
カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに話し合いを避ける人はいませんか?
またはあなた自身、話し合いを避ける人ではありませんか?
仕事で会議や打ち合わせがあるのと同じように、恋人や家族などの関係性でも話し合いが必要になることはあります。
意見の相違があったり重要なことを決めたりする時、気持ちを打ち明け合って先に進んでいくのです。
ところが、なかには話し合いを避けようとする人もいます。
話し合いたい側からすると、対応に困ってしまいますね。
話し合いを避ける人には、一体どのような心理があるのか気になりませんか?
今回は、話し合いを避ける人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
コハク♀たしかに世の中には、「どうせ言ってもわかってもらえない」「相手が怒るから」「自分が悪者になる」といった考え方を持っている「話し合いを避ける人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん、自分の置かれている環境や状況、場面に応じて、話し合いを避けるということは誰にでもあると思うけど、中には話し合いとなると、すべて避けようとしてしまい、それにより社会生活や人間関係を大きく悪化させているようなケースも多みたい。そんな「話し合いを避ける人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「話し合いを避けてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
リク♂今回は「話し合いを避ける人」に共通する「5つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「話し合いを避ける人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は話し合いを避けてしまう方だ(面倒だし時間がもったいない、相手を話し合うのでコスパ悪いし疲れる、相手を傷つけるのも嫌だし自分の責任になるのも嫌、後で後悔したくない、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、話し合いを避ける人がいる(内向的で自己中心的、話し合いを避けるなんてありえない、人間同士どうやってわかり合えるのか理解不能、自分の心の安全しか考えていない残念な人、歪んだ平和主義、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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話し合いを避けると関係破綻の危機もある!?あなたはどう思いますか?
恋人や家族など、関係が深くなれば深くなるほど真剣に話し合いをしなければならない機会は多くなると思います。
例えば、誕生日やクリスマスのイベントをどう過ごすかとか、この先同棲したり結婚したりの将来についてとか、お互いの不満を解消するためなどがあると思います。
家族なら、お金のことや子どものことなど、ますます話し合いの重要度は上がることでしょう。
おそらくお互いに話し合いが苦手な者同士だと気持ちを伝えあうことが上手くできず良い関係は築けませんし、どちらかが話し合いを避けようとすれば話し合いたい側にストレスがかかり関係は破綻していくことが多いでしょう。
当カウンセリングルームにも、話し合いを避ける人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「子育てについて夫と話し合いたいのに、いつも忙しいとか疲れているなどと言われ、話し合いを避けられてしまう。この人を選んだのは間違いだったのだろうか。」
- 「彼と今後の関係について話し合おうとしても、はぐらかされてしまう。私は結婚したいと思っているのに、彼の気持ちがわからず不安。」
- 「妻から日々の生活やお金のやりくりについて話し合おうとよく言われるが、つい避けてしまう。面倒だと感じてしまうし、責められるのも嫌だ。良い方法はないか。」
お互いが向き合って話し合いできればよいのですが、なかなか上手くいっていない人たちは多いようです。
以下に話し合いを避ける人について詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「現実と向き合いたくない」「責められたくない」「関係を悪化させたくない」!?「話し合いを避ける人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ導き出す「話し合いを避ける人の心理」
それでは、話し合いを避ける人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①ストレスを感じたくない
話し合いをすることでストレスを感じてしまうため、避けようとしてしまう人です。
漠然とした不安や怒りなどに弱く、現実逃避しやすいタイプの人です。
ストレス耐性が低く逃げ癖があるので、ストレスのかかることからはいつも逃げようとします。
②現実と向き合いたくない
話し合いをすることで現実と向き合うことになるため、それを避けようとする人です。
傷つきたくない気持ちや今の自分や環境を変えたくないという気持ちから、話し合いを避けます。
頑固な性格で、変化に弱い人だといえます。
③責められたくない
話し合いをすると相手から責められたり否定されたりするかもしれないので、避けようとする人です。
自分と異なる意見を出されると否定されたように感じてしまう人で、とても自己防衛本能の強い人だといえます。
頑固でプライドが高めな性格です。
④関係を悪化させたくない
話し合いをすることで、今ある関係が悪くなったり壊れてしまったりするかもしれないと考えて、避けようとする人です。
言いたいことや隠していることを言ってしまったら、相手を傷つけてしまうかもしれないと思って話すことができません。
優しい性格ではありますが、いつも受け身な人です。
⑤自分の意見を持っていない
話し合いをしたところで自分の意見を持っていないため、話し合いにならない人です。
相手の主張に従うだけになったり意見を求められて困ったりしています。
物事を深く考えておらず、願望や不満も大してない人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、大切な相手ときちんと向き合う機会は必要であることを認識しましょう。
また、話し合いは喧嘩や傷つけあうことではなく、関係を良くしていくためのものだという考え方に変えていけるといいですね。
「話し合いを避けてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い?心の壁を少しずつ崩し、自分の想いを伝えられる力を育てる「3つの改善方法」を徹底解説!!
「話し合いを避ける人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、話し合いを避けてしまう人のための改善方法を3つ説明していきます。
①言語化能力を向上させる
自分の思っていることや伝えたいことを、きちんと相手にわかるように伝えられるようトレーニングしていきましょう。
そのために、言語化能力を向上させる必要があります。
言葉を学んだり本を読んだりして知識を増やしましょう。
そして、自分と内対話をして、「自分は今どんな気持ち?〇〇だと感じているんだね。」「どうしてイライラしているんだろう?〇〇が△△だったからかな。」などと、自分の気持ちを言葉であらわすトレーニングをしてください。
ブログや日記を書くのもおすすめです。
②共感力を磨く
話し合いを避けようとする人には、共感力の欠けている人が多いです。
相手が困っていても話したがっていても、共感力が低いから見て見ぬふりができてしまうのかもしれません。
共感力があれば話し合いをしようという姿勢ができ、良い話し合いができるようになるでしょう。
共感力を磨くためには心理学を学んだり、コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするとよいです。
人の心やコミュニケーションを学び、大切な相手の考えていることをより一層理解してあげてください。
③カウンセリングを受ける
自分は話し合いを避けるところがあるという自覚があったり、周りから指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
話し合いに対してどのようなイメージを持っているのか、どんな内容、どんな相手、どんなタイミングだと避けたくなるのかなど、色々な面からあなたの心の奥にある問題を、カウンセラーがカウンセリングの中で探っていきます。
話し合いを避ける人の心理的な原因は様々考えられます。
強い劣等感、高すぎるプライド、低い自己肯定感、強い自己防衛本能、低いストレス耐性、見捨てられ不安、責任感の欠如、共感力の低さ、強いこだわり、逃げ癖、感情のコントロールが難しい、認知の歪み、人間関係のトラウマ、インナーチャイルド、発達障害、うつ病、不安症など。
これらのたくさんの中から自分の問題を見つけ出し、自分で改善していくことはとても難しさがあります。
カウンセリングを受けることで、あなたに合った方法で効率的に改善をしていくことができます。
改善にあたって感じるストレスも少なく済むでしょう。
また、カウンセリングを受けることで話し合いを避けてしまうところだけでなく、そのほかの様々な悩みにもカウンセラーは相談に乗ってくれるので、人間関係が改善したり生きづらさが解消されたりしていきます。
【まとめ】「話し合いを避ける人」から「冷静で素直な話し合いができる人」へ!大切なのは、自分の気持ちを言葉にする力と、相手の話を受け止める柔らかさを持つこと!
意見の違いも受け入れながら、建設的に話し合える自分を目指してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
誰しもできることなら深いことは考えず、平和に過ごしていけたらと思っているでしょう。
しかし、深い人間関係を続けていくためには話し合いをすることが必要になってきます。
それを避けてしまうとお互いの溝は深まり、やがては終わりになってしまう可能性が大きいです。
そうならないために、話し合いが必要な時にはきちんと相手と向き合い、相手に寄り添いながら自分の意見も素直に伝えられるようになるといいですね。
今ある関係がより良い絆になることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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