代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたは自分の事を優柔不断だと思いますか?
もしくは、あなたの周りに優柔不断な人がいますか?
優柔不断であることで、損をすることはあっても得をすることはあまりないような気がします。
性格だから仕方ない…で片付けられない、この優柔不断。
治せるものなら治したいと思う人も多いかと思います。
我がカウンセリングルームにも「主人が優柔不断で困る…」とか「彼が優柔不断で…」というような相談が非常に多く、カウンセリングを受けている人も沢山います。
そこで今回は優柔不断の特徴と心理状態について書かせていただきたいと思います。

世の中には優柔不断な人って結構いるけど、優柔不断な人と付き合うと疲れてしまう人も多いみたいね。そういった面でも、優柔不断は人間関係を悪循環にしてしまう原因でもあるわね。

優柔不断な人は、やっぱり嫌われてしまう原因でもあるよね。今回は優柔不断な人に共通する「10の特徴」と「3つの対処法」が紹介されているから、「自分は優柔不断だ」と感じている人にはぜひ参考にして欲しいね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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優柔不断とはどういう意味か!?どんな人が「優柔不断な人」なのか!?
優には優しいという意味があり、柔には柔らかいという意味があります。
優柔には気が弱い、ハキハキしないという意味があり不断には断れない、切り捨てることができないという意味があります。
両者の言い分を汲み取ろうとする心優しい人は、一方の考えを切り捨てることができないため決断が出来ずに優柔不断な人になってしまいます。
優柔不断の原因とは!?「優柔不断な人」に共通する「10の特徴」を徹底解説!!
優柔不断の原因は何か!?
優柔不断の原因として、他人への配慮や人からの評価を気にしすぎることと、他人の価値観を気にしてなかなか自分の価値判断で物事を決められないことです。
優柔不断な人の特徴は!?
ではこれから「優柔不断な人」に共通する「10の特徴」を紹介していきます。
この特徴の中に「優柔不断な人」を卒業できるヒントが隠されています。
自分もしくは周りの人に当てはまるケーズがあるか、チェックしながら読み進めてみることをオススメします。
①二者択一であっても決められない
食事のメニューなど、日常的なことであってもなかなか決められないのが優柔不断な人の特徴です。
二つの候補のうちどちらかを選ぶ場合であっても、それぞれの魅力的な点が気になってしまい、なかなか決められない性分です。
②過ぎたことを何度も振り返ってしまう
優柔不断な人は一度決めたことであっても「あの時の決断は正しかったのか?」と何度も振り返り「もっとこうすべきであったかも」と過去の出来事に捉われやすい傾向があります。
過去を割り切れず精神的な負担を抱え、しんどい思いをしがちです。
③あらゆる可能性を考えないと不安
普段と少し違うことをする場合には、あらゆる可能性や気をつけるべきことを考えないと気持ちがざわざわしてしまう、心配性な面を持っているのが優柔不断な人の特徴です。
あらかじめ考える時間があるほど、その傾向が強まり一人で深刻に悩んでしまうこともあります。
④一度決めたと思っても、また直ぐに迷い始める
意を決して「今回は決めた」と思う瞬間を迎えられたとしても「でも、やっぱり」という気持ちが心の中に渦巻きふたたび迷い始めてしまう傾向があるため、優柔不断な人はいつもスッキリした気持ちになりたいと心から願っています。
⑤周囲の人の様々な意見に耳を傾ける
優柔不断な人は、自分一人で考えていても堂々巡りだとわかっているので、出来る限り人の意見を取り入れて早く結論を出したいと思い自分なりに努力をしています。
⑥もっと良い方法や考えがないかと追求し続ける
常に完璧な理想を追い求めている傾向があるため、優柔不断な人は理想の条件が得られるまでになかなか決断ができない時があります。
7割や8割が希望通りであっても、残りの2割か3割をどうにかできないかと考え込んでしまいます。
⑦みんなが気を悪くしないように最大限の配慮をする
自分の周りにいる全ての人の気持ちを損ねることがないように、優しい配慮をし続けることが結果として優柔不断になってしまいます。
決めなければいけないことはわかっているけれど、色々な人の事を考えると決められないというのが本音です。
⑧リーダーシップをとりたがらない
優柔不断な人は、人の意見をまとめたり、リーダーとなって周囲の人を先導するような中心的な存在となることをできる限り避けようとする傾向があります。
大多数の人の流れにのって行動したり、とくに自分の意見を言わなくても事が進む状況がもっとも居心地よく感じます。
⑨「何でもいいよ」など具体的な返答を控える
たとえば、急に時間ができたときに「次はどこにいく?」と聞かれたら「どこでもいいよ」と答えるのが優柔不断な人の定番の答えです。
尋ねられていることに対して、まったく無関心であるかのようにも感じますが、実際はとにかく自分の希望がよく分からず、すぐに良い答えが思いつきません。
相手に決めてほしいというのが本心です。
優柔不断な人は考えることをやめたいけどやめられないジレンマに悩まされることが多く、大変な思いから逃げ出せたらどんなに楽かと思っています。
⑩自分を信じる力が弱いこと
実は決めるということは「信じる」ということと大きく関連しています。
まずは自分自身。
そう感じる自分の感覚。
そう考えた自分の判断。
何とかできる自分の力。
こういったものを信じられないとなかなか決めることはできません。
優柔不断を克服する「3つの対処法」
いかがでしたか?優柔不断な人に共通する10の特徴を挙げてみました。
あなたや周りの人に当てはまる部分はありましたか?
もし当てはまっていたとしてもまったく問題ありません。
次に紹介する「優柔不断の対処法」を実践すれば「優柔不断な人」を卒業することができるでしょう。
「優柔不断な人」と卒業するには!?優柔不断を克服する「3つの対処法」を紹介!!
それでは続いて、優柔不断を克服するにはどうしたら良いのか?
これから3つの対処法を紹介します。
この3つの対処法は、とてもシンプルですが効果は絶大です。
もちろん思考(頭の中で考える)が重要ですが、そのことをあえて言葉に出して何度も(30回以上)言ってみるとさらに効果は上がります。
まずは1つずつでも問題ありません。
自分のできる範囲で少しずつ実践してみてください。
①なにか一つでもいいので信念を持つこと
信念と言っても簡単なことでかまいません。
難しく考えず少しずつ積み重ねぶれない軸を作って下さい。
たとえば「多数決の時でも自分がこうだと思ったら賛成がすくなくてもそちらにつく…」とか、「会議中に1つは必ず意見を出す」などです。
何でもかまいません。
自分の中に物事に対する判断基準を作っておくことで、いざ決断しなければならない場面に遭遇した時でも迷わずに行動できるようになります。
②5秒以内に決断すること
決断とは瞬発力だと考え、AかBかといった選択肢の中でこれがいいと直感で思ったものを5秒以内に選ぶこと。
食事の内容だったり、仕事の内容でもかまいません。
そうやって瞬発力を身に着けていくうちに、決断することにも慣れてくるはずです。
どんどん行動していくことが大切なので、迷う前に頭に浮かんだ方を決めて下さい。
③自分で決めてことに関して後悔しない
自分が決めたことに対して「ああすれば良かった」と思うことはしないで下さい。
自分が決めて選んだのですから後悔はしないようにして下さい。
「やらない後悔よりはやる後悔」という言葉があります。
これはやらないまま後悔した方がやってから後悔するよりも後に引きずりやすいという意味を持っています。
自分でそれを選んだのならばどんな結果になったとしても別にいい、と少し尊大な態度でいる方がくよくよ悩まなくてすみます。
【まとめ】優柔不断は決して悪いことではない!大切なことは「人に愛をもって接する考え方」を意識すること!!
いかがでしたか?
3つの対処法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
「俺には無理…」「私には無理…」と思わずに出来るところから挑戦してみて下さいね。
最後に、優柔不断だからといって人より劣っている訳ではありません。
優柔不断とは真面目で思慮深く、周りの意見に合わせ、人にやさしくあろうとする行動だと思います。
それが行き過ぎてしまったせいで優柔不断になっているだけで、少しずつ行動していくことで徐々に変わっていくことができます。
優柔不断が短所だと思っているあなたは、その短所を長所に変えていってほしいと思います。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

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