
代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに人前で独り言を言う人はいませんか?
またはあなたが、周りに人前で独り言を言う人ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、
- 「妻が暴言を言うので、何?と言うと「私は独り言言っていだけ」と言われる。疲れる」
- 「同僚に意見すると、反発をしてくる。嚙みついている?と聞くと独り言ですと言います。本当にそうなの?」
という相談があります。
そこで今回は、人前で独り言を言う人について書かせていただきます。
あなたが、人前で独り言を言う人だったり、人前で独り言を言う人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。
ココ♀たしかに世の中には、「公開セルフトーク人間」「音声思考放送機」「独り言スピーカー」といったイメージのある「人前で独り言を言う人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん、誰にでも独り言を言ってしまうことはあると思うけど、中には常に、またあえて人前で、誰かに聞いて欲しいかのごとく独り言を言っているようなケースも多いみたい。そんな「人前で独り言を言う人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「人前で独り言を言ってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
レオ♂今回は「人前で独り言を言う人」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「人前で独り言を言う人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は人前で独り言を言ってしまうことがある(つい口に出てしまう、言葉に出したほうが安心する、誰かに迷惑をかけているとは思わない、本題の前の枕詞という認識、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、人前で独り言を言う人がいる(シンプルにウザい、聞き流すという特殊技術が身に付いた、反面教師として自分はやらない、言いたいことがあるならはっきり言えばいいと思う、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
【よく読まれているおすすめの関連記事】
「言葉に出さずにいられない」「無意識のひとりがたり」「人生常につぶやきたい症候群」!?なぜ人は「人前で独り言を言う人」になってしまうのか?
あなたはどうですか?ひょっとして「人前で独り言を言う人」ではありませんか?
まず、独り言とは?
相手がいない状況で、無意識に声をだして自分自身に話しかける行為や、その言葉自体を指します。
独り言は誰でも言います。
独り言を全く言わないという人の方がまれだと言われるほど、一般的な行為です。
独り言を言う人の心理や理由はさまざまですが、人前で独り言を言ってしまうのは、多くの場合、無意識な心理や思考のプロセスが声となって漏れ出している状態だと言われています。
ただ、人から独り言を指摘されて「独り言です」と言うのは、如何なるものかと思います。
では、人前でなぜ独り言だと言い張ってしまうのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで今回は、人前で独り言を言う人について深掘りしていきたいと思います。
あなたが、人前で独り言を言う人だったり、周りに人前で独り言を言う人がいたりする場合、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「周囲の注意を惹きたい欲求が強い」「不満やストレスを直接伝えるのが苦手」「他人の反応を疑っている」!?「人前で独り言を言う人」に共通する9つの特徴とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「人前で独り言を言う人の心理」
それでは、人前で独り言を言う人の特徴を書かせていただきます。
①周囲の注意を惹きたい欲求が強い
人前で独り言を言う人の特徴として、周囲の注意を惹きたい欲求が強いと言われています。
聞こえるような独り言は、実際には「誰かに気づいてほしい」というサインです。
たとえば、オフィスで「また残業か…」とつぶやくのは、同僚や上司は「大変そうだね」と声をかけてほしい気持ちの表れです。
孤独感を抱いている人や、普段から承認されにくいと感じている人に多くみられます。
②感情のコントロールが苦手で言葉が漏れる
人前で独り言を言う人の特徴として、感情のコントロールが苦手で言葉が漏れると言われています。
感情が高ぶると心の中でとどめられず、つい声になってしまうタイプです。
驚き・怒り・落胆などを自覚なく口にしてしまうことがあります。
たとえば、パソコンがフリーズしたときに「なんで今なんだよ…」と周囲に聞こえるようにつぶやく、といった行動です。
③不満やストレスを直接伝えるのが苦手
人前で独り言を言う人の特徴として、不満やストレスを直接伝えるのが苦手だと言われています。
相手を怒らせるかもしれない、トラブルになるかもしれないという不安から、直接的な言い方を避けてしまいます。
たとえば、上司に「そのやり方は困ります」と言えず、「またこういう仕事か…」とつぶやく形で不満を出すケースです。
自己主張に不安を感じやすい人がとりやすい行動です。
④共感や同意を間接的に求めている
人前で独り言を言う人の特徴として、共感や同意を間接的に求めていると言われています。
「はあ…今日も疲れた」「誰も手伝ってくれないな」など、聞いて相手が「どうしたの?」と気づいてくれることを期待しています。
直接「助けて」と言えないけれど、誰かに理解や共感をしてもらいたい気持ちが強い人がよくします。
⑤自分の意見を主張したいが、正面から言いにくい
人前で独り言を言う人の特徴として、自分の意見を主張したいが、正面から言いにくいと言われています。
本当は意見を持っているのに、自信のなさや衝突への不安から直接言えない人がとる行動です。
たとえば、会議中に「このやり方で大丈夫かな…」とつぶやくのは、実は懸念を共有したいけれど、否定されたくないという心理が隠されています。
⑥他人の反応を疑っている
人前で独り言を言う人の特徴として、他人の反応を疑っていると言われています。
発言したい内容を正面から言う前に、相手の反応を見て安全かどうか確かめるための「試し」発言です。
たとえば、「この予算じゃ難しいよな…」と独り言を言い、周囲の表情や態度を見てから本題を切り出すなど、人間関係に慎重で失敗を恐れる人がよく使います。
⑦自己演出や被害者意識を示す傾向がある
人前で独り言を言う人の特徴として、自己演出や被害者意識を示す傾向があると言われています。
「また私だけが大変」「どうして私ばかり…」といったセリフで自分の苦手をアピールし、同情やサポートを引き出そうとします。
本人も半ば無意識に「かわいそうな自分」を演出していることがあります。
自尊感情が低く、周囲からの保護や共感を欲している場合が多いです。
⑧コミュニケーション能力が低い
人前で独り言を言う人の特徴として、コミュニケーション能力が低いと言われています。
思っていることを率直に言うのが苦手で、間接的・回りくどい伝え方に頼ってしまうタイプです。
自己表現のスキルが未発達だったり、過去の対人関係で「直接言って傷つけられた」経験がある人に多く見られます。
結果として、独り言が相手へのメッセージになります。
⑨批判や不満を「安全に」伝えたい気持ちがある
人前で独り言を言う人の特徴として、批判や不満を「安全に」伝えたい気持ちがあると言われています。
直接的に文句を言うと衝突になると感じるとき、わざと独り言で不満をにじませます。
例えば「また急に指示が変わったよ…」とつぶやくのは、本人直接言う勇気がないが周囲や本人に察してほしい気持ちがあるからです。
攻撃性を抑えつつ自己を保護しているといえます。
いかがでしたか?
少しは理解できましたか?
人前で独り言を言う人の行動の背景には、
- 対人不安(相手にどう思われるか怖い)
- 自己主張の苦手
- 承認欲求や共感を求める気持ち
- 怒りや不安を抑えるスキルの不足
これらが組み合わさっています。
本人的には色々な思考があっての事かもしれませんが、それを目の前でやられる人の気持ちとしたら、ストレス以外の何物でもありません。
ポジティブな独り言ならまだしも、相手が不愉快になる独り言を聞かされる身になってほしいと思います。
私たちの一番のストレスは人間関係だと言われています。
このような独り言を平気で人前で言うことが普通だと認識しているのなら大間違いです。
いち早く人前で独り言を言うクセを卒業していただきたいと思います。
「人前で独り言を言ってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い?心の中にある不安や孤独感を手放し、“オープンで前向きな自分”を育てる「3つの改善方法」を徹底解説!!
「人前で独り言を言う人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
あなたは人前で独り言を言う人と聞いて、どのような人をイメージしますか?
- いい迷惑。
- ふざけるな!
- 自分の感情は自分で処理してほしい。
- 承認欲求強すぎ。
- 付き合いたくない。
- 聞こえるように言ってほしくない。
- 自分のことしか考えていない。
- 常識を知らない。
- 独り言の意味知っているのかな?。
- おバカ過ぎる。
色々なイメージがあるようです。
ただし、良いイメージのものは一つもありません。
そのくらい、聞く側は嫌だということです。
どんな理由があろうとも、人を不快にさせて平気では困ります。
また、「独り言です」と言ってしまうのも問題です。
独り言をなら何を言ってもいいのか?ということです。
もちろん、いいわけがありません。
私たちは、社会生活の中で生きています。
自分のことだけ考えていては、人間関係は構築できません。
「人の嫌がることはしない」
これは子どもの頃から親や学校の先生に言われてきているはずです。
忘れてしまいましたか?
今からでも遅くありませんので、改善してほしいと思います。
そこで、人前で独り言を言う人の改善方法を書かせていただきます。
自分にあった改善方法で、人前で独り言を言う人を卒業していただきたいと思います。
それでは、人前で独り言を言う人の改善方法を書かせていただきます。
①カウンセリングで改善方法
人前で独り言を言う人の改善方法として、カウンセリングでの改善方法が良いと言われています。
カウンセリングでは、まず、なぜ独り言を言う形を取ってしまうのか?を理解するところから始めます。
下記の3つを特に意識してみてください。
●承認欲求の整理
「誰かに気づいてほしい」「共感してほしい」という欲求を丁寧に言語化し、過去の経験(認めてもらえなかった、怒られたなど)を振り返って原因を探ります。
●自己主張の恐れを軽くする
「直接言うと嫌われるかも」という恐れを安全な環境で扱い、相手に伝える練習をしていきます。
●感情のコントロールの練習
イライラや不安を感じたときにすぐに口にしてしまうクセを減らすため、呼吸法、マインドフルネス思考の整理などを練習します。
②コミュニケーションセミナーの参加
人前で独り言を言う人の改善方法として、コミュニケーションセミナーに参加することが良いと言われています。
セミナーでは、対人コミュニケーションのスキルを体系的に学び練習することで改善を促します。
効果としては下記の2つが挙げられます。
●アサーション(自己表現)の習得
「感情を攻撃的でも受け身でもなく、適切に聞き伝える」方法を実践的に学びます。
●感情の見える化ワーク
自分が怒り・不安・悲しみを感じた時の体の反応や思考を把握するワークを行い、独り言をいう前に気づく力を高めます。
③セルフモニタリングでの改善方法
人前で独り言を言う人の改善方法として、セルフモニタリングでの改善方法が良いと言われています。
日常の中で自分の行動を観察し、少しずつ修正していく方法です。
具体的には下記の2つの流れを実施してみて下さい。
●独り言を言った状況を記録する
いつ・どこで・誰の前で・どんな内容をつぶやいたかを書き出します。感情の強さ(1~10)や、その後相手がどの反応したかも記録すると効果的です。
●感情の正体を言語化する
「寂しい」「疲れた」「不満がある」「ムカついた」など、自分が何を感じていたかを書き出し、直接言葉で伝えられたかを振り返ります。
【まとめ】「人前で独り言を言う人」から「言葉ではなく行動で示せる人」へ!大切なのは、頭の中で整理する力と、行動で誠実さを伝える姿勢を持つこと!
精神的に一歩前へ進み、沈黙の中で考えを整えられる人になってみませんか?
いかがでしたか?
人前で独り言を言う人の9個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
自分が人前で独り言を言う人の場合、今のままそれを続けていれば、自分の周りから人は離れていき孤立状態になるのは目に見えています。
無意識でやっていても相手はそう思いません。
逆に自分がされたら、きっと嫌な気持ちになると思います。
「自分がされて嫌なことは人にしない」これも小さい時に教わってきたことです。
どうか、思い出してください。
そして、人間関係をうまくやっていくには、どうしたら良いのか?それを真剣に考えてみてください。
また、人前で独り言を言う人がそばにいる人は、その人が独り言を言ったら、独り言は人前で言ったら独り言ではなくなるということを教えてあげてください。
無神経でしているか、独り言の意味を知らないのかもしれません。
いずれにして、人が不快になる言動はしないことが一番です。
すぐには改善できなくても、少しずつ改善していってほしいと思います。
今回書いたブログ、人前で独り言を言う人が幸せになれるキッカケになれたら嬉しいです。
あなたがこれからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
ココ♀まなみ先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!
レオ♂ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!







