欠如により、「自分の行動で人が不快に感じる」という感覚が希薄のようです。

 

他者の気持ちに想像を巡らせることが苦手です。

「自分は楽しいOK」「他人がどう思うかは関係ない」といった価値観です。

 

⑤比較意識が乏しい(自他の区別が曖昧)

羞恥心がない人の特徴として、比較意識が乏しいと言われています。

 

社会的な常識や他人との違いを把握する意識が低く、自分の基準でしか行動を判断できません。

「みんながどうしているのか」ということに関心を持ちません。

 

発達障害(ASDなど)傾向や、共感力の乏しさから、場面の空気や周囲の期待を読み取るのが難しいようです。

 

⑥開き直り・図太さで乗り切る

羞恥心がない人の特徴として、開き直り・図太さで乗り切ると言われています。

一瞬の恥を受け入れるより、精神的に厚かましくなることで自己を守る習慣があります。

 

自意識が強すぎて、開き直ることでダメージを感じにくくしています。

失敗を深刻に受けとめず、軽く流すスキルを身につけています。

 

⑦「恥は個性」とポジティブ変換している

羞恥心がない人の特徴として、「恥は個性」とポジティブ変換していると言われています。

 

恥ずかしさ=自己否定ではなく「ユニークさ」「個性的であること」と解釈し、自分を受け入れています。

 

恥の基準を外して生きているとも言えます。

「変人」「面白キャラ」を自称するタイプに多いです。

 

⑧日本的な恥の文化を重視していない

羞恥心がない人の特徴として、日本的な恥の文化を重視していないと言われています。

海外育ちや個人主義思考を持つ人に見られる傾向です。

 

「人にどう見られるか」よりも「自分らしさ」「正しさ」「自由」が価値基準です。

「場の空気を読むことが美徳」とは考えていません。

 

⑨恥を指摘されてもすぐに否定・逆ギレする

羞恥心がない人の特徴として、恥を指摘されてもすぐに否定・逆ギレすると言われています。

恥=自己否定・攻撃と捉え、防衛本能が働きます。

 

怒りや反論で「恥ずかしい自分」を否認しようとする防衛的行動。

「恥をかいた」と感じたときに、それを認めず他人を責める傾向があります。

 

発達特性、認知スタイルの偏り、あるいはパーソナリティ特性(ASD傾向、自己愛傾向など)によって羞恥という感情がピンときません。

 

 

いかがでしたか?

少しは理解できましたか?

 

人間は、社会の中で他者と関係性を築きながら生きていく上で、羞恥心という感情を持つことで、自分の行動を社会的な規範に合わせ、他者との円滑な関係を保とうとします。

 

つまり、羞恥心は、個人が社会に適応し、強調していく上で重要な役割を果たす感情と言えます。

 

その羞恥心がないということは、社会的なルールやマナーが理解できませんから、周りの人たちと人間関係の構築ができません。

 

状況や個人の性格、周囲の受け止め方によって、良くも悪くも解釈されてしまいます。

 

自信や大胆さといったポジティブな側面として受け入れられることもあれば、自己中心性や無神経といったネガティブな側面といて捉えられ、人間関係に影響を及ぼす可能性もあります。

 

 

「羞恥心がない自分」を卒業するにはどうすれば良い?自己認知を修正し、良好な人間関係を構築していくための「3つの改善方法」を徹底解説!!

「羞恥心がない人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?

あなたは、羞恥心がない人と聞いてどのような人をイメージしますか?

  • 自己中心的。
  • 無神経。
  • 傲慢。
  • 非常識。
  • 品がない。
  • 理解できない。
  • 常識がない。
  • 空気が読めない。
  • マナー違反。
  • 恥知らず。

色々なイメージがあるようです。

ただ、良いイメージのものがありません。

 

それだけ、羞恥心がない人というのは、周りの人から認めてもらえないということになります。

 

私たちは社会生活の中で生きています。

そのなかで、羞恥心がない人が皆と一緒の環境の中で生活するのはとても大変なことだと思います。

 

本人がどの程度、自覚しているかにもよりますが、今のままでは孤立状態になるのは目に見えています。

 

そうならないためにも、羞恥心がない人を卒業しなくてはいけません。

そこで、羞恥心がない人の改善方法を書かせていただきます。

 

自分にあった改善方法で、羞恥心がない人を卒業していただきたいと思います。

それでは、羞恥心がない人の改善方法を書かせていただきます。

 

①カウンセリングによる自己認知の修正

羞恥心がない人の改善方法として、カウンセリングによる自己認知の修正をすることが良いと言われています。

 

自分の行動が他人にどう映っているかを認識し、社会的な「恥」の感覚を再学習します。

 

恥を感じない背景には「恥をかくのは負け」「気にしたら損」などの思い込み(認知の歪み)があるため、その修正を行います。

 

専門のカウンセラーに客観的なフィードバックを与えることで「自分の言動が他人にどう見えるか」の視点を育てます。

 

また、「なぜその行動を恥ずかしいと思わなかったのか?」を一緒に言語化し、背景となる思考を整理します。

 

②啓発セミナーで社会的常識やマナー感覚を育てる

羞恥心がない人の改善方法として、啓発セミナーで社会的常識やマナー感覚を育てることが良いと言われています。

 

恥の文化やTPO(時・場所・場合)に合った振る舞いを学び、羞恥心を社会的スキルの一部として身につけていきます。

 

「恥ずかしいことは何か?」日本文化における恥と礼儀「場をわきまえる TPOと人間関係」グループワークで他者から見た印象や感想をもらい、自分のイメージギャップを理解します。

③マナー・礼儀作法の実技訓練

羞恥心がない人の改善方法として、マナー・礼儀作法の実技訓練が良いと言われています。

 

恥を「感情」ではなく、「行動」として修正するアプローチをしていき、正しい立ち振る舞いを体得することで、恥をかく行動が減っていきます。

 

ビジネスマナー講座などに継続して通い、食事のマナーなどを動画で記録して改善していきます

 

 

【まとめ】「羞恥心がない人」から「自分の振る舞いを客観視できる人」へ!大切なのは「正しいマナーや礼儀を身につける」ことと「認知の歪みを整える」こと!!

羞恥は他者とつながる感情であり成長のシグナル!羞恥心を健全に持てる生き方を目指しませんか?

いかがでしたか?

羞恥心がない人の9個の特徴として、3個の改善方法を書かせていただきました。

 

参考になりましたか?

 

上記の特徴を持つ人は、他人から信用を失いやすく、長期的な関係を築くのが難しくなります。

信用は人間関係の基盤であり、これを築くためにはきちんとした羞恥心を持たなければいけません。

 

決して簡単なことではありませんが、変わらない限り人から認めてもらうことはありません。

 

自分の羞恥心の根源を理解し、適切に対処することで、より健康的な自己肯定感を育み、豊かな人間関係を築くことができます。

 

そのためにも、いまのまま、羞恥心がない人を続けていてはいけません。

決して簡単なことではありませんが、少しずつでも改善することはできます。

 

どうか、諦めず少しずつ羞恥心のある人になっていただきたいと思います。

 

改善することで、人生が広がり、自分の道も開けていきます。

どうか、諦めずに頑張ってほしいと思います。

 

今回書いたブログ、羞恥心がない人が幸せになれるキッカケになれたら嬉しいです。

 

あなたがこれからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

遠藤まなみでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

 

ルーク♂ルーク♂

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シェリ♀シェリ♀

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