カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに黙っていられない人はいませんか?
またはあなた自身、黙っていられない人ではありませんか?
人が一生懸命意見を言ったり発表したりしているのに黙っていられず、口出しをしたり横の人に話しかけたり独り言を言ったりする人ってどこにでもいると思います。
その場くらい黙って聞いていればいいのに、場をわきまえず黙っていられない人、空気が読めないのかそれともおせっかいなのか気になってしまいますし、改善してもらいたいですよね。
そんな黙っていられない人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、黙っていられない人の心理や対処法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、仕事やプライベートなどにおいてやたら口出しをしてきたり、場の空気を壊すような「黙っていられない人」って結構たくさんいるわよね。もちろん本人にとっては「黙っていられない理由」があるのだとは思うけど、周りにいる人はかなりの高確率で嫌な思いをしているみたいね。そんな「黙っていられない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「黙っていられない人」がいる場合は、どうすれば良いのかな?

今回は「黙っていられない人」に共通する「6つの心理」や「3つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「黙っていられない人の心理」を自己分析することができるから、「自分はどちらかと言えば黙っていられない方だ(世話好きな性格、相手のために言っている、改善したい)」という人や、「身近に黙っていられない人がいる(ガチで迷惑している、シンプルにウザい、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「黙っていられない」ではありませんか?
黙っていられない人といっても、色々なパターンの人がいると思います。
- 人が話しているのに横槍を入れて話を遮るような人。
- 人が複数人の前で話しているのに、飽きてしまったのか周りにいる人に話しかける人。
- ボソボソと独り言を言いだす人。
などが代表的な黙っていられない人でしょうか。
あなたの周りにいる人は、どんな黙っていられない人ですか?
それぞれに心理が潜んでいますから、詳しくチェックしていきましょう。
「気になって仕方がない」「自分が正しいと思っている」「本当に空気が読めない」!?「黙っていられない人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「黙っていられない人の心理」
それでは、黙っていられない人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①相手のためだと思っている
人の意見や作品、行為などに対して、指摘をしてくるような人です。
相手のためだと思ってつい黙っていられません。
自分でおせっかいだということは薄々気づいていますが、自分の中で勝手に面倒見がいいキャラとしてポジティブに変換しているところがあります。
たしかに面倒見のいいところもあるのですが、恩着せがましいと思われたり、時と場所をわきまえず指摘してくるところがあるので煙たがられたりすることが多々あるでしょう。
②自分が正しいと思っている
- ~であるべき
- ~でなければならない
というような、融通の利かない頭のカタイ性格の持ち主です。
曲がったことは許せません。
例えば、楽しく食事をしていても箸の持ち方や食べる順番など、いちいち指摘をしてきます。
偉そうにしたかったりマウントをとりたかったりするわけではないのですが、自分は正しいと思っていて他人の正しくないと思える言動を見過ごせない人です。
本人は気づいていませんが、周りの人たちは指摘されている人がかわいそうと思っていることもよくあるでしょう。
③つい口から出ている
思ったことを心の中にとどめておくことができず、ついボソッと口から出てしまっているような人です。
言った瞬間、本人に悪意はありません。
空気を壊したことにそのまま気づかないタイプもいれば、周りの人の表情から「あ、言っちゃった…」と後悔しているタイプもいます。
基本的に冷静さがなく我慢の苦手な性格なので、そのままをつぶやいてしまいます。
よく言えば裏表のない素直な性格とも言えるでしょう。
④気になって仕方がない
疑問に思ったことや納得できないことに対して、黙っていることができない人です。
一度気になってしまったらそのままにしておくことができず、そのあとの話は耳に入ってきません。
そこばかり気になってしまって、頭の中がそのことでいっぱいになってしまいます。
それをすっきりさせるために場の空気を読まず、誰かしらに話しかけてしまいます。
マイペースな性格で人に合わせることは苦手です。
気になったところは納得いくまで妥協ができません。
⑤マウントをとりたい
人のミスや足りないところを見つけると、すぐさまその場で指摘してくるような人です。
後からコソッと教えてくれればいいものを、相手に恥をかかせて自分ができる人間だということを誇示したいがために、みんなの前で指摘してきます。
競争心が強く、マウントを取りたがります。
自分は勝ち誇った気持ちでいますが、周りからすると空気を壊して偉そうにしているので反感を買っているでしょう。
人から賢い人、優れている人などと思われたいようです。
⑥本当に空気が読めない
黙っていられないことに対して、悪意がゼロの人です。
とにかく空気を読んで場に合わせるということが苦手なので、たとえ厳かな雰囲気の場でも、目上の人との場でも黙っていられません。
指摘したりおしゃべりを始めたり独り言を言ったりします。
本人に理由を聞くと、「だってつまらなかったから…」とか「気になってしまったもので…」などと悪いことをしたという感覚は持っていないようです。
このような場合は発達障害の可能性が高いでしょう。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、その場の雰囲気、相手の関係性、自分がどのように思われるか、などきちんと考えた行動をとるよう心がけましょう。
そして、人の話を聞くトレーニングをするのもよいでしょう。
「黙っていられない人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?メンタルトレーニングとしての効果もある「3つの対処法」を徹底解説!!
「黙っていられない人」へ実践して欲しい「3つの対処法」とは!?
それでは続いて、黙っていられない人への3つの対処法についてお話ししていきます。
①後から聞いてくれる人だと思わせる
この人は今言わなくても、後からちゃんと自分の話を聞いてくれる人だと思わせることです。
口出しをされたら、「後でちゃんと聞くね」、「後からじっくり直接教えてください」などと言っておきましょう。
そして、忘れずに後からじっくり話を聞いてあげてください。
②日頃から承認欲求を満たしておく
その人の承認欲求は日頃から満たしておいてあげましょう。
満たされない気持ちから、我慢のできない言動やマウントをとりたがる言動につながることがあります。
「すごいね」「さすがだね」「よく頑張ってるね」などと声をかけてあげましょう。
③相手の立場になって考えさせる
「あの時のあの言動、○○さんが逆の立場だったらどう思うかな?」などと、立場を置き換えて考えさせてあげましょう。
客観視するのが苦手で、物事を主観的にしかとらえられない人は案外多くいます。
じっくりとイメージさせて、他人が不快に思ってしまうことを感じさせましょう。
【まとめ】「黙っていられない人」を「理解して冷静に対応できる人」へ!大切なことは「相手を尊重する」ことと「自分自身が感情的にならない」こと!!
「嫌いなら関わらない」「真面目に相手にしない」という選択肢も持つことが重要
いかがでしたか?
実践できそうな対処法はありましたか?
黙っていられない人には様々なパターンがありますが、中にはアスペルガー症候群やADHDなどの発達障害を抱えている人もいます。
こちらも性格の悪い人だと決めつけるのではなく、それもその人の個性だと受け止めたり、その人との関わり方を変えていったりする工夫が必要だと思われます。
自分自身が黙っていられない人かもしれないと思った人は、医療機関を受診したり専門のカウンセラーからカウンセリングを受けたりするとよいでしょう。
実は発達障害が隠れているかもしれませんし、具体的な改善策が見つかるかもしれません。
また、発達障害であろうとなかろうと、コミュニケーションスキルを向上させたり、共感力や客観的視点を身につけたりすることも重要です。
場の空気感を読んで、多くの人といい関係を築いていけるようになるといいですね。
応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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