
カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに人の幸せを喜べない人はいませんか?
またはあなた自身、人の幸せを喜べない人ではありませんか?
人と関わっていれば、友人や親せき、職場の人たちから幸せな報告を受けることがあります。
結婚、妊娠・出産、出世など、報告してくれた時に「おめでとう」と心から伝えられればよいのですが、すべてにそう思えるとは限りません。
自分は人の幸せを喜ぶことができないと悩む人や、自分の幸せを大切な人に喜んでもらえなかったと悲しむ人がいます。
人の幸せを喜べない人には、どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、人の幸せを喜べない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
リン♀たしかに世の中には、「正直、モヤモヤするよね」「あの人は運が良かっただけでしょ」「どうせ裏があるよ、ああいうのって」といったような強いメッセージを持っている「人の幸せを喜べない人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん生きている中で、時には、「自分ではいつも頑張っているのに報われない」「他人の成功がまぶしく見える」「なんだか自分ばかりつまずいている気がする」といったことを考えてしまう場面もあるかも知れないけど、中には、常日頃から人の幸せや喜びに対してネガティブなイメージを持っているようなケースも多いみたい。そんな「人の幸せを喜べない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「人の幸せを喜べない自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
チャチャマル♂今回は「人の幸せを喜べない人」に共通する「5つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「人の幸せを喜べない人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は人の幸せを喜べない方だ(なんとなく自慢っぽく聞こえる、他人の幸せを喜ぶ理由がわからない、たまたま良い結果だっただけ、自分がダメだと証明されているようで不愉快、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、人の幸せを喜べない人がいる(言葉も行動も常にネガティブなので関わりたくない、心に余裕がない残念な人、幸せアレルギーな生き方だと思う、承認欲求のもろ出し、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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周りからの幸せな報告に喜べないのはなぜ??あなたはどう思いますか?
人との関わりを持っていれば、周りから幸せな報告を受けることはあるでしょう。
学校や資格の合格、婚約、入籍、妊娠、出産、就職、出世など、報告を受けたことがあるでしょうし、自分自身も誰かに幸せな報告をしたことはあると思います。
本来ならその報告に対して、素直に祝福できたら双方が幸せなのかもしれませんが、なかなかそうもいかない時があります。
人の幸せを素直に喜べず、モヤモヤしたりイライラしたりすることもあります。
多くの場合は妬みが要因です。
妬みは、自分と心理的に近い他人に対して抱きやすく、また自分にとって重要なことに対して抱きやすいようです。
当カウンセリングルームにも、人の幸せを喜べない人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「自分と一緒に頑張ってきた同期の一人が先に出世した。喜んであげられない自分は性格が悪いのだろうか。」
- 「夫の妹が妊娠したらしい。夫の家族はとても喜んでいるけれど、妊活中の私は一緒になって喜ぶことができない。喜ばないといけないはずなのに。」
- 「友人に結婚の報告をしたら喜んでもらえず、その後疎遠になってしまった。なぜあの人は人の幸せを喜べないのだろうか。」
喜べない本人も喜んでもらえなかった側も、切ない苦しい思いをしているのでしょう。
以下に人の幸せを喜べない人について詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「心身が疲れている」「自分が求めているもの」「仲間だと思っていた」!?「人の幸せを喜べない人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「人の幸せを喜べない人の心理」
それでは、人の幸せを喜べない人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①自分と比べている
自分と他人を比べるクセの強い人です。
競争心が強く、人との関係性を上か下か、勝ちか負けかで考えているところがあります。
仲間でありながらライバルだったり、この人には負けたくないと思っていたりします。
プライドがとても高く、劣等感も強い人です。
②心身が疲れている
心または身体、もしくは両方が疲弊してしまっている人です。
元々は優しく穏やかな性格の人であっても、心身がすり減ってしまっていると余裕がなくなり、人の幸せに共感したり感動したりする気持ちが薄くなってしまいます。
とにかく休養が必要な人です。
③自分が求めているもの
相手が得たものや結果が自分の強く求めているものだった場合、幸せを喜べないことは多いです。
求めているのになかなか手に入らず、それを他人が先に手に入れてしまったことに妬みや苦しさを感じます。
自分がそのものを求めていることに気付いている場合もあれば、気づいておらず潜在的に欲し妬みや苦しさを生んでいる場合もあります。
④仲間だと思っていた
幸せを得た相手のことを仲間だと思っており、自分と同じだと思っていた人です。
共感・同情し合う同じ仲間だと思っていたのに先を越された、抜け駆けをされた、置いていかれた、裏切られたというような気持ちになり、悲しみや恨みが生まれてしまっています。
少々被害者意識の強い人です。
⑤感情を抑え込んでいる
日頃から感情を抑え込んでしまうクセがあり、うまく喜怒哀楽をストレートに表現することができない人です。
傍から見れば温厚で感情表現もマイルドな優しい人なのですが、実は過去の何かしらのきっかけから感情を抑え込むクセがついてしまっているのです。
そのため、自分も周りも気持ちの誤解をしやすくなってしまいます。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、自分は人からの幸せな報告を受けた時どんな反応をしているか、またどんな気持ちが湧き起こっているか思い返してみましょう。
もし、喜べない時があっても自分を責めるのではなく、その理由や原因について考えられるといいですね。
人に喜んでもらえなかった時には、不満に思うのではなく相手の気持ちを想像して、配慮ある言動をしてあげられるようになりましょう。
「人の幸せを喜べない自分」を優しく手放していくには?“今ある幸せ”に気づき、自分の心から納得できる生き方へ進むための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「人の幸せを喜べない人」にチャンレジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、人の幸せを喜べない人のための改善方法を3つ説明していきます。
①喜べない自分を認める
人の幸せを喜べない自分を責めたり、無理矢理正当化したり、相手を非難したりすることはやめましょう。
それよりも、喜べない自分を認めてあげてください。
責めたり言い訳をしたりするのではなく、自分の気持ちに向き合うことが大切です。
妬みに直結させるのではなく、なぜ喜べないのか自分はどんな気持ちになっているのかなどを考えましょう。
自分が一番の理解者となり、受け入れ認めてあげてください。
そうすることで、心は安定していきます。
②自分にとっての幸せを考える
自分にとっての本当の幸せについて考えましょう。
みんながそうだから自分もそうあるべきだとか、あの人よりも上でいたいとか、そのような人と比べて得ようとする幸せは本当の幸せではありません。
自分が本当に求めているものは何か、どうすれば幸せを感じられるかなどをじっくり考えましょう。
人それぞれ幸せは違います。
自分にとっての幸せを見つけ、感じられるようになってください。
③カウンセリングを受ける
自分は人の幸せを喜べないことが多いという自覚があったり、周りから指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
どんな時にそう感じるのか、改善できない理由はどこにあるのかなど、心の奥にある問題をカウンセラーがカウンセリングの中で探っていきます。
人の幸せを喜べない心理的な原因は、様々考えられます。
- 強い劣等感
- 高すぎるプライド
- 強い競争心
- 心身の疲労
- 強すぎるこだわり
- 認知の歪み
- 被害者意識
- 強い依存心
- 感情のコントロールが苦手
- 共感力の欠如
- 低い自己肯定感
- 人間関係のトラウマ
- インナーチャイルド
- 発達障害
など。
これらのたくさんの中から自分の問題を見つけ出し、自分で改善していくことはとても難しさがあります。
カウンセリングを受けることで、あなたに合った方法で効率的に改善をしていくことができます。
改善にあたって感じるストレスも少なく済むでしょう。
また、カウンセリングを受けることで人の幸せを喜べないところだけでなく、そのほかの様々な悩みにもカウンセラーは相談に乗ってくれるので、人間関係が改善したり生きづらさが解消されたりしていきます。
【まとめ】「人の幸せを喜べない人」から「人の幸せを素直に喜べる人」へ!大切なのは、自分の幸せに気づくことと、人と比べず心の余裕を育てること!
誰かの幸せを、素直に「よかったね」と言える心を、あなたの中にも育てていきませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
人の幸せは必ずしも一緒になって喜ばなければいけないものでもありません。
その人の環境や体調によっては、喜べないことがあるのも当たり前です。
決して喜びを相手に強要してはいけません。
ただ、できることなら人の喜びをともに喜んであげられた方がいいのも事実です。
自分の感情に向き合いながら、自分も周りの人たちも幸せになり、幸せを分かち合える関係性になれるといいですね。
無理せず、心に余裕をもって、自分の幸せも他人の幸せも感じられる人になっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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