カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに察してアピールする人はいませんか?
またはあなた自身、察してアピールする人ではありませんか?
大げさに人の目の前でため息をついたり独り言を言ったりする人、SNSで意味深な投稿をして人の気を惹こうとする人、あなたの身近にもいるのではないでしょうか。
放っておいた方がいいのか、声をかけた方がいいのか、こちらも悩んでしまいます。
そんなお騒がせマンとも呼べる、察してアピールする人には一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、察してアピールする人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、自分の気持ちをハッキリとは言わずに遠回しにアピールしてくるような「察してアピールする人」って沢山いるわよね。もちろん本人的には「自分の気持ちを上手に伝えられない」ということもあるのかも知れないけど、周りの人にとっては、それを迷惑に感じる、または一緒にいると疲れてしまうというケースが非常に多いみたい。そんな「察してアピールする人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「察してアピールしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「察してアピールする人」に共通する「6つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「察してアピールする人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言うと、察してアピールしてしまうことがある(本当に察して欲しいから、別に悪いことだと思っていない、できれば自分を改善したい)」という人や、「身近に、察してアピールする人がいる(ガチでウザい、シンプルに面倒な人だと感じる、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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強すぎる承認欲求は人間関係を壊す原因かも?あなたは「察してアピールする人」ではありませんか?
自分が悩んでいる時や困っている時、誰かが優しく「どうしたの?」「大丈夫?」などと声をかけてくれると、私たちは嬉しくなります。
気づいてくれた、自分を見てくれていた、と承認欲求が満たされます。
だから、周りにいる人がそのように悩んでいたり困っていたりする時には、私たちも声をかけてあげたくなると思います。
ところが、それが頻繁だったりあからさまなアピールだったりすると、げんなりしてしまうのも事実です。
人なら誰もが持つ承認欲求ではありますが、あまりに強い承認欲求は人間関係を悪くしてしまうこともあるので気を付けましょう。
あなたは大丈夫ですか?
以下の項目をチェックしながら、思い返してみるとよいでしょう。
「責任から逃れたい」「自分中心」「注目を浴びたい」!?「察してアピールする人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「察してアピールする人の心理」
それでは、察してアピールする人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①責任から逃れたい
今抱えている問題が自分だけで対処しきれなかったり、失敗しそうだったり、不安だったりしていて助けを求めようとしています。
自分だけ責任を負うのは嫌なので、人を巻き込んだり任せようと思ったりしています。
無責任で他人を利用する癖のある、他力本願な人です。
②自分中心
自分中心で世界が回っていると思い込んでいる人です。
自分に悩み事があれば、周りの空気感のことはお構いなしでアピールをします。
ただし、自分の中では主張しているわけではなく、アピールを最小限にとどめていると思っていたりもします。
本人的には気を使っているつもりです。
③注目を浴びたい
大々的に主張はしませんが、ため息をついたりほのめかしたりすることで、自分に注目を向けようとしている人です。
大抵は大した問題ではなく、話しかけてもらうための手段です。
承認欲求が強く、目立ちたがり屋でかまってちゃんな性格です。
④真面目さをアピールしたい
物事を真剣にとらえたり、真面目に取り組んだりしている様をアピールしたがっている人です。
人に頼らずに頑張っていると周りから思われたがっています。周りに気付いてもらい、褒めてもらおうとしています。
⑤かまってほしい
自分から声をかけるのではなく、相手から声をかけてもらい構ってもらおうとしています。
愛情や優しさに飢えていて、無意識的に人の気を惹こうとしています。
優しい言葉や心配の言葉をかけてもらうことで、自分の承認欲求を満たそうとしている人です。
⑥言い出せない
とても困っていて人の助けを求めたいところですが、自分から助けを求める勇気はなく言い出せないでいる人です。
それほどアピールする気はないのですが、心の声が漏れてしまっています。
恥ずかしがり屋で自己主張が苦手な人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、変な駆け引きをするのはやめて、素直に人に助けを求めたり相談できたりするような性格に変わっていきましょう。
このようなアピールばかりしていると、周りから面倒くさい人だとレッテルを貼られてしまう日も遠くないかもしれません。
「察してアピールしてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?円滑な人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルも身に付く「3つの改善方法」を徹底解説!!
察してアピールする人にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、察してアピールしてしまう人のための改善方法を3つ説明していきます。
①冷静な判断力を養う
自分中心にばかり物事を考えるのではなく、客観視したり冷静に論理的に考えたりする力を養いましょう。
困ったことが起こったり悩み事があったりする際には紙に書きだして状況を整理したりセルフモニタリングしたりして、なるべく自分で解決できるようになりましょう。
②勇気をつける
周りから声をかけてもらうのを待つのではなく、自分から話を聞いてほしい、助けてほしい、などと声をかけられるようになりましょう。
自分からきちんと発信をする勇気を身につけるのです。
そのために、コミュニケーションスキルを上げて話しかけたり説明したりする力を向上させることです。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。
③認知の歪みを改善する
人前でため息をついたり聞こえるように独り言を言ったり、SNSでネガティブ発言をしたりすることは、自分の承認欲求が関係していることだと気づくことが重要です。
承認欲求のせいで周りを振り回していることを自覚し、認知の歪みを改善していきましょう。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどすることをおすすめします。
あなたの強い承認欲求に向き合い、自律した大人になれるように力になってくれるでしょう。
【まとめ】「察してアピールする人」から「周りから信頼される人」へ!大切なことは「相手への気遣い」と「コミュニケーションスキルを身に付ける」こと!!
周りの人に自分を察してもらうのではなく、周りの人を思いやる生き方してみませんか?
いかがでしたか?
実践できそうな改善方法はありましたか?
人と上手に関わっていくためには、コミュニケーションの取り方がとても大事です。
まわりくどいアピールばかりしていては、そばにいる人が疲れてしまいますし、自己肯定感も下がってしまいます。
自分の満たされない気持ちで相手を振り回してはいけません。
建設的なコミュニケーションをとり、多くの人と円満な関係が築けるような人になりましょう。
困った時やつらい時には素直に表現して、周りの人に助けてもらいましょう。
駆け引きのないポジティブなコミュニケーションこそが、あなたに友好な人間関係を与えてくれます。
周りの人と支え合いながら、豊かな人生を送れるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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